枚方からJリーグを目指すサッカークラブ「FCティアモ枚方」の10月30日に行われたvs鈴鹿ポイントゲッターズの試合結果をお届けします。
この記事は、サッカー好き外部ライター「ひろちゃん」によるFCティアモ枚方応援企画記事です。
今回の相手はキングカズこと三浦知良選手が所属する鈴鹿ポイントゲッターズ。
今節のスタメン↓
前節と変わらずです。
前半は、6本のシュートを打ちましたが、ゴールネットは揺らせず、0−0で折り返します。
後半に入ってすぐの51分、79分に失点してしまい0-2に。
80分に8薬真寺孝弥選手、18大垣勇樹選手に代わって、ティアモのレジェンド6田中英雄選手、10二川孝広選手が入ります。
6田中英雄選手は、怪我で昨年2021年5月1日以来の出場。
10月28日に今シーズン限りで現役を引退することが発表されました。
84分には鈴鹿ポイントゲッターズに三浦選手が投入されました。
今回の出場で三浦選手は自身の持つJFL最年長記録を55歳246日に更新するかたちに。
すると1分後、ティアモがペナルティーエリア内でハンドをとられPKに。
三浦選手がPKを蹴る準備をしていると、会場内からどよめきが聞こえてきました。
そして、見事ゴール!三浦知良選手はこれがJFL初ゴール。
今回のゴールは三浦選手自身が持つJFL最年長記録を55歳246日に塗り替えるものに!
ゴール後はカズダンスも!
ティアモは、アディショナルタイムに10二川孝広選手が1点を返しましたが、反撃もここまで。
試合は1-3で終了。
しかし二川選手のこのゴールは、42歳と125日という三浦知良選手についで年長2番目の記録となりました。
敗戦となり結果的には悔しいのですが、記録に残る戦いが枚方で見ることができて嬉しかったというサポーターの方も多いのではないでしょうか。
現在の順位
1 Honda FC(55)
2 奈良クラブ(52)
3 FC大阪(52)
4 FCマルヤス岡崎(45)
5 ラインメール青森(44)
6 東京武蔵野ユナイテッドFC(42)
7 ヴィアティン三重(41)
8 鈴鹿ポイントゲッターズ(41)
9 ヴェルスパ大分(38)
10 高知ユナイテッドSC(34)
11 ホンダロックSC(32)
12 FC神楽しまね(30)
13 FCティアモ枚方(28)
14 ソニー仙台FC(24)
15 クリアソン新宿(22)
16 MIOびわこ滋賀(16)
※()内の数字は勝ち点
参照:JFLトップページ順位表
今節の結果、勝点を積み上げられず28。順位も変わらず13位です。
次節は、現在12位のFC神楽しまねとの対戦。次節では勝って順位を上げたいところ!
また、次回のホーム戦は11月20日。JFL最終節且つ今シーズン最後のホーム試合です。
今年のティアモの試合を観られるのもこの日が最後ですので、お時間がある方はぜひ現地で応援を〜!
◆サッカーってよくわかんない…という方へのサッカー解説
初めて見るサッカー。
点も入らないし面白くないという声もよく聞きます。
実は私もその中の1人でした。
そんな私も実際に試合を観戦し、疑問に思ったことを聞きまくり、調べてみて今に至ります。
サッカーは面白い!
と言ってもらえるようにルールや豆知識などを不定期で紹介していきます。
田中英雄選手の現役引退が10月28日に発表されました。
今節の対戦相手、鈴鹿ポイントゲッターズの三浦泰年監督は、田中選手がヴィッセル神戸に入った時に強化部長をされていた方なので、今回お話を伺いました。
「彼は幾つになったんですか?39歳ですか。僕が彼と知り合ったのが39歳でした。
彼は、鹿屋体育大学からきて、こういうことを言ったらリスペクトがないと思わないで欲しいのですけど、そんなにスピードがあるわけでもないですし、パワーがあるわけでもない。
そんな選手が、一生懸命コツコツと人の嫌がるプレーをやって、レギュラーに抜擢された。
ヴィッセル神戸に僕が呼んだブラジルのエメルソン・レオン監督が、彼を認めたのです。
あれから、彼のサッカー人生がここまで続いてきたことを本当に僕も嬉しく思うし、僕自身も彼を選べたということを誇りに思います。
いろんなことが、きっとあったと思います。
(ヴィッセル神戸時代の)当時の彼しか僕は知らないですが、いろんなことがある中でここまで続けてきたことをおめでとうと言いたいですよね。
ほんとに『お疲れ様でした』ということと『おめでとう』ということを伝えたいです。
この後、大きなドアは閉まったけど、小さな窓がいっぱい開いているので、いろんな窓を開けて何をやっていくかを選んでいってほしいなと思います」
■田中英雄選手■
熊本県出身。
鹿屋体育大学を卒業後、2005年ヴィッセル神戸へ入団。
2019年にFCティアモ枚方に加入。地域リーグ関西1部時代からのティアモを知る数少ない選手。
2019年鹿児島での全国社会人サッカー選手権大会の優勝や、2020年全国地域サッカーチャンピオンズリーグで優勝、昇格を決めた試合を闘う。
2021年5月から怪我で出場できていなかった。
2022年10月28日に現役引退が発表される。
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