どうも、クロ@ひらつーです。
僕のことを知らない方が多いと思うので、簡単に自己紹介を。
僕は一度ひらつーを卒業したんですが、7月に再び戻ってきてイベント関連のお仕事や広告記事をたまに作ったりしてるスタッフです。
話を本題に戻しまして、気がつけばもうすぐ年越しですね。
年越しといえばやっぱり「年越しそば」だと個人的には思うんですが、みなさん食べるご予定はありますか?
年越しそばを食べられるのは年に1度だけ。どうせ食べるなら新鮮な水を使った、打ちたてのそばを食べたいと思いませんか?
ー今日やってみたくなる簡単レシピを紹介する企画!
ー帰ってきた!KURO’Sキッチン!!
KURO’Sキッチンとは?
クロ@ひらつーが、ひらつーメンバーを道連れにして行う体当たり企画。
枚方で調達した素材などを使って食べ飲みしてみようという不定期コーナーです。
これまでに淀川の水でホットコーヒー、河川敷の雑草でお茶を淹れたり、穂谷川&淀川の水で淹れたコーヒーを飲み比べたりしてました。
クロが一度ひらつーを卒業した後は、サトゥルが企画を引き継ぎ川の水でかき氷を作ってましたが、彼は卒業してしまい、クロが再び戻ってコーナーを再始動させた流れ。
なお、コーナー内で紹介するものは、普段口にすることのない物ばかりで本人達の自己責任でやっています。よい子は真似しないでくださいね!
というわけでやってきたのは、
枚方市野外活動センターのすぐそば!
今回の助手はビーバー@ひらつーです。
「師匠お願いします!寒そうですけど、なぜ甚平を着てるんですか?しかもこんな所までわざわざやって来て」
「この服装は職人っぽいかなって思って。ちなみにビーバーくんは、そばといえば何を思い浮かべる?」
「やっぱりそばといえば、新鮮な水…ですかね?」
「正解!新鮮な穂谷川の水を求めてココにやってきたという訳さ★」
「バケツが落っこちないように、しっかりと紐でくくりましょう。ゴミになったらいけないので」
「あとこの辺りは私有地も多いので、間違って入らないように気をつけた方がいいですね」
「ある程度バケツに水が入ったのを確認できたら、ゆっくり慎重に引き上げます」
「バケツは思ったより重たいので注意が必要です」
「水は用意しておいた空のペットボトルにいれます」
「この時、不純物を取り除くためにコーヒーフィルターなどで水をこしましょう」
「ちょっと多めに水を使う予定なので、さきほどの手順を繰り返しペットボトルに水を汲んでいきます」
「今回は4リットルぐらい汲みました」
「今回は天ぷらも一緒に作りたいと思ってるんですが、せっかく穂谷まで来ましたしここで食材を採取したいと思います」
「師匠のこだわり感じます!」
「というわけで、その辺にあるフレッシュな雑草をテキトーに摘みます」
「雑草には毒があるモノもあるので、もし雑草を食べる予定の方がいらっしゃれば葉っぱの種類を調べて調達しましょうね」
そして事務所に戻ってきた2人。
「まずは汲んできた水を煮沸消毒していきましょう」
「お水はフレッシュですが、万が一お腹を壊してしまったら大変ですからね」
「そばの材料は、そば粉250g・中力粉250g・たまご1個(5人分の材料)を用意します。今回は簡単でできるとネットで紹介されていたレシピで作ってみます」
「そば粉ってあまりスーパーで売られているのを見かけませんが、こだわった物を仕入れてるんですか?」
「A◯azonで買いました」
「A◯azonなんや」
「さきほど紹介した材料を混ぜ合わせたら、煮沸消毒済みの穂谷川の水をちょっとずついれていきます」
「あまり水を入れすぎると粘りっ気が出てしまって形にできないので、気をつけましょう」
「うわ〜めっちゃ水入れてしまった」
「めっちゃ手にまとわりついてますね」
「20分ぐらいこねるってレシピに載ってるし、なんとかなるんちゃうかな。
すどんもこの前の記事で、最後まで諦めないことの大切さを伝えてたからね、やり切ってみましょう」
「続いては麺状にカットしていくために、打ち粉をして四角にのばしていきます」
「しっかりと薄くのばしましょう」
「薄く伸ばせたら半分に折り、さらに三つ折りにします。ベタついて形がきたないですが、湯がいたら大丈夫でしょう」
「やっぱり水の量って大事なんですね」
「折りたためたら、麺状にカットしていきます」
「2,3ミリぐらいが目安です」
「粘りっ気がすごくて全然切れてないですが、カットが済んだら湯がいていきます。もちろん湯がくための水は穂谷川の水を使用しています」
