「はい、そばめし!
いつもありがとうね〜」
「…ところでよく来てくれはるから気になってたんやけど、あんた不動産屋さんなん?
(資料とか持ってはるし、ピシッとした格好してはるし)」
「はい、すぐそこのトラスティ飛鳥っていう不動産屋の山中といいます!
名刺渡しときますね」
「ありがとう!
実はうちの息子が『子どもたちが放課後とかに通う施設』を新しく建てたいって言ってて…力になってくれへんやろか?」
まさかの『そばめし』からの縁。
・・・すべてはここから始まった。
「僕たこ焼き屋の息子やのに、よそのお店のたこ焼き屋のバイトをクビになったんです。
たこ焼きがうまく焼けなくて(笑)」
・・・たこ焼きは焼けなくても、
困っているお母さんたちを明るく笑顔にしたい。
そんな想いのもと、できたのがこちら↓
2013年に設立して枚方市牧野本町に今年1月に新築・移転した、
児童発達支援・放課後等デイサービス
つむぎあい
です!
地図ではここ↓
大阪府枚方市牧野本町2丁目3-25
以前は賃貸でお部屋を借りて運営していたこの『つむぎあい』。
今回はこの施設を建てるきっかけとなったトラスティ飛鳥の山中さん、設計に携わった建築士の渡邊さん、そして代表の大下さんにこのデイサービス建築の裏側を聞いてきました!
トラスティ飛鳥って?
ひらつーにも何回か登場している地域密着の不動産会社。
枚方市を中心に新築物件から空き家問題までおまかせできる、頼もしい存在です!
今までは主に戸建て住宅の紹介が多かったんですが、実は今回の取材のような施設などの建設もおまかせ。
気になる方はぜひ相談してみてはいかがでしょうか!
ここってどんなとこ?
「すみません、そもそも放課後等デイサービスとはどういう施設なんですか?」
「障がいをお持ちのお子さんを放課後や休業日にお預かりして、一緒に宿題をやったりおやつを食べたり、遊んだり…小学校にある留守家庭児童会みたいな感じですね。
施設によって違いはあるかと思いますが、うちは年中〜小3くらいまでの小さい子が多いです」
「なるほど。ここに来ている子たちはどのような子が多いですか?」
「最近だと発達障がいで悩まれているお母さんが増えてきているのでそういったお子さんや、ダウン症のお子さんがうちは多いです。
皆さんただでさえ普段忙しいのに、さらに困り事が増えて余計に大変になっているケースをよく見ていますね」
「そういったお母さんたちを明るく笑顔にしてあげたい、そういう想いで毎日やっていますね。
僕、4時間くらいなら余裕で悩みを聞きますよ!
お子さんのことだけじゃなく、旦那さんの愚痴も(笑)」
「よ、4時間?!強い味方ですね!
話を聞いてくれるだけでも、かなりスッキリできそう(笑)
そういったお子さんを預かるにあたって、この施設内で工夫したことはありますか?」
『安全』と『切り替え』と『働きやすさ』
「まずは入り口のドアですね。
暗証番号にするかとかいろいろ考えたんですが、過去に老人ホームでスタッフの手の動きを見て覚えたおばあちゃんが解錠するという事例があったので、安全面を考えてスタッフがリモコンで開け閉めできるものにしています」
「お、おばあちゃんが…?!
出入り口のセキュリティって大事ですよね。これなら安心」
「あとは切り替えが苦手な子が多いので、スムーズに宿題をしてから遊べるように工夫しました。
まずここでランドセルや荷物を置いて…」
「そして勉強道具を持ってこのお部屋へ。
壁を青にして仕切りを置いて、勉強に集中できるようにしています。
うちでの約束は『宿題や課題をしてから遊ぶ』なんでここで済ませて、あとは思い思いの時間にしていますね」
「私もここで仕事したらめっちゃ集中できそう(笑)」
「このように、様子を見られる小窓を付けることで施設内の見通しをよくすることを設計の段階から決めたりしていました」
「そうなんですね!」
「そして、さっきの青い壁のお部屋で宿題を済ませたらこの緑の壁のお部屋で遊べる…という流れになっています」
「切り替え、大事やね。
お話を聞いて、そういった流れを意識して設計・施工を進めさせてもらいました!」
「すばらしい!
