枚方で津田にきたなら一度は食べておきたい、
津田バーガー!!
みなさん食べたことあります?
私タクワンはこの記事の取材で初めて食べたんですが、具材たっぷり!ボリューム満点のハンバーガーをがぶっとかじり付ける幸せ!
この津田バーガーが食べられるのは、津田駅前にある『South Sun Heart』!
★South Sun Heart 営業時間:【昼営業】11:00頃〜14:00頃【夜営業】17:00頃〜22:00頃 ※緊急事態宣言解除になりましたが、現在下記の時間で営業されています。 →【昼営業】11:00頃-14:00頃【夜営業】17:00頃-19:30頃(なくなり次第close) 定休日:不定休 住所:大阪府枚方市津田駅前1-13-1 関連リンク:Instagram ※2021年10月29日時点の情報です。
今年(2021年)の8月にオープンし、ハンバーガーとコーヒー、夜はお酒が楽しめるお店です。
地図ではここ↓
JR津田駅から歩いてすぐ!
お店自体は今年オープンしましたが、販売されている津田バーガー自体は今回でなんと3代目。
「えっ?どういうこと?」という方も、「そんなんもう知ってるわ」という方も、ぜひ継承された津田バーガーについて知って欲しいのです。
そもそも「津田バーガー」とは…
「津田バーガー」は以前この場所でお店を開いていた『CAFE&MUSIC BAR サンテリア』のマスターが考案したハンバーガー。
このドーンッ!と存在感のあるハンバーガーが「初代 津田バーガー」!
パテ、アボカド、トマト、チーズ、レタスとマスターが好きなものを詰め込んでおり、ソースもかなりこだわって作られていたようです。
ちなみに「津田バーガー」という名前は「よそにはない、土地に根付いたものであってほしい」という思いで名付けられたもの。
サンテリア時代に「津田バーガーを食べた」という方も多いんじゃないでしょうか。
津田バーガーの他にも「まぜカレー」などが人気だったようです。
2011年にオープンし2018年に閉店。約7年間の営業でした。
継承された「津田バーガー」
その後、サンテリアの後にオープンしたのがカフェ『PACIFIC SUN』。
こちらのオーナーさんが、サンテリア時代の常連さんだったそうで、お店に行った際にレシピを教えてもらっていたことから、津田バーガーが復活!
「2代目 津田バーガー」が誕生しました!
そもそも、こんな風に以前の店舗で出していた商品を新店舗のオーナーがそのままレシピを受け継ぐこと自体、なかなか珍しいんじゃないんでしょうか。
このエピソードだけでも「津田バーガー」が十分愛されていることが伝わってくるんですが、このお話にはまだ続きがあります!
「津田バーガー」を継ぐ新たなお店
冒頭に戻って、今年(2021年)8月にオープンした『South Sun Heart』。
こちらのお店でも、
「津田バーガー」が食べられるんです!
いや、もうすごくないですか?
3代目ですよ?三代目J SOUL BROTHERSみたいやん…
一体どんな理由でお店の方が「津田バーガー」を受け継いたのか、直接お話を聞いてきました!
▼オーナーさんに聞きたいことは3つ!
【1】なぜこの場所でお店を開いたのか
【2】津田バーガーを受け継いだきっかけ
【3】以前と同じレシピなの?
…とその前に。
まずは店内の雰囲気から。
内装はほぼ前店舗から変わっておらず、店内に置かれている小物も『サンテリア』や、『PACIFIC SUN』から譲り受けたものをそのまま残しているそう。
こちらがハンバーガーメニュー。津田バーガー以外にも種類があります!もちろんテイクアウトも可能!
まあ、まずは食べなきゃ始まんないよね!
ということで早速「津田バーガー」を注文!
こちらが3代目の津田バーガーです!ドーン!
津田バーガーの食べ方は、まずハンバーガーをギューッと押しつぶして…
包み紙に包んで食べる!…というのが公式(?)の食べ方だそう。
ですが、ボリュームが大きくてなかなか一口では食べられないので、フォークとナイフを使ったり、あえて分解したりして、みなさん思い思いの食べ方で食べているようです(笑)
甘辛いデミグラスソースに、手捏ねで作られたパテのお肉の旨味!
アボガドが入っていることで、コクとヘルシーさが出てハンバーガーの美味しさをより高めてくれている気がします。
そう!これが津田バーガーDA!
