3月12日~6月26日までひらかたパークで、
作品生誕20周年記念
「鋼の錬金術師展 RETURNS」
が開催されています。
ってことで3月11日に開催された内覧会に僕ガーサンが行ってまいりましたー!
漫画だけでは飽き足らず、資料集や小説も全部持っているというハガレン大好き人間です。
この記事を見ているということはもう説明いらずだと思うのですが、
鋼の錬金術師とは月刊「少年ガンガン」で連載していた荒川弘先生作の超人気漫画。通称ハガレン。
おそらくこれをみた当時、小中高生の方々は至るところに錬成陣をかいたり、指パッチンや手合わせするたびに錬成※していたのでは。(→鋼の錬金術師20周年サイト)
※もの作り出す的な技
今回はそんなハガレンの展覧会が行われるということで、やってきたひらかたパーク。
雑なアルミ製のオートメイルに、髪の毛はアンテナ。当日直前に思い立ってのエドスタイル。
なんか、チープですいません。
ちなみにアルミのオートメイルはひらパー前で撮影後、球体に。これが錬金術です(違う)。
ああああ!!!!!(特に意味ない叫び)
入口近くには実写化映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」が公開されるということで、エドワード・エルリックを演じる山田涼介さんが写っている大きな看板もありました。
水35L、炭素20㎏、アンモニア4L、石灰1.5㎏、リン800g、塩分250g、硝石100g、硫黄80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、その他少量の15の元素でできているって点では…
僕ガーサンは山田涼介さんとほぼ同じですね。
まずテンション上がるのは、
ひらパーに入口に入ってすぐのところ。そこには…
等身大のアルがいるところ!!
めっちゃでかいんですよ。スッゴイ圧。
これが声優 釘宮理恵さんのボイスって考えるとなんか感慨深いものがあります。
「鋼の錬金術師展 RETURNS」では全券音声ガイド付き。
エルリック兄弟かマスタング&ホークアイのどちらかを入り口で選べます。
こちらは「鋼の錬金術師展」入ってすぐの場所。
左右には荒川弘先生の最新作と、鋼の錬金術師のスマホゲームの巨大な絵が飾られています。
奥には荒川弘先生と鋼の錬金術師との歩みが。
2003年にアニメ化し、2009年には原作準拠のFA(FULLMETAL ALCHEMIST)のアニメ化。
まだ感覚的に原作が終了したのがつい最近って感じだったんですけど、もう10年…。
いつの間にか時間が持ってかれてました。
これが「真理」…。
「真理」…(2回言った)
年表の下には応募者全員サービスや初回限定特装版、プレゼントキャンペーンなどで入手できたハガレングッズなどが。
「鋼の錬金術師」が少年ガンガンの表紙を飾っている号がズラッと。
初めて「鋼の錬金術師」が載った「少年ガンガン 2001年8月号」。
この時、掲載している漫画には「魔法陣グルグル」、「東京アンダーグラウンド」、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」といった懐かしい作品が。
ここからが本番。
テーマごとにマンガ原稿・カラー原画が展示されています。
その数は300点以上なんだそう!
「2人の錬金術師」エリア↓
「2人の錬金術師」エリアでは、あのシーンの原稿も。どのシーンかって、勘のいいガキは嫌いだよ。
間近で見るからこそわかるカラー原画にある絵の具による凹凸。
ずっと見ることができます。必然的に近くなります。
「人造人間」エリア↓
エリアの名前の通り、人造人間(ホムンクルス)たちのが出てきた場面の原画が展示されています。
ブラッドレイの剣 フラスコ
実写映画で使われる小道具も。
ちなみにどのエリアにも荒川弘先生のコメントが。
セリムが人造人間ってわかるこの伏線、初めて知りました。
「軍部」エリア↓
軍部ということもあり、ロイ・マスタングの活躍を中心とする原稿・原画が展示されています。
あの「いや雨だよ」、「わかった 置いてく」という名シーンもの原稿も。
荒川コレクション↓
原画エリアの間には荒川弘先生が集めた作画資料として集めたコレクションの展示も。
ヒューズの 投げナイフ アルが直した時計
原作で使われた武器や小道具たち。
アルが直した時計やヒューズの投げナイフのモデルってちゃんとあったんだなぁとなんか感動。
「親子」エリア↓
エルリック親子、ヒューズ親子など「親子」をテーマした展示されています。
「最後の戦い」エリア↓
ここまで来たら感無量。「立てよド三流」ってシーン何回読んでも良い。
ラストのシーンは読み入っちゃいます。
撮影に同行したすどん@ひらつーは泣いていました。しかも2回。
「真理の扉」エリア↓
オートメイルの細かい配線が素敵!
ここではエドの「最後の錬成」のシアターが。
感動のフィナーレ!
エキストラエリア↓
ここではノベライズ、ゲーム、雑誌付録など様々なジャンルに書き下ろされたカラーイラストが展示されていました。
これは荒川弘先生の像ですが、元ネタは1巻の折り返しにある勝負パンツ自画像。
大変ご利益がありそうです。
そして、エキストラエリアからめっちゃ目立つメイ・チャン。
感想としては原稿の端っこには牛の自画像が描かれていたり、ホワイトの修正後、手書きの擬音語…ああこれが「生」なんだなともう感動、なんかにやにやしちゃいます。
あと、原稿の隅に書かれていた、
「ワク外フキダシはみ出し部分修正お願いします🐮。お手数おかけします…」
って部分…なんとも荒川弘先生の人柄が垣間見れた気分でなんかもう
めっちゃ良かったです!!!
書きたいことまだまだあるんですけど、まとまらないので止めておきます。
シアターエリア。
他にも上記のシアターエリアやファンから集まったメッセージの展示エリア(ニコニコ動画っぽかったです)やアニメエリアもあり、ファンなら絶対見逃せない盛りだくさんな内容でした。
ちなみに来場者には荒川弘先生書き下ろしの4コマしおりがプレゼントされるとのこと(曜日ごとに異なる7種)。
個人的にハガレンの価値の3割は4コマや表紙裏が担っていると勝手に思っているので、集めたくなるファンも多いのでは〜。
って感じで長くなりましたが、まとめると
ハガレンファンは絶対に行ったほうがいい
そんな展覧会です。本当に!パァン!
【おまけ】
展覧場所近くのトイレのピクトグラムはハガレン仕様に。
見つけたら地味にテンション上がるやつ。
ちなみに注意事項などもハガレン仕様。
立入禁止の箇所には「真理の扉」。
入ったら「通行料」が持ってかれますね、これは。
ちなみに、ひらパーの出口付近では映画衣装も飾られています。
どの衣装も質感が凄かったです。
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