そう、まだ寒さ真っ只中の2月21日、我々はくずはモールにやってきました。
「言われたとおりにくずはモールにやってきましたが、今日はいったいどういう仕事なんですか?」
「今日の仕事は、一言でいうと…
KALDIでフルコース作ろう選手権
です!」
「KALDIで、フルコース…?」
…といったところで、この記事は今回で70回目となる
京阪×ひらつーのコラボ記事シリーズ!
この記事ではKALDIフルコースのすどんチョイスをお届け予定で、お古の方チョイスフルコース&結果が気になる方は
すどん@ひらつー
この記事を書いているひらつーのスタッフ。KALDIにはずっとデスソースとスピリタスを買いに通っていて、くずはになかった時は大日イオンのKALDIに買いにいっていたくらいのデスソース&スピリタス信者。KALDI信者じゃなくてすみません。ハゲでデブですみません。
お古の方
ひらつーのイメージキャラクター「お枚の方々」の1人、お古の方。名前のとおり古着である着物を着こなす「和洋折衷コーデ」をひろめる活動をしている。カメラを向けると途端に営業スマイルをふりまく、シュン@ひらつーと同じタイプの人間。
この仕事を振った時、途中までずっとKALDIのことをカルディアって言ってた。なんでだ。
「内容はKALDIフルコース選手権って名前そのまんま。
KALDIで買えるものだけでフルコースを作って、それのセンスの良さを審査。どっちがセンスあるKALDI商品を選べるか勝負するという企画です」
「わかりました。フルコースっていうのは具体的にいうと?」
「フルコースをガッツリやると大変なので、今回は、
前菜
を用意することにしましょう!」
(※本当のフルコースについてはWikipediaを参照ください)
「調理はしていいんですか?」
「レンジでチンするかお湯を注ぐという行為以外はNGです!調理は基本だめ」
「わかりました」
そんなわけでくずはモール1F、ミドリノモールにある
「KALDIコーヒーファーム くずはモール店」
にやってまいりました。
ここまでさんざんKALDI KALDI書いてきましたが、正式名称はKALDI COFFEE FARM(カルディコーヒーファーム)といいまして、
コーヒーと輸入食品をメインに販売しているお店です。
お店の前でコーヒーの試飲をよくしていますので、その印象がある人も多いんじゃないでしょうか。
KALDIの公式サイト↓
店内では二手に分かれて、互いに理想のフルコースを作るべくウロウロ。
ビーバー@ひらつーがオススメって言ってたKALDIのスパイスや!!
みたいなことを思いながら、フルコースを考えつつ買い物をしていたら、
1時間が経過していました。
いや、めっちゃ楽しかったです。
KALDIの商品を自由に選べる楽しさ、これは買い物好きな人ならわかってくれるはず!!
だってこれとかほら、カレーが筒状の入れ物にはいってる!
……みたいな感じで、普段つかうスーパーにない調味料とかテンションあがっちゃうタイプなんです。
そんなこんなで購入を終えた我々はくずはモールを後にし、事務所へ移動。
フルコースの準備へと入りました。
ここで一旦すどんが購入した商品をまとめて見てみましょう↓
お古の方よりも1000円以上多く費用をかけてしまったんですが、よくわからないラインナップに。
でもこれらを使って素晴らしいフルコースを作って見せますよ(ハードルを自分であげるスタイル)。
まずは今回の記事の審査員をご紹介↓
左がひらつーで最もビストロに詳しい男、ビーバー@ひらつー。
本当はビストロの詳しさよりもツッコミが上手なので呼びました。
写真右がリアクション要員として、そして忌憚なき意見を述べる係として呼び出したガーサン@ひらつー。この日はねずみ男がフードを外したみたいな服を着ていました。
果たしてKALDIフルコース勝負、どうなるんでしょうか!
やる気と気品を感じない給仕係から前菜とドリンクを配膳してもらい、
すどんのフルコースのテーマは美食術とも訳される「分子ガストロノミー(→Wikipedia)」。
どんな料理を出しても分子ガストロノミーって言ったら許されそうな気がしたためです(笑)
すどんの前菜はこちら!
