「先生！高校入試のがんばりどころが分かりません！」サクッと知りたい4つのポイント【ひらつー広告】

あっちゃ〜テストの点数ヤバいわぁ…。
まぁでもまだ中1やしな！いまからテストの点数を気にしてたってしょーがない、しょーがない♪

あ、テスト返ってきた？何点やったん？

（げっオカンや、ヤバ…）

ささささ…32点！？

なんなんこの点数！！こんなんで受験どうすんの！？

そんなこと言ったってー（泣）私1年生やねんで？受験なんてまだ先やん？
こういうとき頭ごなしに怒るのはよくないってこの前ひらつーの記事に書いてあったで？

なんか最近の入試の仕組みやと、中1の成績も全部ポイント化されるらしいで。しらんけど。

私も詳しくは分からんから、その頭ごなしに怒るのはよくないって言ってた先生に聞いといで！

なにそれ聞いてないし！そんで私に丸投げ！？

あのー早速なんですが、高校入試に中1の成績が関係あるってほんまですか？
そもそも高校入試の制度についてなんにも知らなくって（汗）

昔は中3の成績と入試当日の点数だけで選抜されていましたけど、最近は制度も複雑になっていますからね。
まずは大阪府の公立高校入試の仕組みについてイチからご説明しますね！

公立高校だと、自分の住んでる地域によって選べる高校が決まってたりするんですか？

いえ、今は
大阪府内ならどの高校でもOKですよ！

2013年度入試までは、全日制普通科の高校は通学区が4学区に分かれていましたが、いまは府内全域の公立高校に出願可能になりました！

そうなんですね！選択肢が増えてるってことですね。

枚方市内だと、
香里丘・長尾・枚方津田・枚方なぎさ・牧野・いちりつ

近隣だと、

交野・北かわち皐が丘・西寝屋川・寝屋川・四條畷

などなど、公立だけでもたくさんの高校から選べます！

それで、中1の定期テストは入試にどう影響するんですか？

2018年度入試からは、
中1～中3の3年間の成績が入試の評価対象に入りました。

しかも保健体育や美術等もふくめた9教科が全て同等の点数配分で扱われるので、どの教科も手を抜けないんですよ。

ひええぇぇ！そうなんや…（汗）

大阪の公立高校入試（一般選抜）は900点満点で、『調査書（内申点）450点満点＋学力検査（入試当日の試験）450点満点』の合計で評価されます。

この調査書（内申点）が、通知表に記された9教科の5段階評定の合計のことです。
中1と中2の成績は2倍、中3の成績は6倍で計算するので、比率としては3年生の成績が重要なんですけどね。

うーん、じゃあ比率は少ないけど1年生の成績もしっかり評価に入るってことですよね（汗）

そうですね。でも更にややこしいのが、ここからまた各高校によって内申点と学力検査の配分が変わるってところなんです。

へ！？

さきほどの調査書（内申点）450点満点と、学力検査（入試当日の試験）450点満点にタイプ別の倍率をかけて計算するので、選ぶ高校によって点数比率が変わるんです。

（プシュ～）
……すみません、ちょっと頭のなかがパンクしてきたんですけど、それはつまり…？

ほんと、ややこしいですよね大阪の入試制度（笑）

つまり選ぶ高校によって、
中学の成績重視・本番の実力重視
のそれぞれのタイプがあるってことなんです。

自分の行きたい高校のタイプに合わせて、入試対策の力の入れどころも変わるということですね。

じゃあ結局、自分の行きたいところはどうなの？ってところがみんなが知りたいところですよね！
例えばこのあたりの高校だとどんな感じなんですか？

枚方エリアで行きたい学校名としてよく名前が出る寝屋川・牧野・枚方・いちりつ・香里丘は、実はすべてⅠ型（内申点3割・学力検査7割）なんですよ。

つまり、本番の実力重視ということですね。

そうなんですね！
（なーんだ、じゃあ今32点とってたってそんなに影響ないやん）

（ん？なんかすごい点数が聞こえた気がする…）
『じゃあ中3の受験前だけめちゃくちゃ頑張ればいけるやん』とか思っちゃう子もいるかもしれませんが、そんなことも言ってられないんです。

