枚方つーしんのイメージキャラクター「お枚の方」の連載企画が今日からスタート!その名も「お枚の方の社会見学」!
このコーナーでは絶賛自分探し中のお枚の方が、枚方の企業やお店などで職業体験をさせてもらい、枚方の魅力を違った角度から発信していくコーナーです♡
記念すべき第一回目のお仕事体験は、枚方市といえばやっぱりココ!
枚方市役所の広報課、情報推進課
です!
今回は広報課を中心にレポートしていきますよー!
是非最後までお付き合いください♪
ひらつーイメージキャラクター
東中振たま(年齢不詳)
実家は東中振のセブンイレブンの近くにあるバイクショップ。
枚方のことをもっと知りたい、好きになりたい!という気持ちで溢れている。
今は自分探し中なので、色んなことに挑戦中。
課長以下9名で構成されており、主に街の魅力や情報を発信することがお仕事。みなさんお馴染み「広報ひらかた」の冊子制作や、公式サイトの情報更新、マスコミやメディア対応など幅広い業務をこなしています。
広報課があるのは枚方市役所別館3階。
一体どんな職場なんでしょうか…?それでは、早速お邪魔しまーす!
…み、みなさん、パソコンに向かってひたすらカタカタと作業中。
一体なにをされてるんでしょうか?
お枚の方、お待ちしていましたよ!広報課の課長を務めています、野田です。今日は宜しくおねがいします。
!?…あっ、はじめまして!お枚の方です。今日は宜しくおねがいします!
(課長ってことは偉い人や〜!緊張〜!あれ…でもどこかで見たことがあるような…?)
ひらつーで以前紹介していた、牧野公民館だよりのすごい表紙絵シリーズ。
こちらの絵を描かれていた方がこの野田課長でした。NHKで取材されたりもしていたので気になる方はぜひリンク先をご覧くださーい!本当、繊細で素敵な絵を描かれるんですよー!
早速ですがみなさん、今は何のお仕事をされているんですか?
メンバーにもよりますが、『広報ひらかた』の原稿がちょうど出来上がったので各担当がその紙面の確認、校正作業などをしています。
『広報ひらかた』!いつも見てます!
ありがとうございます。広報課のお仕事は簡単に言うと3つに分けられます。(1)『広報ひらかた』の冊子制作(2)ホームページの情報更新(3)マスコミやメディアなどの窓口としての対応が主な業務です。その中でも毎月発行している『広報ひらかた』の冊子制作は特に仕事の重きがおかれていますね。
(みなさんお馴染み!『広報ひらかた』はこの広報課で制作されています♪)
色んな業務を並行して行っているんですね。『広報ひらかた』は紙面の企画から取材まで全て広報課の方が担当されているんですか?
そうですね。すべて広報課の方で行っています。大体、発行月の前々月の後半に企画会議や編集会議を行い、その号をどんな内容にするのか、どんな特集を組むかを決めます。その後は各担当に分かれて、イベントの取材に行ったり、記事を書いたり、構成を考えたり…。
ひえー!全て広報課の方でこなされるんですね!
よかったら是非様子を見ていってください。何か気づきがあるかもしれませんよ。
えっ、あ、はいっ!!!(なんか取材みたい!)←※注:取材です
…ということで、お枚の方も一緒にお仕事をさせてもらうことに。
こちらが『広報ひらかた』の原稿の一部。
出来た原稿を再度読みなおし、写真のように赤文字で修正したり、文字を追加します。(愛用ペンは赤いフリクションのペンだそう。ストックもいっぱいありました!)
一文字、一文字、注意しながら見るって結構大変ですね…。見逃しがないか怖い…。
紙で残るものなので、誤字脱字がないかは今修正が出来る内に入念にチェックします。
毎日欠かさない仕事って、あったりするんですか?
メールチェックと市公式のSNS(Facebook、Twitter)は毎日チェックするようにしていますね。枚方つーしんさんはもちろん、他サイトで枚方の情報を収集しています。常に外部にアンテナを張るようにはしていますね。
なるほど。情報を集めるのも広報課のお仕事なんですね。
取材用の大きなカメラを見せてもらいテンションがあがるお枚の方
体験してみてどうです?
情報を伝えるって大事なことだからこそ、自分のミスで間違えられないなって。たくさんの人が読むものだし、自分のした仕事の「責任」を実感できるお仕事ですね。
そうですね。形に残る分、そこははっきりと成果や評価が出るお仕事ではあります。
広報課の一日の流れを教えてください。
始業にはまず全員で朝礼をして、各職員が今日一日何をするのか全体のスケジュールを把握します。仕事の内容は色々あるのでその日によって動きは変わってくるんですが、各自担当を決めているので各々の仕事をそれぞれがこなす、という感じでしょうか。外に出る日もあれば、市役所内でずっと作業をしている日もあります。最後は終礼を行い、進捗具合を共有し終業です。
特集…ではないですが、市民から公募している枚方の写真を使った表紙「ひらふぉと」や、裏表紙にある「枚方キッチン」というレシピコーナーは毎回人気があります。保健センターなどの栄養士が毎回工夫してレシピを考えてくれているんですよ。
毎回美味しそうですよね。私もついつい見てしまいます(笑)
冊子制作のお仕事の他に、「ホームページの情報更新」と仰っていましたが、こちらは具体的にどんなお仕事なんでしょう?
