相談しててよかった〜!
枚方市内でカフェを経営しているクロちゃん。
(という設定のクロ@ひらつー)
コロナ禍で経営が大変になるお店さんが多いですが、クロちゃんのお店はなんとか乗り切れるみたい。
でも税理士さんに相談していたらなぜ大丈夫だったんでしょうか?
クロちゃんがやってきたのは、
クロちゃんはいったいどんなことを相談していたのか…そのようすを見てみましょう。
ということでお話を伺ったのは代表のうえだ先生。
「今の所は大丈夫なんですけど、このままいくとコロナの影響で経営が怪しくなりそうな気がして…
それで相談に来たんですけど、こういう場合ってどうすればいいんですか?」
「そうですね。
まずは資金の余裕を持つことが重要です」
「資金の余裕ですか?」
いくら手元に資金があったとしてもとりあえず借りて悪いことはないです。
荷物にならないし、新型コロナウイルスの特別貸付も対象であれば無利子で借りられます」
「そ、そうなんですか!?」
「で、もしいらなかったら返せばいいだけですから、業績が悪化してから借りるって言っても貸してくれるとは限りません。
だから借りられる時に借りられるだけ借りておく。
事業者さんの中には借りるのが怖いとか、敬遠する人も多いです。
やっぱり借金っていうのはどうしてもいいイメージじゃないですよね」
「うぅ…そうですね…できれば借金はしたくないって思っちゃいますね…」
「いわゆる借金があるかどうかじゃなくてお金を持ってるかがどうかが大切なんですね。
それはもちろん自分で稼いだお金であればベストですけども、無いよりも借金してでもお金があった方がいい。
一度借りたら返すのは自分の裁量で返せますよね。
でも借りられるかどうかは金融機関さんの裁量ですよね。
借りちゃえば返すのは自分の選択権です。
だから手元に資金を置いておいた方が絶対いいっていうことです」
「たしかにそうですね」
「特にこのコロナのタイミングだと、それこそ本当にいまだかつてないような無金利、無保証、返済も繰り延べられるっていうのがあります。
それはもう今後ともないような借りる者に有利な条件なので借りておくのがいいと思います」
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的に業績が悪化している方で、
が対象の特別貸付のこと。
融資限度額は8000万円ですが、4,000万円を限度として融資後3年目までは基準利率-0.9%、なおかつ無担保で借りることができます。
しかも一部の対象者については、基準利率-0.9%の部分に対して中小企業基盤整備機構から利子補給を受けることにより、当初3年間が実質無利子となります。
(日本政策金融公庫HPより一部引用)
「『借金は怖い』『借金はいけない』『借金は危険』という考え方を持たれてる方がかなりおられて、『そうは言っても借金は良くないんじゃないですか』『借りたら返さないといけないじゃないですか』と。
もちろん借りたら返さないといけないですよ(笑)
だけど借りたお金があるから返せるんですよね」
「あ、そうか。借りたお金を何かに使うわけじゃないんですね」
「そうです。普通なら当然金利もかかるんですが、今は金利がかからない、いわゆる連帯保証もない、だからリスクがないんですね」
借りた金額+利子+担保
が掛かってくる
でも今なら…
3年以内に返せば利子は0%!
「なるほど…今の期間中に借りて、手元にお金を置いておく。
そして3年間の優遇期間中に返せば利子もかからないので元通りですもんね」
「こうやってちゃんと説明させてもらえば『なるほど』ということで、やっぱりお金があった方がいいよねって理解できますよね」
「確かに…ぼくはこうやってうえだ先生に相談したからお金の知識を得られましたけど、相談していなかったらどうなっていたんですかね…??」
「多分そうですね…」
「でもギリギリまでお金がなくなった時は銀行がお金を貸してくれないですからね。
銀行はお金を返して欲しいからあまり余裕がない人にはお金を貸さないんですよ」
「ですよね…ドラマとかでそういう展開見たことある気がする…」
「だから余裕があるうちに借りておかないとダメなんです。
ギリギリまで我慢しようと思ったら、もうそのギリギリは銀行から見て危険な相手なんですね。
だからそこには貸さない」
「本当にお金がヤバくなったときにはもう手遅れなんですね」
「ということを知ってなければギリギリまで我慢しちゃうんですよ。
『借金は悪い』っていう前提なんでできるとこまで自分の貯蓄を取り崩しちゃうんですよ。
そして全然無くなった時、商売も儲かってない、お金もない、じゃあ銀行貸さない、で潰れてしまうんですね」
「それは避けたいですね…
うえだ先生と顧問契約していると、月次決算だったり年次決算で数字を見て、それを踏まえてお金をどうするかお話をしてくれるということですよね?」
「そうですね。特に銀行融資っていうのは『貸してください、はい貸します』ではなくて、それこそ私らがやってる財務状態が重要になります。
財務状態が良くないと銀行さんも貸してくれませんから。
