イベントなどに実際に行ってご紹介する【ひらつーレポ】
11/1(日)に開催された「ごみ減量フェア」でお披露目された
高校生発案 環境にいい丼(どんぶり)
レシピコンテスト
をおさや@ひらつーが取材してきましたのでご紹介します! と、こんなに美味しそうな丼を食べてきました
レシピは全部現役の高校生が考えたんだから驚きです!!
なんでごみ処理場で料理?と思いますよね。この日は、枚方市が平成14年から開催している今回で14回目の「ごみ減量フェア」というイベントの日。
そこではリサイクルのフリーマーケットや家具等をリフォームした無料抽選会などが行われていて、3,000〜4,000人が訪れているそうです。
日時:11月1日(日)10:00-15:00
場所:穂谷川清掃工場(田口5丁目)
▼MAP
そして、なぜこの日に?というと、枚方市が処分する一般ごみのうち約4割が燃えにくい生ゴミで食品ロスや食べ残しが問題になっているので、それを少しでも減らすための啓発イベントとして企画されたからです
高校生にごみの減量化について関心と理解を深めてもらい、各家庭でもごみの分別や減量に取り組んでほしい!とのことで「丼レシピ」をテーマにゴミや熱源を減らすレシピを募集した、という流れ。3校から28作品が集まったそうです!
今回はその全てではなくてあらかじめ厳選な審査のもと、選ばれた3作品を考えた3チームがお披露目会に参加されました。
というわけで早速ですが、調理風景を覗いてみましょう!
こちらは、
長尾高校家庭科部Bチームのみなさん
こっち向いてくれました〜(忙しいとこありがとう!)
みんなマスク、エプロン、三角巾をして衛生面にも気をつけていました。
女の子だけかと思いきや、男の子もいました!あとで詳しくお話を聞きます。
お!白と茶色のかまぼこは・・・どこかで見たことある感じがしますね
続いてこちらは、、、
枚方なぎさ高校家庭科課題研究2年生のみなさん
こちらももう仕上げ段階。
めちゃくちゃいい匂いが部屋いっぱいに広がっていました!
30皿も作らないといけないと言うことでリレー式で完成させていきます。
この感じ、めっちゃ懐かしい気がしました。私も10年前は高校生でした…(笑)
う〜ん、めっちゃ美味しそうやん!!
そして最後はこちらが
長尾高校家庭科部Aチームのみなさん
…と、途中写真を撮影出来ずに既に完成してしまっていました。
ご紹介できなくって申し訳ないです!!
完成ー!!
3チームとも別々の部屋で調理をしていましたが、完成後ひとつの部屋に集合!
いよいよお披露目、そして作品発表、講評です
審査員は、辻学園栄養専門学校教頭の中野幸(こう)さん・料理研究家の力石さん・ひらかた夢工房運営連絡会議の竹安さん・枚方市環境事業部の阪本部長の4人。中野さんが審査委員長。
審査基準は、
②独創性(枚方らしさ)
③手軽さ・調理時間の短さ
④見た目
中野審査委員長によると、「大変迷った!!」とのこと。点数も若干の違いだったそうですよ。
意外だったのは、丼でよくある「卵とじ」がなかったことだそう。確かに!親子丼・カツ丼など卵を使う丼が多いですよね。でもそこに逃げなかったところがすばらしい!とのことでした。
【最優秀作品】
長尾高校家庭科部Aチーム
「プチファミリーのECOカレー丼」
カレーのルーの下にはもちろんライスが隠れています。ルーも自分たちで作ったそう!
玉ねぎ(中1/2)サラダ油(大3)白米(1.5合)にんじん(中1/2)
下の黄色いお花は枚方市の花、菊をイメージ。こちらも枚方らしい◎
その下にはそぼろと鮭フレークが敷き詰められています。丁寧な作品!
牛肉薄切り(100g)角天(2枚)しょう油(小1)みりん(小1)
【優秀作品】
枚方なぎさ高校家庭研究2年
「愛情たっぷりお野菜たっぷりママのごんぼ汁丼」
五六市でも振る舞われている枚方の郷土料理「ごんぼ汁」をもとにしていて、まさに枚方。
シンプルで手軽に作れるところもポイント!
