一級建築士が語る「本当にあった家の怖い話」【ひらつー不動産】

怖いな〜怖いな〜…

怖いな〜…

ばばっち

すみませーん。今日もひらつーの取材で来ました!
…なんか聞こえる。渡邊さんの声?

おじゃましまーす…

ガラガラガラ…
(ドアを開ける音)

被ってるのはパンツではなく、三角巾です。
渡邊さん

あるんですよね〜こんな家は怖いな〜ってこと。
今日はそんな本当にあったお話をね〜していこうと思うんですね。

ばばっち

夏はもう終わったけど…口調があの怪談話風ですね。

ひらつー公式Instagramでは事前動画が公開されていました。

これまでダンボールで家をつくったりお菓子の家づくり対決したり制限時間ありで再びお菓子の家つくったり家づくりのすごろくつくったり激安割り箸で家をつくったり月1美味しいものを食べる会に参加させてもらったり…いろんな企画に乗っかってくれた渡邊さん(笑)

そんなアトリエ18にまたまた、ばばっちがお邪魔しにきましたよ〜!!

アトリエ18(エイティーン)とは

代表の渡邊さん(左)と石原さん(右)、一級建築士の2人が最初から最後まで対応します!

寝屋川市にある一級建築士事務所。様々な不動産業者や工務店からの案件でお家の設計をしながらも、一般のお客さんのお家を多数手掛けています。

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この広さでこんな安い土地が…

渡邊さん

まずは…土地の怖い話をお話しします。

ばばっち

土地…ですか?

アトリエ18実際に建築した土地
渡邊さん

まずね…「土地に掘り出し物はない」んですね。
安い土地には絶対理由があるんですよ。

ばばっち

…理由って何なんですか?

渡邊さん

よくあるのが「こんな大きさでこんなに安い」土地。
三角形や台形など、敷地の形が悪いとかそういうのであればまだOK。
家は建てにくいけど、僕ら設計士の腕の見せどころという感じですね。

ばばっち

となると、怖い土地ってまさか…(寒気)

渡邊さん

高低差のある土地や擁壁がある土地です。

擁壁が古いものだったり、ひび割れしている場合は一度潰して綺麗にしないと危ないんですよ。

イメージ写真

擁壁(ようへき)とは、大きな高低差がある土地での斜面の崩壊を防ぐための壁状の構造物

ばばっち

なるほど…こういう場所に建てたらやっぱり危険なんですか?
だとしたら、擁壁の上にある家はもうすでに危ない…?

渡邊さん

いや、そういうわけではないんですよ。
きちんと工事をすれば安全に家を建てることはできるんです!

怖いのは「知らずに選んで結果的に工事にお金がかかる」ということですね。
敷地が広いと1千万近くかかる場合もあります。

土地探しは落とし穴がいっぱい

こんな自然が多い土地の場合、デメリットを知っているのと知らないのでは全然違います。

アトリエ18の家づくりは土地探しから始まります。
土地探しは「どこで暮らすか」「どこで生きていくか」という選択。
大切なのは土地と建物を分けて考えないこと。
この土地に建てられる家はどんな家?こんな家を建てるならどんな土地?
アトリエ18では無料でご要望に沿った土地を紹介します!

「枚方でもありえる土地探しの落とし穴」って?気になる人はこの記事を見て!

ばばっち

うわ〜その分お家を建てるための予算も減っちゃいますね。

渡邊さん

そうなんです。
売り主が「土地の状態が良くないんで工事に1千万かかります」なんて言ってくれない場合もありますからね。
これは覚えておいたほうがいいですよ!

