インパクトって大事やん？幾何学パターンの壁の中はまさかの〇〇！6/10〜6/20はリノベ見学会も開催【ひらつー不動産】

今回は「E-NAKA英語専門塾 イーナカ」　という塾の施工で、元々美容室だった場所をリノベーションさせてもらいました。

インパクトありますよね！

もちろん外観だけじゃなくて中も面白いつくりになっていますよ。

これは私のアイデアでは…ございません。

これはgreen建築工房のデザイナーさんが考えてくださったアイデアで、私も予想してなかったデザインになっているので、最初確認させてもらったときは本当にビックリしました。

私と軽部というスタッフの2人です。

最初に笹木先生と打ち合わせさせていただいて、何よりも「今までの塾に見えない、塾っぽくないデザイン」にしてほしいというお話を頂いたんです。

まぁ、その時点でぼくたちもすごい衝撃を受けたんですけど（笑）

今、他の場所でされている塾も見させていただいて…そこもすでに塾っぽくはなかったんですけど（笑）

よりそれを突き詰めていった先に、どういうデザインがあるのかなと考えさせてもらいました。

“塾”がこういうものだっていうのは誰かが考えた固定概念かなと思うので、別に一定の広々とした空間さえあればどこでも勉強できると思うんですよ。

でもその中でも、子どもたちが自信・誇りを持って「ここでならしっかりやれる！」と思えるような場所にしたいなとはずっと思っていました。

それを田坂さん、軽部さんに最初お話させていただいたんです。

いえ、全くそんなことはありません（笑）

今はgreen建築工房のみなさん笑顔ですが、裏では相当な顔面になってたと思います…

そんなことないですよ（笑）

でもやはり、最初にビックリしたのがgreen建築工房のスタッフさんが、私がどういう思いで塾をしているのかということを事細かに聞いてくれたんです。

そうなんです。

今、違う場所でも塾をしてるんですが、どういう思いで、何を思ってこの部屋を作ったのか、教育に対してどう思っているのか、そういうところまでツッコんで聞いてくれて。

それだったらこうだっていうのでデザインを出してくださったんです。

とにかく話を聞いてもらいました。

部屋割りも直線と直線が絡み合うような中で廊下をつくったり部屋を作ったりしています。

イメージを共有しやすいように初期段階で模型をつくりました。

今回かなりスケジュールがタイトやったので（笑）

そうですね、田坂さん、どれくらいでしたっけ？1ヶ月？？

はい（笑）

1ヶ月半、2ヶ月ないぐらいですね。

なので時間が無い中でできるだけイメージを共有させていただくということで、最初の段階でかなり根掘り葉掘り聞かせていただきました。

史上最速です（笑）

もちろん笹木先生にも協力いただいて、話を聞いたり打ち合わせの時間を取ってもらいました。

その時間をしっかり取ってもらったからこそデザインを練りやすかったというか。

そうなんですよ！

今は3Dのパースもありますけど、やっぱり模型で見るのが一番共有しやすいですね。

外観とこの窓は、不規則な直線が絡み合って構成されていて、直線が交差する部分が窓になっています。

あくまでも勉強をする場所なんですが、勉強時間外でもこの空間に入った時に感覚が研ぎ澄まされるような場所を作れたら、より勉強モードに切り替えやすいんじゃないかなと思ってこういう感覚的な仕掛けを作りました。

この照明もデザインはもちろん、しっかりと明るい空間で勉強できるようにしてあります。

ここだけは羽生(はにゅう)…あっ、間違えた！譲れないポイントね。

え〜っと…羽生結弦とかけてるんですよ（笑）

え〜、譲れないポイント…NO羽生ですね。

やっぱり色んな意味でインパクトというものは欲しかったんですけど、塾としての機能を果たせないと意味がないんですよね。

見た目だけなら美術というか、芸術の作品になってしまうので。

インパクトと機能性を同居させておかないと、私自身がやろうと考えていたことはできなかったと思います。

そういう意味でもこうしたらいいんじゃないかという話はgreen建築工房さんからお話を頂いたり、私の方からも提案させてもらったりして、最初の案からブラッシュアップしていってもらいました。