ごぼう(50g)糸こんにゃく(135g)中揚げ(75g)人参(40g)ねぎ(50g)
残念ながら写真ではお伝えできないですが、この部屋めちゃくちゃいい匂いでいっぱい!!もう我慢できないっ!!
それでは、みんなでいただきます〜
1人一皿ずつはさすがに食べきれないので、このように小皿にとりわけていただきました!
作ってるときから「めっちゃ美味しそう!」と言ってたので我慢できなかった様子(笑)かわいい
さっきのごんぼ汁の丼を作ったなぎさ高校のチームの二人。
ごんぼ汁をどんぶりにしちゃうっていう斬新な発想ですが、レシピはどうやって考えたか聞いて見ると「みんなで持ち寄って、その中から選ばれたレシピなんですよー」とのこと。
授業の一環で新しいレシピの開発みたいなのが出来るってめちゃ楽しいですよね。普通はこれ作りましょうって言って決まったレシピ通りに作るので精一杯なのに!
そして、こちらは長尾高校の家庭科部メンバー。
食べ比べてます!
ところで、高校に家庭科部があるってめずらしいですよね!?
伺ってみると、部員は全部で15人くらいで、毎週金曜日の放課後にお菓子をメインにいろいろ作ってるそうですよ〜!お話を伺った女の子は今まで作った中ではカップケーキがお気に入りとのことでした。楽しそうでうらやましいな〜
こちらさっきも少し触れましたが、3年生の男の子。
新しく1年生が入ってくれたそうですが、同学年では男子1人とのこと。
失礼かなと思いながら、「なんで家庭科部に入ろうと思ったの?」と聞いてみたところ「調理師になりたいんです!」とキリっと答えてくれました。もう進路を決めてるのね。かっこいい!
「家で作ろうと思っても親が作ってくれててなかなか出来ないから・・・。でも自分でも家でパスタとか作ってます!」とのこと。えらいな〜
どのチームの丼もめちゃくちゃ美味しかったですー
レシピも教えてもらったので私も家で作ってみたいと思います
最後に、竹安さんから最優秀作品の代表にトロフィーを、そして3チームそれぞれに記念品が渡されました。
「おめでとう!」
ごみ減量フェアは枚方市が平成14年から開催しており今回で14回目。
リサイクルのフリーマーケット、家具等をリフォームした無料抽選会、市民ボランティアがリサイクル活動をするひらかた夢工房の作品展示など。3,000〜4,000人が訪れるそうです。
これがイベントのメイン、人気のフリーマーケット。
こんな感じで市内から50ブースくらいが出店しています。
こどもから若い方、ご年配の方まで幅広い方が出店したり買い物したりして楽しんでいました。気軽に参加できるので良いですよね。
50円とか、普通ではあり得ないような値段で売ってるものもありました(笑)
そして、フリーマーケット以外には・・・
先ほどの審査委員長の学校、辻学園栄養専門学校によるお料理のブース。こちらもおいしそうな良い香りとともにすごい行列が出来ていました!
わかりやすい展示もされていてたくさんの人がじっくり読んでいました。
帰りにちょうど無料抽選会の発表が行われていたようで、何が当たったのかまで確認できませんでしたがものすっごいたくさんの人が集まっていました!
右端にひこぼしくんもいました
ごみ減量フェアは思っていた以上に、幅広い年代のたくさんの人手で盛り上がっていました!フリマの出店は無料だそうなので、気になる方は来年チェックしてみてはいかがでしょうか。
レシピコンテストは今回が第1回目とのことでしたが、参加する高校生がこの料理のレシピコンテストを通じて、ごみの減量について考えるだけではなく、普段はなかなかしない料理に挑戦して親のありがたみを感じたり、他の学校の生徒や専門学校の先生、市役所のかたなど、普段の学校生活ではめったと関わらないような人と交流できたり…と、いろんな発見が出来るイベントだな〜と思いました
おいしいご飯、ごちそうさまでした
私は、出来るだけ自炊頑張らなくっちゃ!と思いました(笑)
◇関連リンク
・環境事業部(ごみ・リサイクル)ごみ減量の取り組み(枚方市)
・ごみ・リサイクル(枚方市)