顧問契約させてもらっていれば毎月のお金の状態も出ますから「今の状態がこうです」という風にスムーズに融資の動きもできますよね」
「なかなか個人だと毎月きっちりお金の計算をしてって大変ですよね」
「多分それをやってない人は、年に1回の確定申告に合わせて慌ててやることが多いので、それは融資の時には何もできていないということなんです。
融資の時の申込書に今の財務状態を記入することができない、ということは銀行の借り入れがスムーズにいかないってことになるでしょうね」
「じゃあ、うえだ先生のところで顧問契約すると、そういう“何か”が起こった時の対応の準備がすでにできているという状態でいられるってことですか?」
「はい。常にその準備ができている、何があってもできているので慌てなくていいってことです」
「そうですね。慌ててお金の計算をしてもなかなか間に合わないですし、それが正しいものとは限らないですよね。
それが正しい正しくないかとはまた別に、融資に有利か不利かもわからないですよね」
「素人にはわからないですね…」
「実際に契約して頂いている顧客様で、これまでに融資のサポートをさせてもらった額は100億円を超えています」
「ひゃっっ、100億円ですか!?!?」
「そういうところで言うと毎月見させてもらってるというのはメリットがあるんじゃないかなと私は思いますね」
「確かに!そうやって毎月お金関係のことを見てもらえるというのは安心感がありますね…!」
「今回コロナ対策でいろいろな助成金や補助金が出てると思うんですけど…
国が書いてる書き方は業種・業態がわかりにくかったり、自分が対象かどうかっていうのがすごくわかりにくくて…
こういうところもうえだ先生に相談したらサポートしてもらえるんですか?」
「あれはね、緊急対策だったんで国も慌てて作ったからややこしくて仕方なかったと思うんです。
あの時はあまりにもスピード重視で一斉にドッと国の方に問い合わせが来てたから、電話がつながらなかったんですよ。
だけどそういう時は私たちは横のネットワークで、知り合いの税理士に聞いたり、他の士業の人に聞いたりして対応したりしましたね。
そういう情報を仕入れてお客さんにフィードバックさせてもらって、それで助成金が通った。
書き方さえわかれば、まぁやり方は簡単です」
そのメリットはけっこう大きい気が!
逆に税理士さんに頼まずに自分でやろうとしたときのメリットとデメリットはどんなものがあるんですか?」
「デメリットはお金がかかる。
そこが一番のデメリットじゃないですかね」
「そうですね。
税理士さんにお願いする以上はお金がかかりますもんね」
「でもそれぐらい。
メリットはたくさんあって、まずスピードが速くなる。
自分で調べていたら、どこへ行けばいいかわからない、聞いてもよくわからない。
でもウチならスグ答えられますし、ネットワークを通じて調べたりすることもできます。
特に緊急事態はスピードって結構大切なので。
もう今日のお金が無いという時にいかに早く融資を受けるか、助成金を受けるか、スピードがすごい大切だと思いますね」
メリット
・スピーディな対応
・他の士業さんとのネットワーク
・正しい情報を得られる
デメリット
・お金がかかる
「お金が無いギリギリの状態だと一刻を争うのでスピードは重要ですよね…」
「あとは自分で調べた情報が正しいか正しくないかを検証できない。
ネットで調べたらだいたい載ってるじゃないですか。
ただ、それが正しいかどうかという保証はまったくないから、正しい情報をより早く得るためにお金を払っていただいてると思ってもらっていいのかなと思います」
「でも今回の騒動で、いろんな事業者さんが継続しようかどうか、これから自分たちはどうなるのかなどとすごく悩まれたと思うんですけど、うえだ先生のところにはどんな相談があったんですか?」
「まず飲食店さんなんかは一時的にはお客さんが全く来ないという状態がありました。
そういうところはさっき言ったように融資を受ける、助成金を受けるとかとりあえず生き延びることを優先しました。
お客さんが来ない間は融資や助成金で生き延びていただくしかしょうがないですよね。
そのあとで、飲食店ならお持ち帰りにするのか、業態を変えてしまうのか。
それは個々のアドバイスがありますよね。事業者さんがどうしたいか」
「たしかに、それは本当に人によってバラバラですよね」
「テイクアウトをしてお店を続けるのか、あるいはチャンスと思って他の閉じた店を買いに行くのか、何をしたいのかっていうのは事業主さんによって違いますよね。
それを個々に聞いて、選びたい道についてそれがまずできるのかどうか、できるならどういう風にするのか」
今のままいけば何ヶ月後にお金が無くなりますというのを計算させてもらって、このままじゃダメですね、どこでどうやって改善しますか?と。
テイクアウトを売れば、資金を減らさずにいけるようになりますねという話はさせていただきますね」
専門家と契約していなければ単純に不安を抱えながら日々を過ごさないといけないってことですよね」
「そうですね。
要するに今のままやったら何ヶ月後に廃業になるってわかったら、じゃあ何しますか?