サンテリア時代に津田バーガーを食べたことがあるというばばっちは、「前よりもソースが洋風になった気がする…。あとはコンパクトになった気が」って言ってました。
以前とレシピが変わってるんですかね?
ここからは現在のオーナーさんにも話を聞いていきます!
なぜこの場所でお店を開いたの?
もともとオーナーのお父さんが飲食店を経営されていて、いずれは一緒にお店をやりたくてこの道を志したそう。
オーナー自身も日本料理や、給食業者のお仕事などをして今に至るそうです。
もともとはダイニングバーを開きたいと思っていたんですよね。
以前、京橋で飲食店のお仕事をしていた時に、学生さんやいろんな人と関わることが楽しくて。
でもこのコロナ禍でそのお店も社員ひとりで回すようになり、僕は休業補償をもらってお休みをもらっていました。その働いていない時間がすごく嫌で。
だったら自分でお店を開こうと思って、たまたま居抜きで見つけたのがこの場所だったんです。
そこで管理会社のサンエースの方と、前店舗のオーナーさんとお話した時に「津田バーガー」の話をお聞きして、この場所で愛されているメニューがあるなら受け継ぎたいなと思いました。
ーということは、「津田バーガー」のお話を聞いてこの場所に決めたってことですか?
そうですね。
レシピもあるし、材料も仕入れ業者で揃うし、これなら自分が今までやってきた調理オペレーションで出来るんじゃないかと。
あ、でも当初の予定通りダイニングバーもやりたかったのでそのスタンスも崩してませんよ!コロナ禍でなかなか夜のお酒の提供が厳しいんですけどね…。
津田バーガーを受け継いだきっかけは?
前述の通り、受け継がれているメニューがあるなら僕も受け継ごうと。
ただ僕自身、全然津田バーガーのことを知らなかったんですよね。
サンテリアのオーナーも以前のオーナーとも面識がなかったですし、もともとハンバーガーを出す予定はなかったので、結構賭けだったと思います。
ーなんと!オーナーさん自身は津田バーガーを食べたことがなかったんですね!?
でもお店を開店してから、それこそ以前からの常連さんが津田バーガーの話を聞かせてくれて。
いろんな人と出会う中で今の津田バーガーが生まれたのかなって思いますね。
せっかく3代目を名乗ることになるので、店名も思いも引き継ぐという意味で、『サンテリア』の「サン」、『PACIFIC SUN』の「SUN」から名前をとりました。
店名のロゴをぎゅうぎゅうに詰めたのはコロナに対する挑戦。
今はソーシャルディスタンスが基本ですけど、いつか絶対ぎゅうぎゅう詰めになってみんなで飲もう!という願いを込めています。
(southとheartは奥様とお子さまの名前からとられたそう)
ー素敵なお話ですね!
お店の小物も以前からあるものを出来るだけ残しているんですよ。
通っていたお店がなくなってしまうのはお客様も寂しいと思うので、以前のお店の思い出たちも残しつつ、新たに自分のお店の思い出も加わっていけばいいなと。
以前と同じレシピなの?
ー津田バーガーが以前と同じ様に作られているのか気になるのですが…!
結論からいうとレシピは受け継がれているものの、作る人によって味は変わってきていると思います。
これは、例えば分量を計る際に「ティースプーン2杯」と書かれていたとして、ティースプーンと言ってもスプーンの種類っていっぱいあるんですよね!人の解釈によって違ってくる。
だからちょっとずつ、その人のサジ加減で味は変化しているんじゃないかなと思いますね。
ーあえて作り方を変えた部分もあるんですか?
ありますよ!
以前の津田バーガーはボリュームがすごかったんですよね?
今の津田バーガーはバンズを小さくしていて、以前は恐らく12cmのバンズだったのが今は10cmのバンズにして食べやすくしました。
あとは中に入っていたマスタードをからしに変更。
これは、マスタードで食べた時に酸味が感じられたので…好みによるところが大きいですね。
パテも以前はがっつりボリュームを出すためにハンバーグロティールを使っていたと思うんですが、今は手捏ねで形成しているので、ちょっとボリュームダウンしました。
アボガドも以前はハーフカットだったのを、こちらも食べやすさを考慮して4分の1に。
あとはハンバーガーの組み立て方ですね。
【以前】バンズ→トマト→パテ→チーズ→アボガド→レタス
【今】バンズ→レタス→トマト→パテ→チーズ→アボガド
に変更しています。
これは僕が、この順番が一番組み立てやすかったからです(笑)
サンテリア時代はハンバーガーの付け合せがポテトチップスだったと聞いたんですが、ハンバーガーといえばポテトでしょ!ってことで、こちらもポテトに変更しています。
ー常連さんからの今の津田バーガーの反応はいかがですか?
