この謎の物体を触っているのは、
カトウ塗装工業株式会社 の加藤社長。
カトウ塗装工業は自社で職人さんを抱える老舗塗装店。その確かな仕事で地域の個人宅からアパート・マンションなどの塗装まで、幅広く活躍し続けている会社です。
地図ではコチラ↓
枚方市茄子作4‐34‐3に事務所を構えます。
そんな加藤塗装さんから今回、
「おもしろい塗料を新たに使うことにしたから見に来ない?」
とのお誘いを受けてやってきたのはビーバー@ひらつー。
さっそく事務所へお邪魔します!
事務所で出迎えてくれたのは社長の加藤さん(右)と塗料メーカー『アステックペイントジャパン』の在津さん(左)。
今回、塗料を新しいのに変えるということだったんですが、どんな塗料なんですか?
そうですね、じゃあまずこれを見てもらってもいいですか?
そういって加藤さんが取り出したのはペラペラの薄いシートのようなもの…
??なんですかこれは?
サロ◯パスですか?
違います(笑)
これだけ伸びる塗料は他にないですね。
この塗料、伸びるとなぜいいかわかりますか?
う〜ん、地震が来ても大丈夫…とかですか?
答えは建物の動きに追随して雨水の侵入を防ぐことができるからということなんです。
特に木造モルタル、昔ながらのお宅ですよね。
モルタルというのがどうしてもひび割れしやすい素材でして、建物が常に揺れるのでサッシ回りの部分とかにストレスがかかってピシッと割れてくる現象がどうしても起きるんです。
そしてヒビ割れから雨水が侵入してお家が傷んでしまいます。
でもこの塗料を塗っていると、これだけびゅんびゅん塗膜が伸びてくれるのでモルタルのお宅でも多少ひび割れても塗膜が伸びるので一緒に割れてしまうことがないんですね。
塗料って乾いたらカチっとなってパキパキというイメージがあったんですけど、この塗料は割れずに伸びるんですね。
そうなんです。
かつ、建材をつなぎ合わせる建て方で必要不可欠なのがこのシーリングというクッション材ですね。
これがゴムのようにグニョグニョするんですけど、これ自体が紫外線を浴びると劣化してしまいます。
そうさせないようにするためには上から塗膜を被せてあげるという方法が1つあります。
ただ被せるものが固い塗料だと伸縮の差でひび割れが出てしまうんです。
割れてしまうと結局そこから劣化してしまうので、このシーリングの上もこれだけ伸びる塗料で塗ることでしっかり守ることができるというわけなんです。
「塗料」と聞いてイメージするものじゃないですよね。シートのような。
だからちょっとおもしろいなと思って。
この塗料って1回外壁塗ってもらったらだいたいどれぐらい持つものなんですか?
一般的な目安、塗料の違いに関係なく見ると10年ぐらいが目安になってくるんですけど、アステックさんなら、フッ素系は20年、シリコン系で15年ぐらいっていうのが一応目安ですね。
全体的に耐久年数が高いんですね!
とは思います。
単純に塗料の値段だけじゃなくて、仮設とか足場の工事なんかもかかってくるので。
でももちろんいろんなお考えなりライフサイクルがあるので、そうは言っても半永久もたへんねやったら安いのでええわって言う人もいます。
だからどっちがいいとかでもないし、ほんとに「どうお考えか」っていうところですよね。
・壁が多少ひび割れても塗料が伸びるので浸水しない!
・繋ぎ目のシーリングも保護してくれる!
えっ、塗料でも遮熱ってできるんですか?
そうなんです実は(笑)
もちろん塗料の働き以外にも断熱材なんかの効果にも左右されるので、塗料だけで完全な遮熱はできないんですが、塗装した部位だけを見ればすごく効果がある塗料なんです。
実際その塗料でどのくらい温度に差が出るんですか?
2〜3℃くらい…??
実験では塗料を塗った箇所の温度が17.5℃低下しました。
17.5℃!?
そんなに下がるんですか!?
いいリアクションですね(笑)
数字だけだと実感って湧きにくいと思うので、実際にこちらの装置を使って遮熱効果を検証したいと思います。
??なんですかこの装置は…?
これは太陽光が当たったときに壁の裏側にどれくらい温度が伝わるかを調べる装置なんです。
右側にセットされているのが、紹介させていただいた美壁革命のリファインっていう材料になります。
反対側が一般的な塗料を塗ったものです。
塗装した面に太陽光が当たって、その裏側にどれぐらい熱が伝わってくるかってことですよね。
これって実際触ってみても大丈夫ですか?
ぜひ触ってみてください。
当たり前ですけどめっちゃ熱いです(笑)
リファインのほうはどうですか?
こっちは…温かい(笑)
普通に触れます!