経費削る?利益伸ばせる?もっとお金借りる?いろいろあるじゃないですか。
終わりがわかってると逆算して今から手をつけないとアカンってわかるじゃないですか」
「たしかに…!
普段からお金の流れをハッキリさせてたからこそわかることですよね」
「急に売上は2倍に増えないので、じゃあ今月からは売上をまず10%だけ伸ばしましょうかとか。
まず明日何をするのか。10%伸ばさなあかんっていうことはラーメンで言ったら何杯分、それを営業日数で割ったら1日に何杯かわかる。
じゃあ休み時間を減らして営業時間を伸ばしますかとか、お持ち帰りの方を増やしますかとか、ラーメンセットにして単価を上げてそれを売るようにしますとか。
そういうアドバイスをさせてもらえばいいわけですよね。
そしたら明日から何をすればいいかが見えてくる」
50万円÷ラーメン1杯800円÷営業日数25日
=1日に25杯売上を増やしたらいい
「す、すごい…!そんな具体的なアドバイスまでもらえるんですね!
「実際に何をすればいいのかがわかりますよね。
お金がない、不安やっていうのはそのとおりなんです。
じゃあどうすればいいんだっていうところで。
例えば『1000万円いるねん』やったら途方も無い金額ですよね」
「もうそれだけで諦めムードです…」
「でも、1000万円を3年、1000日で割れば1日1万円、という風に落とし込んで『じゃあ1万円分どうしますか』って話になったらわかりやすいですよね」
「めっちゃわかりやすいです…!」
「商売って必ず右肩上がりに行くってないんですよ。
どんな商売も山あり谷あり、谷の時にいかにそれを埋めるのかが大切」
「やっぱりずっと下がらずにというのは難しいんですね」
「いかに谷を越す方法を知っているか。
商売には山があります。その山で儲ければいいんですよ。
谷のところで、うまく融資でつないだりして頑張ったら山が来るんです。
いかに谷を埋めて山に持っていくのかというのを知ってると知ってないで全然違うんですね」
「最後に従業員さんの話なんですけど、今回の自粛で解雇するか、一時休業という形で休んでもらうか迷ったんですが、なにが一番良いんですか?」
「店を閉めるのではなくて、今は一時的に休むけど商売そのものは続けたいというのであれば、従業員さんを解雇せずに助成金とかを活用して雇用を続けたほうがいいです。
今どきのことなんで求人の倍率で言うと1回解雇して、また同じような人を雇うのは難しいんですよね」
「そうですよね。
同じような人が来てくれるとは限らないですし…」
「せっかく今いてる人はなるべくそのままのほうがお互いに良い。
その人もどこかよそ行くよりも慣れたところで働くほうがいいでしょうからなるべく雇い続ける。
谷が過ぎれば山が来る、その山の時にその人に活躍してもらえるはずですから。
谷ばっかりってありえないわけですよ。
だからなるべくいろんな方法を通じて人を確保しておいて、クビを切らずに継続したほうがいいですね」
「じゃあ雇用を継続できるようにうえだ先生からアドバイスをもらうこともできるんですか?」
「はい、もちろんです。
せっかく来てもらったんだから新しい人にまたイチから説明するよりもその人に説明した方が結局お互いに効率がいい。
なのでなるべく解雇とかそういう話はせずに、今いる人に最大限に頑張ってもらうように話を進めさせてもらいます」
常に準備ができているのでスムーズに助成金などの手続きが行える
他の士業さんとのネットワークがある
正しい情報を得られる
売上をUPさせるための経営アドバイスをしてもらえる
「うえだ先生、相談に乗ってもらってありがとうございました!
これでなんとかお店も持ちこたえられそうです!」
「それはよかった。
またいつでも相談してくださいね」
会社やお店の経営がこの先うまくいくか不安…
お金のやりくりどうすればいいかわからない…
そんな方はぜひうえだ先生に相談してみてくださいね!
プロならではの目線で的確なアドバイスをもらえます。
お金のことや経営のことなどでちょっとでもお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談することをオススメしますよー!
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