2002年に世界を旅して回った青年が綴った一冊の本があります。
Eye ―26歳、僕は世界へ飛び出した―
吉村健二 著(ソフトバンク出版)
※現在は絶版ですがHPから旅の記録をご覧いただくことができます。
こちらが今回ご紹介する株式会社さくらの吉村社長。
世界を旅したその人です。
そして、こちらが交野に根付いて40年以上になる株式会社さくら。
さくらデンキ・さくらリフォーム
町の電気屋さんとして培われてきたきめ細やかな対応を基に、現在では電気屋さんとしてだけではなく、リフォーム、新築、不動産仲介と、住まいにかかわる『暮らし』へのご提案をされています。
枚方市交野市星田2丁目25-1
世界を旅した社長がたどり着いた原点、求める人材、町の電気屋さんのポテンシャルについておうかがいしてきました。
まずお話をうかがったのは株式会社さくら2代目の吉村社長。
冒頭でもご紹介しましたが、26歳の時に世界を旅した記録をフォトエッセイとして出版された、気になる経歴を持つ方です。
ミーハー心で、まずはその話から聞いてみました
― 新卒募集の話に入る前に…世界を旅されてたんですよね?
「はい。大学卒業後、東京で4年ほど不動産開発の会社で働いていたのですが、26歳の時に転職を決意しました。その前にやりたいことをやろうと思って」
― 世界を旅して何か変わりましたか?
「大きく何かが変わった訳ではないんですが、世界の人たちは僕たち日本人よりも『今を生きている』と感じました」
― 今を生きている…とは?
「特に東南アジアやアフリカの人から感じたんですが、目の前を精一杯、子どものような純粋さで生きているなと。遊ぶこともお金を稼ぐことも家族のことも精一杯。先のことばかり考えてきたけれど、今ってすごく大事だと感じました」
― 旅の間はどんなことを考えましたか?
「旅の前半は受ける刺激がとても多くて、インプットばっかりでした。帰国したら日本を変えたい!という思いばっかりでした」
― 後半は?
「旅の中で自分のルールとして『一国一家』と決めて、旅先で知り合った人の家に訪問させてもらうようにしていたんです。移動中に仲良くなって、数日間泊めてもらって…というのを繰り返して。その時に僕の原点はやっぱり家族やなぁと思ったんです」
― 家族ですか。
「今思い返せば、遺跡などの観光地よりも、その時から興味は『家族』というものに向いていたように思います。
町の電気屋として、お得意さんと家族のように接している父の背中を見て育ってきました。小さい会社やけどカッコいいなと思ってきましたし、自分は大切に育ててもらったと改めて思いました。そのときは結婚していませんでしたが、『将来は世界一の家族を作ろう』と決意しました」
「そのためには目の前のことを大事にすることが大切で、それがどんどん大きくつながっていくと思うんです。
家族を大切にすることが従業員を大切にすることにつながり、従業員を大切にすることがお客様を大切にすることにつながり、お客様を大切にすることが地域に貢献できることにつながり…という自分の芯がそのときにできました」
― 今回の新卒採用で求めるのはどんな人ですか?
「先ほど社長の吉村よりも話がありましたが、私たちと一緒に働いてもらう上での2つのキーワードがありまして、それが『家族』と『チャレンジ』なんです」
― 詳しくおうかがいできますか?
「企業理念が『家族の絆を深める会社』なんです。例えば住宅のリフォームでも、決定権者さんにだけ話をするのではなく、ご家族皆を巻き込んでお話するようにしています」
― それはなぜですか?
「例えばお風呂のリフォームでも子どもさんの意見も取り入れて欲しいというお話をしています。思春期のお子さんだったとしても、リフォームがキッカケで会話が生まれる。それが絆が深まる第一歩だと思っているんです。そのキッカケも提供できる仕事だと思っています」
― まさに企業理念を実践できる仕事だと。
「はい。ですので、ご自身のご家族のことを大事にしている方に来て欲しいです。
あとはチャレンジ。学生時代にも一人暮らしや人をまとめる経験をした!などのチャレンジ経験を持っている方に来ていただければと思います。
固定概念に縛られるのではなく、困難に対しても『次はこうしよう!』というチャレンジ精神を持ってやっていって欲しいです」
― それは町の電気屋さんからリフォーム業もはじめられた所にもつながりますね。
「『家族の絆を深める』という軸の部分は変わらないですが、枝葉の部分ではこれからも変化を進めていくと思うので、その変化に付いて来てもらいたいです」
― 町の電気屋さんから『暮らし』全体をサポートするようになった理由を教えてもらえますか?