最終的に、子どもたちを目の前にしたときにどういう空間でどういう距離感で勉強に取り組めるか、それを大事にしたかったんですよ。

ここだけは譲れないというのであればやはり利便性よりも実は最初のインパクトが大事かなって思っていました。

例えばみなさんがなにかに興味を持って、そのものをパッと見たとき、どんな印象を抱くのか。

それは第一印象ですよね、それでだいたい決まるっていうじゃないですか。

それなら塾に来てもらって、外観を見てドアを開けたときに、ワッ！となったらそれだけで印象に残るんですよ。

だからもし、塾に通って勉強したいと思ってくださらなかったとしても『あそこの塾、ぱっと見ヤバイよ(イイ意味で)』って思ってもらえたらいいかなと。

まぁ塾として大事なのは、そこから来てくださった人たちの成績を上げることに尽きるんですが、そこに至るまでの入口というか、インパクトを持って迎えられたらなと思っています。

あちらは自習室になります。

あの部屋は私からもこんな感じにしてほしいという軽いパスみたいなものはしていたんですけど、空間のデザインを考慮してgreen建築工房さんが作り上げてくださいました。

そうですね、2人で考えました。

自習室の話を伺った時に『音とかも聞こえない何よりも集中できる空間がいい』とのことやったので、できるだけ各個人が同じ部屋にいたとしても一人の空間に集中できるということを優先的に考えました。

もちろん外観や他の教室に合わせて、ただ仕切るだけじゃなくデザイン性も持たせている感じですね。

仕切りは背もたれを兼ねているのですこし斜めになっています。

そしてイスの下には荷物を置くスペースも備えているので、部活帰りに塾にくることもできます。

奥にももう一つ自習室を作ってもらっていて、こっちは個別指導のお部屋としても使えるようになっています。

いやそれはもう素晴らしいですよね！

私も一番最初に自分で考えて作った塾が大阪市内にあって、今回新たに茨木市に塾を作りました。

昨日も完成した塾の中を色々見て回って、勉強してるときは何が見えるんやろ？とか考えていました。

最初に打ち合わせもしっかりしてくださっただけあって、ある程度思い通りに仕上がってると思います。

そうです。

ただそれは、全部が全部自分の思い通りになったら気持ち悪いと思うんです。

やはりどこかで何かがあるっていうのが良さだと思いますし、その場所をどう使うかっていうのは使う側の力量だと思うので。

だから今回に関してはぼくも色々話しながら途中で変えてもらったりもして、できたものを見て改めて、自分がここで勉強できてたらよかったなと思いました。

今日もいろんな私の教え子が来てくれて、もう塾は必要ない年齢なんですけどココに来て勉強したいと言ってくれました。

それは私としても嬉しいですし、一緒に考えて作ってくださったgreen建築工房さんに感謝したいところですね。本当にありがとうございます。

いえいえ、こちらこそありがとうございます！

なかなか怖いこと聞きますね！（笑）
これは点数次第でカットを…（汗）

ピーーって入れときます？（笑）

でも正直なところ、完成を見させてもらって忖度ナシに点数を付けると90点。

私としてはすごい満足してますし、感謝しております。

ありがとうございます。

ぼくたちとしても100点以上を目指して頑張って精進していきたいなと。

今後に生かせることもたくさんありましたし、すごい勉強になったので良いご縁を頂いたなと思います。

ここは『E-NAKA 英語専門塾 イーナカ』として使わせてもらうんですが、それに携わってくださる中で、ご自身にとっても何らかの経験になったのであれば、もうそれは塾冥利に尽きますね。

green建築工房のスタッフさんはみなさん本当に親身になってお話を聞いてくださって、いろんな難題をお願いすることもあったんですが、快く受け入れてくださって、融通もきいてくださいました。

もちろん譲れないところはちゃんと仰ってくださる。

これも非常にわかりやすくてありがたかったです。

距離が近いというか、コミュニケーションを大事にしているような温かい場所だと感じました。みなさん優しいですし、皆さんお若い…かな…？う〜ん…ちょっとすみません、目がスイミングで…

目が泳ぎましたね（笑）

まぁ、みなさんもお家のこととか、リフォームのこととかでご相談されることがあればぜひお願いしてみてはどうかなと思います。