えっ！？ダメなんですか！？

こちらは枚方エリア人気高校の、ほぼ安全圏の内申点目安です。（個個塾調べ）
やっぱりこのあたりを目指すなら1年生からオール4以上は意識しておきたいですね。

比率は少なくても1年生の成績も評価の対象ですし、なんと言っても1年生の頃からの積み重ねが3年生の成績に出ますからね。

うぅ、そうかぁ…がんばります（汗）

でも毎日部活も忙しくてなかなか勉強の時間もとれなくって…（汗）
あ！というか、親から『委員会や部活も内申に影響するからがんばりなさい』って言われるんですけど、ほんまですか？

うーん、部活や委員会は…
影響ゼロではないけど優先度低め
ってぐらいですかね。

部活や委員会は内申点とは別で、調査書の「活動行動の記録」に書かれていたり、自己申告書というものに書くんですが、そもそもそれを判断材料にされるのはボーダーゾーンに入った子だけなんです。

上位90%までは入試総合点のみで合格者が決まるので、例えば定員100人の学校なら90位までをまず合格にします。

残り10人を選ぶときに91位〜110位（ボーダーゾーン）の子の「活動行動の記録」や自己申告書を見て、それぞれの高校のアドミッション・ポリシー（求める生徒像）に極めて合致していれば優先的に合格となります。

そうなんですね！？
じゃあボーダーゾーンに入らなければ部活や委員会を見られる機会もないのか…。

入試本番の緊張でいつもの実力を発揮できずボーダーゾーンに…なんてこともありますからね。部活や委員会もいろんな経験になるしいいことだと思いますよ！

ただ残念ながらそのまま内申点アップにつながるわけではないので、『委員会はやらずにボーダーゾーンに入らないぐらい勉強を頑張る』というのも1つの手ですね。

ようやく高校入試のことが分かってきた気がします！
でもこういうのって学校だと3年生になってから説明されることになりそうなんですけど、それじゃ遅いですよね。

そうなんです、時間は一番大きな味方ですからね。
はやく始めるのに越したことはないですし、もちろん『自分の行きたい高校には何が必要か』を知って、効率よく必要な力をつけていくことが重要です！

今聞いておいてよかった〜！
個個塾は中1から通っている子も多いんですか？

中1はもちろん、小学生も通っていますよ！

例えば英語だと、昔は中学校で初めてABCから習っていたんですけど、今は小学校である程度の基礎は習った状態で進学しますよね？
中学生になってどこから理解できていなかったかを一緒に確認したら、実は小学校の時点でつまずいていたってこともあるんです。

小学5年生から英語も本格的に始まるので、勉強の習慣をつけるという意味でもその時期からの勉強が大切だと思っています。

しょ、小学生からですか！？

個個塾の小学6年生たちは、この冬から『中学準備コース』で中学校の予習を始めます。

中学入学までに1学期分くらい予習を進めて、余裕をもって中学生活をスタートできるのが理想ですね。

そうなんですね！もうすでに出遅れてるってこともあるのか…（汗）

もちろん、いつ始めても遅すぎるということはないと思いますよ！
いま学校の勉強をどれぐらい理解しているか、どの高校を希望しているかによってやるべき内容や量も変わります。

でも例えば中3になってからすべてを詰め込もうとすると、結局通常よりも多く講習代がかかったりして、本人も親もしんどくなっちゃいますよね。

始めるのは早ければ早いほど、余裕をもって計画を立てて志望校の選択の幅も広げられると思います！

なるほど！
部活や学校生活も楽しみたいなら、むしろ勉強の部分は塾で効率よく教えてもらうほうがいい気がしてきました！

入試制度もどんどん複雑になってきていますが、親御さんもお仕事や家事で忙しい中でみんなが受験のエキスパートになるのはむずかしいと思うんです。
必要な知識はうちみたいなところを上手く頼ってもらえたらと思います！

そして受験生本人はもちろん、親も悩みを吐き出せる場所があったほうがいいですからね♪
うちはただ勉強を教えるだけの場所ではなくて、目標に向かって頑張る親子をサポートする場所なので、迷ったら気軽に相談してみてくださいね！

はぁぁ女神様のような笑顔！！オカンにも言うときます！