「現在、全国に約3万店舗ある町の電気屋さんはあと5年したら約2万店舗に減ると言われているんです」
― そんなに減るんですか?
「はい。でも、僕の中では『こんなにいい仕事はないよ!』と思うんです。
お客様から家族のように接していただいて、こんなに喜んでもらえる仕事は他にないんじゃないかと。ただ、提供するものを変え、在り方を変えていけばいいのでは?と思ったのが『暮らし』全体をサポートするようになった理由です」
― なるほど。
「さくらの変化について話すと関心していただけることが多くて、僕らは電気屋業界のリーディングカンパニーになれる!と思いました。現在は講演などもさせてもらって、3年ほど前には東南アジアの国々の電気屋さんが30人ほどさくらに視察に来られたんです」
― 東南アジアから?
「はい。物事は大きくするだけじゃなく、深掘りすることでこうやって影響力を与えることができるんだと思いました。これからは、地域の子どもたちが『将来さくらで働きたい!』と言ってくれるような会社になっていきたいですね」
― この会社を知ったキッカケは?
「転職を考えていた時にホームページで知りました。知識も経験もない所からのスタートでした」
― 入社されてどれくらいですか?
「4年目です。はじめは知らないことばかりでお客様からのご質問にもすぐに答えられませんでした。最初は先輩に同行してコツコツ覚えながら経験を積ませてもらいました」
― この仕事の大変なところは?
「リフォームはないものを作っていくので『イメージの共有』が大切ですし難しいところです。時にはお叱りを受けることもありますが、完成して喜んでいただけたらそれまでの苦労も吹っ飛びますね」
― 職場の雰囲気はいかがですか?
「新卒の方でも年代が近いと思うのですぐに馴染めると思います。和気あいあいとしながらもメリハリのある職場だと思います」
― どんな後輩に来て欲しいですか?
「向上心とやる気があれば、あとは僕たち先輩がサポートします。いい先輩ばかりなので」
― それは七里さんも含めて…?
「もちろん(笑)!何かあったら七里に言ってください!」
― 最後に後輩になるかもしれない方へメッセージをお願いします。
「就職に対して心配な人もいると思いますが、さっきも言った通りいい先輩ばかりで一生懸命頑張っていれば必ずサポートしてくれます。一生続けていける仕事だと思うので、人と話すことが好き、接することが好きという方をお待ちしています」
最後に吉村社長と本部長の坂東さんからもメッセージです。
「履歴書は不要です!
家族の自慢話を聞かせてください!
ご応募お待ちしています!」
◇募集概要
社名 | 株式会社さくら |
雇用形態 | 新卒正社員 |
仕事内容 | 家電販売、住宅リフォームアドバイザー |
資格・経験 | 要普通自動車免許 |
給与 | 180,000円〜 |
勤務地 | 交野市星田2-25-1(→地図) |
電話番号 | 072-891-4501 (「ひらつー求人を見た」とお伝え下さい) |
勤務時間 | 9:00〜18:00 |
勤務日数 | 週5日(隔週で週6日) |
その他 | ・夏季休暇(5日) ・年末年始(5日) ・社会保険完備 ・賞与(月次決算で毎月配分) ・交通費支給 ・車通勤OK(但し条件あり) ・制服貸与 ・昇給あり |
募集人数 | 2名 |
募集期間 | 決まり次第終了 |
選考プロセス | 会社に電話 ↓ 1次選考(吉村社長面接) ↓ 2時選考(先輩面談)自己PR、ライフワークについて ↓ 3次選考(店舗見学)1日体験見学 ↓ 4次選考(最終本部長面談) ↓ 内定 ↓ 内定者フォロー(各イベント参加など) ↓ 入社 ※取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。 |
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