「オシャレでリビングは広くて…ウフフ…」
「キッチンはアイランドで…テラスがあって…ウフフ」
と妄想が止まらないのはシュン&なぎー夫妻。
でも…
ちゃんとした知識のないままお家を建てちゃうと…
「マ、マジか…!」
「住宅ローンで自己破産なんてイヤ…!!」
せっかくお家を買ったのに破産なんてことになったら…最悪ですよね…
そうならないための知識を付けるために今回シュン&なぎー夫妻がやってきたのは、
縁 創建工房さんの「家づくり寺子屋」です!
縁 創建工房とは?
そんな縁 創建工房さんが開いている、
耐震等級3の長期優良住宅で、孫にも受け継がれる、そんなお家を建てると同時に、家づくりのこと、金銭面のことを学べるお客様向けの勉強会、それが今回の「家づくり寺子屋」です。
(家づくり寺子屋の様子)
家づくり寺子屋は、
「土地をすでに持っている場合」と、
「土地から探す場合」
に分かれており、今回は「土地から探す場合」の勉強会を受けてきました。
※現在は新型コロナウイルス感染防止の観点からオンラインで家づくり寺子屋を開催しております。
TV電話を使って、スマホやタブレット・パソコンから手軽にご参加いただけます!
外出や三密が不安という方でも、お家で気軽に受けることができますよ。
縁 創建工房さんは、ただお家を建てたらそれで終わりというのではなく、その先のことも一緒に寄り添ってくれる、そんな会社です。
そう言って話し始めてくれたのは縁 創建工房の代表の松藤さん。
「そうなんです。
「ぜ、全国ですか!?」
実際に足を運んで、納得したものだけを使いたいと思って。
で、そんなぼくたちの会社理念は、
「ご縁ある方に家づくりで失敗させない」
ということ。
そういうことを考えながら本当に100年持つ家をつくりたいって思いでやっています。
約10年前、創建工房の数少ない見学会に毎回来てくれるご家族がいました。
「僕はいい家をつくったらいいと思ってたんですよ。
自分が満足するものをつくって提供したら絶対選んでくれると。
でもその前に「土地ってどうやって買うの?」とか「住宅ローンって何なん?」とかそういうことが必要なんだって気付いたんです。」
「たしかに…土地探しとかローンのこととかって全然わからないです。」
「まずわからないことのハテナを取ってあげることを、業界人としてやるべきなんじゃないかなと思って。
「それではさっそく入学前の説明に入りたいと思いますが、一般的にお家を建てたいと思うキッカケってどんなことだと思いますか?」
「う〜ん、結婚したからとかですかね?」
「そうよね…タイミングというか。」
「そうですね、家づくりのキッカケはそれぞれなんです。
エリアを重視する方もいれば、ローンの年数を気にしての方もいます。」
家賃がムダ
現状、社宅・家賃補助があるけど切れてしまう…
子供がいるので、隣や下の階に気を遣う…
漠然と…そろそろ40歳だから…
子供が小学校に上がるまでには…
老後のことを考えるといつまでも賃貸というわけには…
友達や職場の同僚が家を建てたから家が古くなってきたから…
寒い・暑い・結露・カビ…
低金利・消費税が上がる前に…
家が古くなってきたから…
「キッカケはそれぞれですが、みなさん共通して言えることは、「どう進めていったらいいかわからない」という悩み・不安・疑問があるということです。
その悩み・不安・疑問を持ったまま家づくりを進めてはいけません。
必ず勉強してから進んでください。」
「よく新聞チラシなんかでこんな言葉を目にしませんか?」
・月々返済〇〇万円!
・家賃と比べてください!
・頭金0円からOK!
「はい、めっちゃよく見ますね…」
「これってそのまま鵜呑みにして大丈夫ですか?
『家賃と変わらないし』という選び方はすごい危険なんです。」
「ええっ!?そうなんですか!」
「ここは1時間目でしっかりとお話しますんで。
ここからが本題です。
家を建てるときの予算の考え方ってどうですか?
土地代金+建物価格+諸経費=総予算
って考えていますか?
こういう場合は結局予算オーバーになってしまいます。」
「えっ?そうじゃないんですか?