こんな怖い話も

建物の値段は多めに予算をとらないと怖い!
建物代に加えて銀行手数料・登記費用・仲介手数料などの諸経費が結構かかります。単純に土地と建物の半分ずつというわけにはいきません。

材料費も上がってきている昨今、理想のお家を建てたいなら土地選びから慎重にするべし!
アトリエ18では設計士が土地選びのアドバイスをしてくれます。

ばばっち

後々追加工事でプラス1千万円なんて言われたら予算計画がめちゃくちゃ…
怖いですね〜。

渡邊さん

ただ、さっき土地に掘り出し物はないと言いましたが「人によっては掘り出し物」という土地もあります。

例えば、道路が狭くて車が入れないような土地でも車を持たない人だったら問題なかったりしますよね。
そういう意味での掘り出し物はある可能性はあります。

ばばっち

なるほど。
その人によって外せない条件も違いますしね。

渡邊さん

土地の話でいうと、地域的な制限があったりもしますね。
高級住宅地なんかは制限が厳しかったりします。

敷地は大きいままでは売れへんから2つや3つに分けたりもしますが、制限が厳しいのに敷地が小さいから思ってたようなお家は建てられないこともありますね〜。

ばばっち

うわぁ…そんなこともあるんですか。

渡邊さん

僕ら設計士は土地を見て「こういう家は建てられない」とか「工事が必要かどうか」を判断できますが、知識がない売り主や仲介業者さんはわからない場合があるんです。
けど、なんでもよければ家自体は建てられるからその人達が嘘をついてるわけでもない。

土地選びは家づくりの第一歩なんで、知識がある人が選ばないとえらいことになるんです。

ばばっち

うわ、怖いですね〜。
何も知らずに駅から近いからとか、そういうので選んでしまいそう。

ばばっち

枚方市内でもよく見る、大規模な分譲地はどうなんですか?

渡邊さん

何十区画もある分譲地は余計なお金がかかることはないんです。
高低差の処理が終わってるし、道もきれい、水道管と下水管も引き込んであるし怖いことはない。

ただ、好きな工務店や設計事務所では建てられない。
分譲地の決まった会社で建てないとダメなんです。

ばばっち

なるほど。
いや〜土地選びって奥が深い!

要望がグチャグチャの家…

渡邊さん

続いて、間取りの怖い話を…。
「リビング20帖で子ども部屋6帖は必ずほしい」と、特に理由はないけどなんとなくこだわる人、インスタで情報を集めて「玄関収納もウォークインクローゼットも付けて家事動線よくて、あれもこれも絶対ほしい…」と要望を詰め込む人、
怖いですね〜。

ばばっち

あ、私もどうせ家を建てるならそう思っちゃいます(笑)

渡邊さん

気持ちはわかりますけどね。
いろいろ詰め込むとグチャグチャの家になります。

優先順位をつけて1番〜3番は実現ができても、7番目くらいからは予算や広さによって不可能な場合もありますね。
そこをスパッと切れる人はいい家づくりを進めていきやすいです。

ばばっち

そっか〜確かにこの前見せてもらった『猫のために建てたお家』は限られた土地に無駄がない設備・間取りでめちゃくちゃよかったですね!

猫のために家建てちゃいました【ひらつー不動産】より。

渡邊さん

この家を建てたご夫婦はうまく僕の意見と優先順位を付けてくださったので、予算(土地合わせて3,000万円以下)を考えながら、24坪の土地をうまく使ってとてもいいお家ができましたね!

2階リビング
渡邊さん

そんなに広くない土地なので2階リビングを提案して、部屋数を少なくすることでゆとりがあるお家になりました。

うちの自宅も2階リビングなんですが、1階よりも陽が入るので冬も暖かいですしいいですよ!おすすめです。

ばばっち

猫ちゃんたちもノビノビ遊んでましたよね〜。
予算内でこんなに素敵なお家が建てられるってびっくりしました!