以前の津田バーガーを復活させてほしいという声があったり、以前の津田バーガーとは少し違うけど「これはこれで美味しいね」と言ってもらえたり反応は様々ですね。
でも本当にお客様にはとても良くしてもらっているんですよ。外でたまたま会ったら声をかけてくれたり、「これお店においてよ!」って頂き物があったり。
お店を開いていなかったら恐らく出会わなかった人たちがたくさんいて、こういう人との出会いが飲食店の楽しさであり醍醐味だなあと感じますね。
サンテリアのオーナーにも、この前初めてお会いできたんですよ!
今の津田バーガーを食べてもらえて本当に嬉しかったです。
あとは津田バーガーの名付け親だという方が来られたり…。
ーえ!津田バーガーに名付け親がいるんですか!?
そうみたいです。
当時、ご当地バーガーが流行っていて、それに乗じて名前をつけたらどうかと提案したそうですよ。
あとは津田バーガーにアボガドが入っているのは、店内から見える山をみたててとられたとか。
だからお山の形のハーフカットが入っていたと。
ーおお!面白いですね(笑)
いろんな人が来られて本当に面白いですよ(笑)
だからたぶん、お客様を通してお店が作られていくんだろうなと思うんです。
このお店もきっとそうで、どんどん変化していくと思うんですけど、それで良いんだと思ってます。
お店自体もご飯を食べに行く・夜飲みに行く…という選択だけではなくて、「ここに行けば誰かに会える」ような、本当に気軽に、挨拶だけして帰っていくような、そんなふらっと立ち寄れるお店にしたいですね。
ー最後に、読者の方にひとことお願いします。
当日仕込みで今の津田バーガーを一生懸命作っていますので、今まで津田バーガーを食べたことがない人にも、ぜひ食べていただきたいですね。
またハンバーガーだけではなく、ダイナーもやってます!
アフターコロナ後にたくさんの人とお酒が飲めるようなそんな場所を目指していますので、お近くに来た際はぜひふらりと立ち寄ってみてくださいね。
継承された津田バーガーのお話。
いかがだったでしょうか?
私自身お話を聞いていて、ちょっと「じ〜ん」ときちゃいました。
いろんな人の思いがあってきっと津田バーガーは受け継がれてきたんだなと。
ちなみにこの場所で揚げ物を扱うお店は『South Sun Heart』が初めてだそうですよ!(チキン南蛮をはさんだハンバーガーがあり、その為に天ぷら鍋を設置されたそうです!ただ揚げ物をする際は目が離せないそう)
▼お店のInstagramでは近況も公開されています!
料理メニューは全て当日仕込み!
夜はハンバーガーを中心に、特にメニューを決めず、おすすめの料理で飲んでもらっているそうです♪
現在はオーナー1人でお店を回しているため、オーダーが重なると出来上がりまでにお時間をいただくことも。予めご了承下さい…!
津田バーガーをすでに食べたことがある方も、まだ食べた事がない方も!
ぜひ「3代目 津田バーガー」をご賞味あれ!
これだけ続くなんて、ちょっとした枚方名物と言えるんじゃないでしょうか!
そして、ちょっと一杯お酒を飲みに行ける店としてもお忘れなく!
★このストーリーは、ご覧の提供でお送りしました!
サンエースは『South Sun Heart』の店舗も入っているマンションの管理会社。
土地活用でマンションを建てる際、1階を店舗にしたらどうかと今の形になったそう。この場所は喫茶店『フランベル』→『CAFE&MUSIC BAR サンテリア』→『PACIFIC SUN』→『South Sun Heart』と現在4代目が営業中!
建築工事、土地活用、不動産に関する業務を行う地域密着型の企業「サンエース」。物件についてのお問い合わせは株式会社サンエースへ!
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