でも土地の代金とかがわからないと予算の合計も決められないし…
どういう計算をすればいいんですか?」
「わからないものにわからないものを足していくと、結局オーバーしてしまって予算はあってないようなものになります。
そうならないための正しい予算の考え方は…
〇〇〇なんです!」
「えっ!?そういう考え方をするんですね!!」
「『ご縁がある方には家づくりで失敗させたくない』という思いで始めた「寺子屋」。
今では卒業者が200組になりました。
もちろんその中で創建工房以外を選択された方もいます。
でもそれはそれでいいんです。
人生で一番高い買い物である家について、学び・知り・本物を見極める目を持つことが家づくりの第一歩だと思っています。
家づくり寺子屋はそのための学びの場なんです。」
・家賃とローンは比べない!
・予算をしっかり考える!
「知ってるようで知らないことばかりだったというか、予算の考え方なんかはビックリでした…!
入学前説明なのに全部聞いたような気分になりました(笑)」
「けっこう濃い内容ですよね(笑)
でも本題はここからですよ!」
家づくりを始める前に…
「ではいよいよ1時限目を始めていくんですが、まず、
家賃と住宅ローンの違いってなんだかわかりますか?」
「違いですか?
家賃は大家さんに払って、住宅ローンは銀行に払う…」
「そうですよね。
一般的な認識はそうだと思います。
そう考えると月々の支払いが家賃と同じだったり低い場合もあります。
でもそこに飛びついては危険なんです。
では家賃の金額決定の要因を考えてみましょう。
家賃というのは借りたい人が多くて人気だと高くなり、空室を埋めたい場合は安くなります。
つまり需要と供給のバランスで家賃は決まっているんです。」
「それに対して住宅ローンは金利の塊なんです。
金利の影響によって支払う金額が増減します。
なのでそもそも家賃と住宅ローンは比較できるものでは無いんです。
ここの認識を間違えてしまうと…最悪の場合、自己破産の可能性も。」
「じ、自己破産ですか!?」
「年間6万人以上の方が自己破産していますが、そのうち1万人が住宅ローンが原因で自己破産してしまっているんです。」
「なな、なんと!!
住宅ローンで自己破産ってそんなに多いんですね…」
「現在日本の銀行さんで扱っている住宅ローンの種類はなんと4800種類あります。
そしてその中でみなさんが組むことができる住宅ローンはたった一つです。」
「ええっ!?4800種類もあるんですか!?」
「難しく考えなくて大丈夫ですよ。
住宅ローンは大きく分けると、
変動金利と固定金利の2つに分けられます。
では、そのどちらが得なのか?
この判断をする一つの指針として時期とタイミングを見極める必要があります。」
「住宅金融支援機構フラット35」より画像を引用
「その時期によって最適な住宅ローンが違ってくるんですね…!」
「ではここでちょっと怖いお話を…
それは変動金利で金利が大幅にアップした場合に起こる未払い利息というものです。」
「『未払い利息』ですか?」
「なんと毎月ちゃんとお金を返済しているのにいつまで経っても借金が減らないという恐ろしい状態です。」
「えぇ!!ちゃんと返してるのに減らないってどういうことですか!?」
「それは〇〇〇〇ってことなんです!」
「そ、そそそんなことになっちゃうんですか!?
ゾッとします…」
「ではここまで1時限目でいろいろと住宅ローンについてお話してきましたが、住宅ローンの承認に影響を与えるもの、そして住宅ローンの種類によっても今後の支払額が大きく変わってくるという点に注意しながら慎重に進めていくことが大事なんです。」
・自分にあった最適なローンを選ぶ
・住宅ローンは時期とタイミングを見極めることが重要
「住宅ローン=銀行でお金借りる
ぐらいしか知識がなかったけど、しっかりと勉強して選ばないと怖いことになるんやなぁ…」
家づくりにかかるお金
「それでは2時限目では実際に家づくりにかかるお金の話をしていきたいと思います。
まずは家づくりの進め方について見ていきましょう。
コチラが実際にお家を建てるまでに踏まなければならない工程。
ざっくり25工程ぐらいです。」
「こうやって見ると…めっちゃやること多いですね…」
↑ 家を建てるまでのスケジュール
実物は家づくり寺子屋で確認してくださいね!