「南京玉すだれみたいになってますね」
「茹で上がったら、ざるにあげましょう」
「結構重たいので火傷に気をつけてくださいね」
「そして、湯がいてる間に作っていた穂谷川の水で作ったダシとあわせて…」
「新鮮な穂谷川の水をふんだんに使ったそばのできあがり!」
「ちなみに水そのものの味は、安定の草っぽさと土っぽさが組み合わさった感じでした」
「それではいただきまーす!」パクッ
「どうですか?」
「すごく粉っぽいし、噛みにくいし、まあ美味しくはないよね」
「やっぱり?ていうか、そばなのに『パクッ』ってなってる時点でおかしいですよね」
「どれどれ、私も・・・。ん!?」
「どう?」
「まずい…けど、ダシがあるからまだ口にはできるって感じですね。そばそのモノが不味すぎて、川の水の味が活きてるかどうかもわからないです」
「確かに。ざるそばはヤバそうやな・・・」
ということで、食べざかりな若者のガーサン@ひらつーにざるそばを食べてもらいました。
「そばを食べる箸使いではない(笑)」
ぐりぐりぐりぐり…。
「これ、なかなかほどけないですね」
「味はうまいから(うそ)」
「そうなんですか!やっぱり打ちたてはいいんすね」
ヘェアッ!!!
「ウルトラマンみたいな声出た!」
「すごく、美味しくないです・・・」
「不味いって言わないガーサンの人柄の良さが伝わってくるで」
「あっ!」
「師匠どうしました!?」
「天ぷら作るの忘れてた」
「それではここからは、私がつくるんで師匠はみといてください」
「りょっ!(了解)」
「採取した雑草はドロを洗い流したあと、しっかり水をふきとります」
「クドいようですが、雑草は毒がある物もあるので気をつけましょう。ていうか真似しないでください」
「小麦粉と水を混ぜ合わせて衣を作ります」
「卵を使わなくてもできるんや!ところで、その水はどこのやつ?」
「もちろん、穂谷川の水を使用しております」
「グレイト」
(スピーディーに作るビーバー)
「めっちゃ手際いいですやん(笑)」
「自分なんて全然っす」
あっという間に完成です!!
雑草天ぷら盛り合わせ(種類は不明)
「そばも作ったんで、師匠よかったら召し上がって下さい」
「めっちゃキレイにできてるし(笑)」
「ん!おもしろくないぐらい、普通にいける」
「ありがとうございます!私もでは・・・。
ホンマや!特にイジるところもないぐらい普通にいける」
「そばはやっぱり水が多すぎたんやなー」
「麺はもっと細く切ればよかったです。僕が作ったやつ、ゆがいたらちょっと太くなるんやなって勉強になりました」
「せっかくなんで、他のひらつーメンバーに食べてもらいましょうか」
「そうしよう!」
ということで、犠牲になったくら@ひらつー。
「え、なにこれ・・・」
「お待たせしました。揚げたての天ぷらでございます」
「結構です」
「手前から、雑草のかき揚げ・よくわからん雑草・よくわからん雑草その2でございます」
「いらんし!全部雑草やん」
「いいから食べてみて下さい」
「・・・。意外と食べることはできるけど、雑草って聞いてるからなんか気持ち悪い」
「師匠!おいしいって言ってくれました!」
「よかったねぇ〜」
「言ってへんし」
続いてなぎー@ひらつーにも食べてもらいました。
「くらさんが食べるの横で見てましたけど、私は食べませんよ」
「なぎー、美味しいでたべてみ!」
「気持ち悪いって言うてましたやん!
んーしょうがないな・・・。もぐもぐ。食べられへんこともないけど、気持ち悪い(笑)」
「まあそうですよね」
「そう思ってるんやったら食べさせるなー!!」
今回初めてそば打ちをしてみたのですが、思ってたよりも難しくてそば作ってる人に感謝しなあかんなってクロ&ビーバーは思うことができました(笑)
川の水で作る必要は全くないのですが、そば打ち自体はすごく楽しかったのでみなさんもぜひチャレンジしてみてくださいねー!
ちなみに「川の水汲みやすいスポットをご存知の方」「リクエストしたい料理」などなど、何かありましたら情報提供からお願いします!
不定期コーナーなのでまた気が向いたらやります(笑)たぶん。
年明けまで残り数時間!
来年も枚方つーしんをよろしくお願いしますー!
【おまけ】
残ったそばを「そば揚げ」にしたらミイラの手みたいな出来上がりになりました。
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