なかなか自宅でこういう工夫ってやりにくいし、預けてるお母さんは安心して宿題までおまかせできますね〜」
「うちの自宅も少し前に建てたんですが、その時やらなかった吹き抜けをここではやってみました!
家でなかなかできないことをやってみようと思って」
「このあたりは渡邊先生に相談してお願いしましたね!」
吹き抜けをつくりたい。そんなご希望もどうぞ!
吹き抜けをつくってみたいけど、可能なん?どの方角にしよう?
そんなこともトラスティ飛鳥におまかせ!
お気軽にご相談ください。
「そうですね。
ちなみに外観は最初オーソドックスな感じで聞いていたんですが、僕のおすすめでツートンカラーにしました!」
「さすが先生。
ところで、このベージュ色の出っ張ってる部分は何があるんでしょうか?」
「これやね(ガラガラ)」
「おおー!広いバルコニー!!」
「13帖くらいの広さがあります。
夏はここにプールを置いて遊ぶ予定です。この前はシャボン玉で遊んで子どもたちは大喜びしていましたね!」
「ここは外からの視界をなくすために、仕切りを高めにしています。
当初は風通しのために隙間を開けたりも考えていたんですが、結果としてなくてよかったと思いますね」
「お、シャワーもある!」
「このシャワーは温水も出るようにしています。
プールのあとは体が冷えると思うので、お湯で体を洗ってあげたくて」
「この2階のお部屋もすごく素敵ですね!
普段はここでは遊ばないんですか?」
「そうですね。階段の上り下りが危ないので、今は基本的には1階で過ごしています。
2階はバルコニーで遊んだり、特別なときだけ使ってますね。
ゆくゆくは個別対応などに使う予定ではあります」
「あとお願いしたことと言えばこれ。
お掃除ロボットの基地!
自動ゴミ収集が付いてるので、上に観音扉を付けてもらって出し入れができるようにしました。
棟梁さんが試行錯誤してくれましたね」
こんなことお願いできるのかな?
そんなご要望も遠慮なくどうぞ!
〇〇置き場がほしい!今持ってる家電に合わせた寸法でお願いしたい!
そういったこともお申し付けください。
ご相談しながらぴったりなものをお作りします!
「おおー!よく考えられてる〜。
お掃除ロボットがあったら本当に楽ちんですもんね!」
「そうなんです。
スタッフは業務が終わったあとの掃除をする手間がなくなるんで、必然的に業務が減り残業も少なくなるんですよ」
「おお〜スタッフさんのこともしっかり考えられてるんですね!
実はこういう施設って残業が多そうなイメージでした…」
「そうですね。
福祉関係の仕事のイメージをどんどん変えていきたくて。
メディアにもあまり出てこないし、エンタメの要素がないじゃないですか。
でももっと面白いし、僕みたいな人間がこういう施設を運営してるっていうのを知ってほしいんですね!」
「…じゃあ、あの部屋に行きましょか!」
「?」
ただのガン○ム好きちゃいます。こんな経歴あり。
「ここは…?」
「僕の仕事部屋です」
「ガン○ムのプラモデルです。
多分1000以上あると思います!アニメを1.5倍速で見ながらこれを組み立てるのが僕の趣味です」
「え、まじですか(笑)」
「あ、仕事はちゃんとしてますよ(笑)」
「そもそも、大下さんはどういうきっかけで福祉関係のお仕事をされたんですか?
(ただものじゃない予感…)」
「僕は元々妹が障がいを持っていたり、僕自身も目にハンディキャップがあったりでそういうのが身近にあったんです。
その分、そういう人たちの気持ちがわかるんですよね。
それで福祉の大学に進んで、学生時代は老人ホームのアルバイトもしていました」
「ちなみに実家はたこ焼き屋なんですが、たこ焼き屋のバイトはクビになったんです。
たこ焼きがうまく焼けなくて(笑)というか、クルっと回す方向が実家と違ったんです。
接客は満点って言われたんですが…。
その後、ライブハウスなんかでお酒を作ったりもしてましたよ!」
※ご実家のお店は後ほどご紹介します!
