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12月7日(土)公開『利休にたずねよ』です
利休……彼こそは「茶聖」とまで称えられた至高の芸術家。「美」に対する見識や独創性の数々には、かの織田信長や豊臣秀吉でさえ一目を置いたという。もしも、その崇高なまでに研ぎ澄まされた美意識が、若い頃に体験した情熱的な恋に始まっているとしたら……?大胆な仮説のもとに希代の茶人の出発点を取り上げ、第140回直木賞を受賞した山本兼一の歴史小説『利休にたずねよ』(PHP文芸文庫)。それは、まさに美の本質に迫る極上のミステリーにして、心を焦がす究極のラブストーリー。もはや歴史小説の枠を超えた傑作が今、長編映画として新たな生命を宿す。
ストーリー (公式サイトから引用)
美への情熱。禁断の恋。彼の心に秘められた謎に迫る。
雷鳴がとどろく雨嵐の早朝、3千もの兵に囲まれた利休屋敷。太閤・豊臣秀吉(大森南朋)の命により、今まさに希代の茶人・千利休(市川海老蔵)は自らの腹に刃を立てようとしていた。死に向かう夫に対して妻・宗恩(中谷美紀)がたずねる。「あなた様にはずっと想い人がいらっしゃったのでは…」その言葉が、利休の胸中に秘められた、遠い時代の記憶を蘇らせていく。
かつて利休は織田信長(伊勢谷友介)の茶頭として仕えていた。信長にまで「美は私が決めること」と豪語する彼の絶対的な美意識は、やがて信長家臣の秀吉をも虜にする。信長の死後、天下統一を果たした秀吉の庇護のもと、”天下一の宗匠”として名を馳せる利休。しかし、その名声はしだいに秀吉の心に渦巻く”むさぼり”に火をつける。愛する者を奪われ、立場が危ぶまれていく利休。「残るあやつの大事なもの…」利休がひた隠しにする、彼に美を教えた”何か”。秀吉が執拗に追い求めるその秘密は、青年時代の利休の記憶に隠されていた。
若かりし頃、利休は色街に入り浸り、放蕩の限りを尽くしていた。そんなある日、高麗からさらわれてきた女と出逢う。その気高き佇まいと美しさに、一目で心を奪われた彼は、後に彼の師匠となる茶人・武野紹鷗(市川團十郎)の手引きのもと、かいがいしく女の世話を焼くことになり、しだいに2人は心を通わせていく。
しかし女は一国の王への貢ぎ物であり、それは叶うはずのない恋。やがて別れの時を目前に迎えた夜、利休の情熱が、ある事件を引き起こす。はたして、その先に利休が見たものとは……。
予告編をどうぞ↓↓↓
個人的に千利休(→Wikipedia)といえば「信長や秀吉に仕えていたこだわりをもった茶人」というイメージです。利休が設計した二畳敷の小さな茶室の入口は、間口が狭いうえに低位置にあり、いったん頭を下げて這うような形にならないと中に入れないようになっていて、これはたとえ天下人であっても一度茶室に入れば人間の身分に上下はなく、茶室という小宇宙の中で「平等の存在」になるという意味があったというエピソードも有名です。
お茶に人生を捧げたという印象が強いんですが、今作ではパッションとか恋とか、利休のイメージに全くないものがメインになっているので(あくまで仮説ですが)、また違った一面から千利休という人物、彼が追求し続けた日本の美を知ることができそうです。
市川海老蔵と亡き父・市川團十郎の最後の親子共演ということも話題になってますよね。市川團十郎さんは、息子・海老蔵さんの主演映画への出演依頼を心から喜び、自ら演じる武野紹鷗についての関連資料を軒並み読破し、撮影のときを待ち望んでいたそうです。
それにしてもこの時代の女性を中谷美紀に演じさせたら日本一ですね(笑)声としゃべり方に良い意味で鳥肌が立ちます。
■『利休にたずねよ』公式サイト
■『利休にたずねよ』公式Facebook
■『利休にたずねよ』公式Twitter
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今回、映画紹介にも登場した「利休にたずねよ」ですが、伝説の北野大茶会の撮影に、実は私、エキストラとして参加させて頂きました。撮影したのは去年の12月。早朝から夕方にかけて、映画のシーンの中では数分間の映像を1日掛けて撮影されました。アングルを変えて同じシーンのカットを何度も撮り直したり、1本の作品が出来上がるまでには本当にたくさんの人々の協力、そして時間の掛かる事を改めて実感しました。
作品の中では、千利休が愛したとされる黒楽茶碗の本物が撮影に使われています。時価数億円は下らないとされる本物を使用するのは、業界内では不可能とされていたものをプロデューサーの情熱から実現されました。たくさんの人々の情熱が集まって第37回モントリオール世界映画祭でも最優秀芸術貢献賞受賞の評価を受けた作品です。是非、シネプレックス枚方で、たくさんの“本物”が詰った本作をご鑑賞下さい。公開は12月7日(土曜日)です。心よりお待ちしております。