メインは断熱材などなんですけど、こういう遮熱の効果っていうのは侮れないと言いますか。
体感すると全然違いますね。
例えば一軒家のお宅で言うと2階の寝室が夏場開けるとムワッてするのが収まるとか、夏場は2〜3度ぐらいおそらく中の温度は下がるかなと思います。
夏場の2〜3度って大きいですよね。
でもより寒くなるってことはないです。
というのも日の入ってくるエネルギーが冬はそもそも弱いので反射するしないに関係なく室内には大きな影響がないんです。
夏場は大きく差が生じますね。
むしろ暖房効率も上がったりするんですよね。結局熱の伝わり方の話なので。
外に逃げていかないんですね。
・遮熱で外壁の温度が20℃以上変わる!
・夏場は室内の温度が2〜3℃下がる!
さらにこのリファインは「低汚染」という特徴もあるんです。
「低汚染」?
環境に優しいってことですか?
あ〜、違うんです。今ここでいう低汚染っていうのは「汚れがつきにくい」っていう意味なんです。
あっ、汚れにくいって意味なんですね…(笑)
先ほど体感いただいた遮熱の機能も備わっていて、かつ低汚染性が高い。
建物をお肌に見立てて、きれいな状態がいつまでも続くということで自信を取り戻していただくというようなコンセプトでお出ししております。
これをちょっとご紹介させていただきますね。
試験体を2種類白色で塗っていまして、左側がリファイン、右側が一般的によく使われるシリコン塗料です。
見た目だと違いがまったくわかんないですね。
そこにこの「カーボンブラック」と言われるトラックの排気ガスに含まれる汚れの主成分を水でちょっと薄めたものを塗っていきます。
この汚れが定着してしまうと例えば住宅のベランダとかサッシ回りが汚れてしまうと。
その汚れを再現します。
これが積み重なると結構な汚れになるっていうことですよね。
で、一般的な方はカーボンブラックというこの細かい汚れの主成分が塗膜に挟まってしまって取れなくなってしまう。
ですがこっちのリファインは非常に塗膜が緻密に仕上がっているので、汚れが定着しにくいんです。
たっぷりとカーボンブラックを塗ります。
そうです。
イメージでいうとガラスのような仕上がりになると。
ガラスって汚れがついたとしても拭き取ればつるっと取れるじゃないですか。
そういったイメージで塗膜化されたようなものになります。
このカーボンブラックは非常に細かいので汚れが染み込んじゃうと取れなくなってしまいます。
じゃあ最後にアルコールを含んでいないウェットティッシュで拭いていきましょうか。
ウェットティッシュで汚れを拭き取っていくと…
ウェットティッシュで汚れが落ちるということは、日常の雨でもある程度汚れが落ちてくれるということなんです。
3年経った後でもしっかり20度温度を下げることができていると。
汚れが定着したり劣化したりしていないということですか?
そうなんです。
しかも外気温は3年前に比べて計測した数値が上がってるにも関わらず効果が出ていると。
これは3年経過後の屋根を調べたんですが、多少どうしても汚れが着いていたんですけど、水拭きでつるんと汚れが落ちてくれたんです。
極端な話、梅雨の雨で汚れをしっかり落として、遮熱効果が最も求められる夏前には万全の塗膜になるということがこのリファインで塗装することで実現可能となります。
すごい、メンテナンスというかお手入れも最小限でいいんですね。
塗料って一般的によく紫外線が当たって劣化してチョーキングという触ると手が白くなる現象が起きると思われているんですが、実はその劣化の要因は雨であったり熱なんですね。
そうなんですね、勝手に紫外線が悪いと思い込んでました(笑)
なので同じ10年持ちますよっていう塗料でも、遮熱があるタイプとないタイプだと遮熱のないタイプの方が夏場劣化していくスピードが早まってしまうんです。
一般的な日本の家屋で最近主流なのが「窯業系サイディング」という繊維とセメントをプレスして整合した建材ですね。
これは熱を持ちやすい特徴があります。
ただ中に温度は入っていきやすいという特徴があります。
そのどちらに対しても遮熱塗装というのは効果的なんです。
塗料でまさか遮熱ができて、それがこんなに重要だなんて思いもしなかったですね…。
こうやって色々話を聞くとおもしろいですよね。
・表面がガラスのようにつるつるなので雨で汚れが落ちる!
・3年経っても遮熱性をしっかり維持!
私どもが売ってる塗料ってどんどん機能性が富んできて、マイナーチェンジがあったりフルモデルチェンジで斬新な機能が付与されて出てきたりとか…
家電みたいですね…!(笑)
塗り替えの相談はもちろん、リフォームを含めたお家の相談にも気さくに答えてもらえますよ!
ご相談お待ちしています!
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