昔は全部広報課でホームページの情報発信を行っていたんですが、今では各課で情報更新ができるようになったので、主にホームページの情報の全体統括を担っています。例えば、誌面と同じようにトップにどういう情報をもってきたらいいかを考えたり、各課の情報のまとめ方を調整したり…。
「マイカタちゃいます、ひらかたです。枚方市」と「こちら、枚方市です!」ですね。
そうです。例えば広報紙のスペースが詰まって広報紙では載せられないことも、SNSならすぐに上げることが出来るので、そういう意味では伝えたいことや、必要な情報をすぐに市民の方に届けられるのはメリットだなあと思っています。
SNSで見て知ったんですが最近では、「枚方」を「ひらかた」と読めるか全国調査も始めたんですか?(笑)
そうなんです(笑)今年は「マイカタちゃいます、」という取り組みのもと、全国に「まいかた」と読んでしまう人が一体どれだけいるのかを全国調査しようという企画を考えまして(笑)専用の用紙を作ったので枚方に住んでいる人以外の方に、枚方をどう読んだか◯を付けてもらって、その方の都道府県や市町村などを聞いていこうと。
今のところ10都道府県ぐらいから返信が返ってきてはいるんですけど。とにかく今は顔を見た人みんなにこれを渡してます(笑)市民のみなさまも調査員として是非ご協力ください。こういう企画が広まることで枚方市のPRに繋がればと思っています。
詳細はこちら
思わず人に話したくなってしまうような面白い取り組みですよね(笑)自分が住んでいる市がこういう企画をやっていると思うとなんだか嬉しいです!その他、「マスコミやメディアなどの窓口対応」というのは、どういうお仕事ですか?
各課から出される市の情報を、朝日、毎日、読売、産経新聞などのいわゆる四大紙や、NHK、共同通信などの担当の方に、年間200件近く提供しています。いわば広報課がマスコミやメディアの対応窓口と言ったところです。
年間200件も…!外部の発信や対応などもお仕事なんですね。では、職場の雰囲気はどんな雰囲気でしょうか?
なぜかある職員の方のデスクの上には枚方つーしんのゆるキャラぼしひこくんが人質に。手作りなんだそうです。
比較的若い年代の職員が多いのでアクティブに動いているイメージはありますね。冊子制作の話を先程しましたが、そういう意味では自分が企画に携わったことや、考えたことなどが形にしやすい、そして評価が分かりやすい職場でもあります。
お仕事のやりがいは何ですか?
広報の仕事は「市役所でやっていることそのもの」を市民にアウトプットしていく仕事なので、「市民のための仕事をしている」っていう実感はすごくありますね。当然市役所ですから全部の課がそうなんですけど、広報紙でもホームページでも情報を市民に見てもらうためにはどう表現するのか、どう言えば分かりやすく伝わるのかという事は常に考えています。
毎月広報紙で「クイズde広報」というコーナーを掲載しているのですが、そこに広報紙の感想も寄せられるようになっていて、その件数が今すごく増えてるんですよ。
恥ずかしい話、昔は20〜30件ぐらいの数だったんですが、今は200件ぐらい来るようになって。なので、たくさんの人に見てもらえていることは本当に嬉しくやりがいを感じますし、良い意見も悪い意見も含めて反応を頂けることはありがたい事だなあと。やりがいにも繋がっていると思います。
良いお話ですねぇ…(涙)
昔のひらかた、今のひらかたを、役所の自分達が作っている訳ではなくて、市民の皆さんが歴史を作って今の枚方があるので。枚方の魅力をもっとたくさんの人に伝えていきたいですね。
最後に広報課内をぐるっと探検しました!
本棚にはたくさんの資料と、くずはのゆるキャラみっけちゃんや、枚方を本拠地とするバレーボールチーム、パナソニック パンサーズなどの枚方ならではの色紙がいっぱい!
冷蔵庫やコップなども課内にあります。ちなみにお昼の休憩時間は節電のため電気を消しているそう。知らなかった…。
こちらのトロフィーは近畿の市町村を対象にした毎日新聞の広報紙コンクールで受賞した記念の盾なんだそう。広報紙コンクールで受賞しているなんてすごい‥っ!
そしてSNSに「いいね!」をお願いする福助。広報課の方のユーモアを感じました(笑)
求められているものは何か、より多くの人に見てもらえるように、常に新しい事をされている所がステキだなと思いました。お話をしている中で『歴史を作っているのは、市民の皆さんです』という野田課長の言葉がとても印象的でした!広報課の皆さんの作ったものが、もっともっと市民の方に広がったら良いなぁ…。