「土地から探す場合と建築会社から探す場合で、工程の順番は違えどお家の完成までにこれだけの工程を踏まなければいけません。
しっかりとお家の完成時期を明確にして計画を立てていくことが重要なんです。
そしてスケジュールを確認したら、ここで注文住宅のお金の支払い方について注意しないといけません。
注文住宅を建てられる方のお金の支払いは、完成度合いによってその都度支払うことが通常です。」
「えっ?完成してから一括じゃないんですか?」
「そうなんです。
なので、土地購入からの方は、まず土地の代金を支払わないと建築が始まりません。
その後、契約金や着工金(建物価格の1/3)などをその都度支払い、最後に残金や諸経費をお支払いとなります。
ですが、土地を現金で購入し、途中の支払いも現金でできます!という方はほとんどいません。
しかも住宅ローンというのは基本的に完成した物件に対して融資を行います。」
「えっ!?じゃあ無理じゃないですか!
お金払えないですよ…」
「これだけ聞くとゲームオーバーに聞こえてしまいますが、ちゃんと解決方法があります!
それは…〇〇〇〇〇って方法を使えば大丈夫ですよ!
それぞれの人によって金額は異なります。」
「これで家づくりにかかるお金が一通り明らかになりました。
ではここで老後の生活について見ていきましょう。」
「私達が65歳になって、年金をもらう時代になったとき、それだけで満足のいく生活が送れるのでしょうか?
年金の総受給額は現在はプラスですが、私達が65歳を迎えるころにはマイナスになってしまっています。
1990年生まれの方だとマイナス2,240万円になると言われています。」
「えーーー!!
そんなにマイナスになるんですか!?」
(↑シュンは現在33歳なのでだいたい2,000万円ほどのマイナス…)
「私達の老後の生活資金は、
退職金・年金・貯金
の3つの合計になります。
ではこの合計額がいくらあれば安心して生活できると思いますか?」
「う〜ん…
(そういえば最近TVで老後に2,000万円とか言ってた…)
2,000万円ぐらいですか?」
「実は…
〇〇〇〇万円と言われています。」
「え…そ、そんなにかかんの!?」
「びっくりですよね…!
老後の安心した暮らしを考えると、生涯入ってくるお金と出ていくお金をしっかりと把握しておくことが重要です。
さらに、実際に日本の住宅の寿命は30年ほどと言われており、欧米と比べて短くなっています。
そこで国の施策として「長期優良住宅制度」というものが始まりました。」
長期優良住宅の建築および維持保全の計画を作成して所管行政庁に申請することで、基準に適合する場合には認定を受けることができます。
(国土交通省HPより引用)
「耐震性・省エネルギー性・劣化対策などの条件をクリアすることにより、税制の優遇措置などのメリットを受けることができます。
これにより、控除による金銭面だけでなく、長く住み続けられるお家を得ることもできます。」
・しっかりとお家の完成時期を明確にして計画を立てていく
・諸経費でかかるお金もちゃんと用意しておかないといけない
・老後のことも考えて資金計画を立てる
「単純に家づくりにかかるお金って言っても、建てたあとの生活も考えてちゃんと計画を立てていかんとアカンねんなぁ。
家を買って、ローン組んだら後はもうOKぐらいの認識しかなかったけど、住宅ローンで破産とかしたくないしちゃんと考えよ!」
とここまででちょうど半分の2時限目までが終了!
今まで知らなかったけど、お家を建てるなら絶対に知っておかないといけない内容ばかり!
記事内の〇〇の箇所は実際に家づくり寺子屋に参加して確認してくださいねー
後編では、
3時限目:住宅について
4時限目:土地探しについて
をお送りします!
なぜシュンとなぎーは苦悶の表情を浮かべているのか…そのヒミツは後編をお楽しみに♪
後編でも目からウロコの知識が盛りだくさんですのでお楽しみにー!
縁 創建工房
大阪府寝屋川市萱島東3丁目18-8
072-814-7207
「ひらつーで”家づくり寺子屋”の記事を見た」とお伝えいただくとスムーズかと思います!
・縁 創建工房(公式サイト)
・see-saw(公式サイト)
・縁 創建工房関連記事