大阪の職人に習うワークショップinビオルネ!実際に体験してみた【ひらつー広告】

2016イベントレポート-2
イベントなどに実際に参加してご紹介する【ひらつーレポ


こんにちは。今年の夏は早い目に夏バテしたので、今は元気なくら@ひらつーです

暑さはまだまだ続きますが、楽しい夏休みは過ぎ去っていきますねお盆休みも終わりましたしね…

こうさくら
この時期外に行くのも暑いし、何か室内で黙々と工作とかしたいなぁ。なんて思ったり(去年の12月、100円で作れるクリスマスツリーを熱心に制作しているくら)

そんな夏の工作意欲を刺激するイベント、
おおさかの技FES
〜ふれあい大阪伝統工芸展〜

がビオルネで開催されているということで、実際に体験してきましたっ

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ちなみに、8/31まで開催されているイベント(体験は28日まで)なので、まだまだ参加のチャンスはありますよー

おおさかの技FESポスター (1)
(※クリックで拡大)
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開催場所はビオルネ3階のサテライト。

summerkurawanka
オシャレな雑貨がそろうお店、KURAWANKAの向かいです。(写真は過去の様子)

どんな体験ができるの? 

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くら「ほぇ〜、職人さんがいっぱい・・・。今日はどんな体験が出来るんやろか。」

くらがそわそわしていると、職人さんが声をかけてくれました。
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職人「お箸を自分で作ったりも出来るよ。良かったら見ていってね〜。」

くら「お箸作れるんですか!私だけのお箸ができちゃうなんて素敵〜

くらが体験しに行ったのは8月19日(金)。この日は「唐木指物」「透かし彫刻(欄間)」の体験がありました。


唐木指物(からきさしもの)って?
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「唐木」とは、紫檀、黒檀、花梨、鉄刀木等、東南アジアを主産地とする木材のことをいいます。
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桃山時代のころから原木が盛んに輸入され、その後、茶道、華道、香道の発展とともに、その堅牢さと独特の色調から茶棚、香炉台、座敷机などの様々な道具が作られ、江戸時代に入るとしゃれた調度品や身の回りを飾る細工物として唐木は多くの人々に愛されるようになりました。

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大阪では江戸時代に横堀川周辺に唐木を扱う商人や職人が集まり一大産地が形成され、現在につながる手づくりの技法が確立されたと考えられています。

釘やネジを1本も使わずに各種組手で組み立て、表面に漆をふきこんで仕上げた大阪唐木指物は伝統的な家具等の他、文箱や花台等、手軽で新たな新製品を産み、多くの人々に親しまれています。
(大阪唐木指物 :大阪府公式サイトより)


透かし彫刻(欄間)って?
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「大阪欄間(らんま)」は17世紀初期に起源し、はじめは豪壮華麗な飾りの中に「力」を現わすために用いられていたので、お寺や特権階級の屋敷に限られてましたが、その後江戸時代になると商家を中心とした一般住宅の茶の間、客間等の鴨居の上に採光通風を良くするという実用性と品格を保つために室内装飾として取り付けられました。

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大阪欄間には屋久杉の木目を生かした絵画調の彫刻欄間、桐の肌と透かし模様が調和した透彫欄間、簡潔な幾何学模様を表した筬(おさ)、組子欄間、特異な節抜(よぬき)欄間があり、日本家屋に相応しい装飾と換気の機能性を備えています。
(大阪欄間工芸協同組合公式サイトより )

くら「うぅぅぅ〜ん、どっちも気になる。ここはあえて難しそうな方にチャレンジしてみるか!」

ということで、不器用なくせにちょっと難易度の高そうな欄間の体験をしてみることにしました。

いざ、チャレンジ!

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くらを指導してくれたのは、大阪欄間工芸協同組合の久保田さん。

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久保田さん「この中から作りたいのを選んでね。」

くら「おぉ〜、動物がいっぱい。でも難しそうやなぁ。」

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久保田さん「こんなのもあるよ。」

くら「ぐぬぬ、レベル的には絶対こっちやけど、難しいのんが出来た!って言ったほうが皆びっくりするやろし・・・(何の見栄)」

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久保田さん「それなら、このうさぎはどう?人気もあるよ。」

くら「じゃあそれで!」

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ふぐ(写真中央)「そんな軽く決めて、ホンマに大丈夫かいな・・・。」

ふぐが心配する中、くらは意気揚々とスタート。
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久保田さん「ここをこう彫って・・・」

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久保田さん「歯はこっち向きにね。」

超ド素人のくらにもわかりやすく説明してくれました。

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くら「ほな、さっそくいっきまーす!」

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くら「あれ、うまく行かへん・・・」

久保田さん「それは木目反対やから、逆から彫ってみて。」

・・・とこんな感じでひたすら彫り続け、ひたすらアドバイスを求めます。

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くらが居眠りしているようにも見えますが、ちゃんと頑張ってます(笑)

さて、くらが一生懸命彫っている間に、もう一つのワークショップを覗いてみましょう。

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お箸を作るワークショップ。

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箸の太さをその人に合わせて削っていくのだそう。

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自分で削って作るお箸、とても愛着が湧きそうです。お箸も作りたかったけど、今日は我慢。

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さて、くらの欄間の様子は・・・

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あれ?久保田さんが彫ってる!?

くら「ふぅ〜、大体彫れたんですけど滑らかじゃなくてボッコボコ(笑)」

久保田さん「自分が彫ったそのままの物を持って帰ることもできるけど、綺麗にしていく?」

くら「・・・。お願いします。」

ということで、久保田さんが仕上げをしてくれていたのでした。

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久保田さんが彫っているのを見ていると、とっても簡単そうにスイスイ彫っていくんです。「簡単そうに見せる」というのが、さすが職人さんだなぁと思いました。

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くら「じゃーん、めちゃくちゃ立体感のあるうさぎが出来ました!」

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仕上げはほとんど久保田さん。でもベースはくらが彫りました!ドヤ!

いかがでしたでしょうか。
なかなか職人さんに教えてもらって体験することってないと思うので、ワンランク上の夏の工作を楽しんでみてくださいね。夏休みの自由工作にもぴったりですね!!

ちなみに今回くらが体験した「ミニ欄間」は、800円(税別)で約1時間でした

おおさかの技FES
〜ふれあい大阪伝統工芸展〜

おおさかの技FESポスター (1)
日時8/19(金)〜8/31(水) 10:00〜18:00
場所ビオルネ3階サテライト

唐木指物「大阪唐木指物を体験しよう!」
開催日8/19(金)・20(土)・23(火)・24(水)
料金500円〜

透かし彫刻「大阪欄間を彫ろう!」
開催日8/19(金)・20(土)・23(火)・24(水)
料金500円〜

紙紐漆工芸「色々なものに金箔を貼ってみよう!」
開催日8/21(日)・22(月)
料金1500円〜

ミニチュアドール「オリジナルミニチュアドールハウス」
開催日8/21(土)・8/22(月)
料金1000円〜

桐箪笥「桐材を使って桐箱・花台つくりの体験」
開催日8/27(土)・8/28(日)
料金1000円〜

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皆さんもぜひ、体験してみてくださいね〜

関連リンク
ビオルネ
大阪唐木指物(大阪府HP)
大阪欄間工芸協同組合

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