地球(テラ)のこども〜デュカを添えて〜
→お皿の中心に魚粉が香る「静岡おでん風 煮たまご(258円税込)」を1つだけ配置。
サラダからお肉、魚まで何にでも合うと評判のKALDIオリジナルの「バルサミコ醤油(367円税込)」を煮たまごの隣に垂らして、アラブ発祥のスパイス&ナッツ「デュカ(417円税込)」を添えたアンティパスト(前菜)です。
ちなみに審査員の2人は、KALDIのどんな商品を使用しているかは知りません。
つづいてドリンク↓
赤しその香りとりんごの甘みのバランスが素晴らしい「東農の赤しそ搾り(645円税込)」を用意しました。
早速香りを確かめながら赤しそジュースをテイスティングしたり、地球(テラ)のこどもを食べたりしたビーバーは……
「いかがですか?地球(テラ)のこどもは?」
「この地球(テラ)のこども、何かふりかけられてるような感じがしますが、シェフは何をふりかけたんですか?」
「え?ふりかけた?素材そのままですよ。デュカは添えてますけど」
「地球(テラ)のこどもは口に入れると最初にカツオの香りがしますね。
そこからコアにセンター・オブ・ジ・アースすることによって玉子のコクが漂ってくるような……」
「さすが!魚粉に気づくとは!バッチリのコメント・オブ・フィッシュですね!」
「ではソースをつけていただきます」
「デュカも添えてますんで!」
「デュカってなんですか!?」
「デュカはデュカです。
デュカに疑問を挟んではいけない
(→ナッツの香ばしさにクミンやコリアンダーのスパイスが加わった中東生まれの万能調味料です)」
「デュカの食感はいいんですけど、バルサミコ醤油の蛇足感がちょっとあります。
おいしいんですがバルサミコ醤油はメイン級のパンチを持ってるので、しっかり味付けされた煮玉子に、さらに味付けといいますか。
赤しそのジュースは酸味がありますが、おいしいですね」
「……うん、おいしい」
ピンクの気持ち〜デュカを添えて〜
→人気ブランド、キャンベルの「キャンベルスープ クリームトマト(224円税込)」を使用し、アラブ発祥のスパイス&ナッツ「デュカ(417円税込)」を散らして食感にアクセントを加えたスープです。
「またデュカ!ごっつ付いてくるねコイツ」
「デュカですからね(?)」
(食べている半笑いの2人)
「めっちゃトマトの匂いするな。
ガラスビンにスープで、すどんくんがこれ作ったって聞いたらなんかアクアリウム想像しちゃう(※すどんはアクアリウムにハマってる)」
「さすがにスープに水草は入れてないです(笑)」
「これは普通にうまい。でもドリンクとスープ、両方すっぱいのが惜しいところ」
あの時のリエット~デュカを添えて~
→ワインにもピッタリ合い、おつまみとしても優秀な「サバのリエット 瀬戸内レモン風味(248円税込)」に、サラダからお肉、魚まで何にでも合うと評判のKALDIオリジナルの「バルサミコ醤油(367円税込)」とアラブ発祥のスパイス&ナッツ「デュカ(417円税込)」を添えた魚料理です。
「花丸をもらった時の、あの時の嬉しさを表現したくて花丸にしました。
リエット?リエットは知りません。
サバ缶に書いてました。デュカも添えてます」
「そうやろうね、ここまで来たら添えてるよねデュカ。花丸に手書き感があるのは…」
「マリメッコを意識しました(してない)」
「この缶からボン!ってだしたビジュアル」
「1周回って逆にオシャレかな!って。どうですか?」
「味は基本的にサバ缶(笑)
レモン風味のする、シンプルにサバ缶です。
むしろこれはバルサミコ醤油も合いますね」
ガリシア栗豚のコーレンセレクタ~生きる実を添えて~