渡邊さん

漠然としたこだわりもいいですが、柔軟にプロの意見を素直に聞く方はいいお家を建てられますね。
固定観念に囚われるのは…
怖いな〜怖いな〜
実に怖い。

ばばっち

もう稲川淳二さんに見えてきました。

地震も怖いけどもっと怖いのは…

渡邊さん

あとは…耐震の怖い話。
耐震は当たり前の話ですよね〜地震がきて家が潰れたら亡くなる人もでてくるので。
でもデザインばかり考えて、耐震を後回しにしている業者もないことはないんです。

ばばっち

それは怖いですね…。

渡邊さん

お家の耐震等級は1から3まであって、もちろん3が1番いいんですね。
1っていうのは、 建築確認申請を市役所に出しただけでもう1なんです。

なので何も法律違反ではない。
最低限せめてこれは守ってよっていうのが建築基準法なんですよ。

ばばっち

そうなんですか…できれば3の家を建てたいですよね。

アトリエ18では建築基準法を満たす一般的な耐震等級1は最低限と捉え、等級1で想定する1.5倍の地震が起きても倒壊しない強度をもつ「耐震等級3」を採用しています。

渡邊さん

ただね、大きな地震って場所によっては来ない可能性もあるじゃないですか。
…そう考えるともっと怖い話があるんですよ。

ばばっち

…と、言いますと?(ゴクリ)

渡邊さん

断熱性なんですよ。

ばばっち

確かに断熱性が高いと1年中快適に過ごせそうですが…地震よりも怖いって本当ですか?

身震いする渡邊さん
渡邊さん

要は温めた空気や、冷やした空気を逃がしにくくする性能なんですね。
その性能が弱かった昔の日本家屋の多くは、ストーブなんぼ炊いても廊下やトイレ・お風呂が寒い。

そうなると…
ヒートショックがおきるんです!
これが1番怖い。実に怖い。

ヒートショックとは?

温度差に注意!

暖かい部屋から寒い部屋への移動など、住環境における急激な温度変化によって血圧が大きく変動。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こし、最悪の場合命に関わることも。

渡邊さん

まだ若い人は大丈夫でも、50代60代70代と年齢が上がるにつれ死亡率が高くなるんです。
実は交通事故にあうよりも高いんです。

ばばっち

え、
これは本当に怖い。

寒気がした瞬間、ろうそくの火が揺れました。
渡邊さん

酒飲んでええ気分になって、ちょっと風呂入ってくるわ〜言うて暖かいリビングから、寒いお風呂場に行ったっきり…あれ、お父さん上がってこないね?なんて。

怖いですね〜。

ばばっち

ゾゾゾっ…(寒気)

ばばっち

冬が来るのは毎年のことですもんね〜。
これから老後まで住むとなると、断熱性がしっかりしたお家を建てるのが安全ですね。

渡邊さん

2025年4月(予定)から断熱材の義務化が始まるんです。
今までは断熱材がない家でも建てられたんですが、義務化になると絶対入れないとダメ。
ただ、ある程度って基準が低すぎるんです。

渡邊さん

寒い冬に洗面所まで行ったらぽっくり…とまではいかなくても、倒れてしまって後遺症が残ったら働けなくなることもあります。

断熱とその前に言った耐震、この2つは最低限ですね。
10年ほど前よりはマシになってはいますが、「予算が足りなかったから」「お客さんが言わなかったから」…理由があってもやらないのは怖いですね〜。

渡邊さん

土地選びを慎重にして、間取りはプロに意見を聞いて、耐震・断熱性の良い家に住む。

これでもう怖いな〜なんてことは…

ないんですね〜。

ばばっち

最後まで稲川淳二さん風に(笑)
渡邊さん、ありがとうございました!

この怖い話、覚えておくべし。

好評だったら第2弾やりたいです。

いかがでしたか?

アトリエ18の一級建築士 渡邊さんの「本当にあった家の怖い話」
これから家を建てる予定の皆さん、しっかり覚えておいて損はないですよ!

公式HPには家づくりの流れや参考プラン・費用も掲載。

土地探しはこれから!
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という、そこのあなた!
アトリエ18では、設計士視点での土地探しのサポートから、希望にあわせた省エネ・耐震仕様のお家づくり、現場管理もまるっとお任せできます。

お家をご検討されている方は、ぜひアトリエ18に相談してみてくださいね。

公式Instagramでは、施工例や動線がひと目でわかる間取り紹介を掲載しています。
もっとアトリエ18のお家をみたい!って方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね〜!

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