「経歴がすごい。たこ焼きにライブハウス…!!」
「その後就職した会社の経営が傾いて給料が半額しかもらえなくなって、どうしようか考えた結果…周りの人の後押しもあって独立することにしたんです。
そして今まで賃貸で場所を借りながら9年ほどやってたんですが、そろそろ新築で建てたいと思っていたときにうちの母とトラスティ飛鳥の山中さんのご縁があって話がグッと進みましたね」
「お母さんのそばめし美味しいんですよ。いつも大サイズ頼むからね〜」
「大下さんは決断が早くて、いい土地があって電話したら『すぐ行きます!』って言ってくれて。
すごくスムーズに進みましたね」
「こちらこそコロナ禍で大変なところ、山中さんにお願いしてかなり早いスピードでここまできて助かりました。
設計してくれた渡邊さんや、建設に携わった沖田工務店さんのおかげもあってここまでこれましたね!」
土地探しやご提案など、素早く対応いたします!
トラスティ飛鳥では土地探しから設計・建築までチームワークで素早く対応いたします。
お急ぎという方もぜひ一度ご相談ください!
「トラスティ飛鳥って今まで取材してきて戸建て住宅のイメージがあったけど、こういう施設もおまかせできるんですね〜」
イメージを変えたい。月9みたいな。
「いや〜もうすごいですね!
大下さんはこれからの目標とかあるんですか?」
「まずは自分でビルを持ちたいですね。
こういう福祉系の施設ってなかなか場所を貸してくれなかったりするんで、そういう施設に入ってもらえるようなビルを。
あとは、福祉のぐるなび版みたいなサイトを作りたいです。
自分が住んでる市ではでこういうサービス使えるとか、障がいがあったらこういう支援が受けられるとかがわかるような。市役所だと一覧の紙を渡されるだけ…みたいなことも多いらしいので」
「あとはやっぱりこういう業界のイメージを変えていきたいですね。どうしても24時間テレビのイメージが強いので。
若い人の中には子どものデイサービスって何?という人も多いので、菅田将暉さんとかが月9とかで放デイをテーマにしたドラマやってくれたら世間にも浸透してくれそうですよね…あと最近、ひろゆきさんが発達障がいかもってカミングアウトしてから…
…もっといろんな話があるんですが、このへんにしときます(笑)」
「よし、そろそろお腹減ったし『てっぱん』行こか!」
「いいですね!」
「お母さん・お父さんたち!いつでも相談に来てくださいー!!」
たくさん素敵なお話をしてくれた大下さん。
単純に放課後等デイサービスを運営しているだけでなく、真剣に一歩先を考えられていました。
そしてかなり面白い方です(笑)
お子さんのことで悩んでいる親御さんは要チェックですよー!!
そして、いつもの『そばめし』を…
「もしもし、今から行きますので『そばめし』1つお願いしまーす!」
「はい、ご用意しておきますね…ん?」
「なんや、真横におったんですか(笑)」
「いつも通り大サイズでお願いしますって言いたいとこやけど、今日は大人しく並でお願いします!」
「はい、お待たせしました!」
「ありがとうございます!」
いかがでしたか?
お昼ごはんの『そばめし』から始まった縁でできた放課後等デイサービスの裏話。
そこには代表の大下さんの想いがギュッと詰まっていました。
そして、今回ご協力いただいた大下さんのお母さんが切り盛りしているお店は養父西町にあるてっぱんです!
過去にひらつーグルメでも紹介したお店。
ぜひ、みなさんも行ってみてくださいね〜♪
「ちなみにうちのオカンは僕の倍しゃべりますよ(笑)」
「みんな来てねー♪」
【おまけ】
「かっさん、ええとこに来たな〜。
今ひらつーさん来てるで!」
「え、名刺渡しとかな!全身写しといてや〜。
…って写ってないがな(笑)」
施設の建設もウェルカム!
冒頭にもありましたが、このつむぎあいのようにトラスティ飛鳥では戸建て住宅だけでなくこのような施設のご相談も受け付けております!
\トラスティ飛鳥からのメッセージ/
「こんなん考えてるんやけど…これってできるんですか?というご質問もお気軽にどうぞ。
土地探しからしっかりサポートいたします!」
「つむぎあいのように、吹き抜けや室内の小窓、大きめのバルコニーなどその施設に合った設計をいたします!
なんでもご相談くださいー!!」
お問い合わせの際はぜひ「ひらつーを見た」とお伝えください!
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