→甘く芳醇な香りとふわっとした食感が特徴的な「くり豚ランチョンミート(459円税込)」に、簡単にお弁当を猫でデコれちゃう「ネコのりあーと(313円税込)」を使用。ちなみにコーレンセレクタは料理名かと思って名付けたんですが、くり豚ランチョンミートを作ってるメーカー名でした(笑)
味変のためにサラダからお肉、魚まで何にでも合うと評判のKALDIオリジナルの「バルサミコ醤油(367円税込)」と7種類のドライフルーツや木の実をバランスよくミックスした「生きる実(321円税込)」を散らし、彩りを加えた肉料理です。
「好きやなぁ〜このバルサミコ醤油(笑)」
「ソースはもうちょい買っとくべきでした、それしかなくて(笑)」
「ところで生きる実?ドラクエですか?最大HPでもあがる?」
「デュカでボケるのは3回で充分やろうなと考えてまして、次は生きる実をチョイスしました」
「(デュカは)もうええわ!って用意してきたのに(笑)」
「あとはもう猫かわいいなって」
「ここだけコンセプトがボヤッとしてない?」
「かわいさって大切ですし」
「今回もそのままの形を活かしてるわけですね」
「スパムおにぎりもスパムと海苔ですし、おいしいのは間違いない」
「ここのシェフはこういう……練り物がすきなの?」
「缶詰が好きです。どうですか?普通のランチョンミートと比べて?」
「あっさりしてるんかな?スパムやとそのまま食べるとしょっぱいけど、ややマイルドというか。
バルサミコ醤油は酸味的にランチョンミートとは合ってない気がする」
「さっきから僕は酸味で攻めすぎですね」
「……ところで猫は必要でしたか?」
「大切なのは味じゃなくて見た目」
「フルーツおいしいです。
生きる実、単体で食べるとめっちゃおいしいですね」
「生きる実おいしいよね。生きる実、本当に生きてるなって感じする」
君は洋梨なんかじゃない~ホワイトチアシードをそえて~&コーヒー
→洋梨がたっぷりはいったゼリー「ラ・フランスミックスと紅茶のジュレ(145円税込)」に、普通のチアシードではなく、白い「オーガニックホワイトチアシード(980円税込)」を散らしました。
コーヒーは人気のブレンドであるマイルドカルディをドリップコーヒーにした「ドリップコーヒーマイルドカルディ(448円税込)」をチョイス。
「……このコーヒーの器、つけ麺ですか?」
「違います(笑)
まずコーヒーから説明させていただきますと、シェフはコーヒーに疎いので、人気No.1と書かれたコーヒーをチョイスしました。この和風の器でいただいてください」
「……なるほど、和洋折衷」
「それはお古の方のテーマでしょ」
(コーヒーを持つビーバー)
「人間というのは不思議なもので、この器で飲むと脳みそがコーヒーを出汁やと思って飲むから、すげえ混乱する。
でもコーヒーは酸味があんまりなくて飲みやすい」
「なんてったって、人気No.1ですからね
デザートは食べると『僕は用無しじゃなかったんだ』ってなるおいしさですよ。
食べてみてください」
(本来コーヒーが入ってそうなコップにゼリーが入っていて、それをビーバーが食べてるシーン)
「甘酸っぱい恋愛で傷ついたものの、これで癒やされた高2の夏…ですね」
「まぁ僕のデザートは完全に既製品なんで、おいしくないわけがない」
「でも紅茶のゼリーとコーヒーの組み合わせというのが減点」
「しまった」
と、いったところですどん編は終了です。
でもまぁ、僕から結果の前に先に感想を言わせてもらいますと、
お古の方の選んだ生ハムを普通に食べるのが一番美味しかった!!!
ですね。
それでは、お古の方チョイスフルコース&結果が気になる方は
【おまけ】
対決が終わったあと、ビーバーがランチョンミートを切って焼いてくれました↓
焼くとこれまでの5倍以上のおいしさだったので、みなさんもし食べる際はぜひ焼いてください。
焼かずに食べようとした僕がバカでした(マジで)。