今回のひらつー求人は、ひらパー近くのショートステイ施設のスタッフのお仕事!
女子会や、友達を呼んで一緒にお泊まり会に参加する感覚で一緒にわいわい過ごしてほしい!
主に知的障がいのある利用者さんのショートステイ(短期間入所して日常生活全般のサポートを受けるサービス)や日中一時支援事業を行っている、
ショートステイ『みっきぃ』です!
住所は大阪府枚方市枚方上之町11−29です。
京阪枚方公園駅から徒歩10分、枚方市駅から徒歩12分の場所にあります。
特定非営利活動法人たゆらぎでは「誰もが集える居場所を作ろう!」をテーマにショートステイ『みっきぃ』や子ども食堂若者版『一汁一飯食堂』など様々な事業を行っています。
今回は増員の為、ショートステイ みっきぃの利用者さんのサポートをするスタッフ(生活支援員、看護師・准看護師)を募集するとのこと。
担当の井村(いむら)さんとスタッフの方にお話を聞いてきました!
ー『ショートステイみっきぃ』とはどんな場所なんでしょうか?
井村さん:主に知的障がいのある利用者さんのショートステイ(短期間入所して日常生活全般のサポートを受けるサービス)を行っています。
お泊りだけではなく、日中の一時支援事業や、障がいのある人に限らず様々な生きづらさを抱える子どもや若者にとっての就労や生きがい作りの場として子ども食堂若者版『一汁一飯食堂』という事業もあったり、
「誰もが集える居場所」になってくれたらいいなという思いで活動しています。
ー利用者さんとスタッフが実際にこのお部屋で一緒に過ごすんですか?
井村さん:こちらは日中一時支援で使っているお部屋で、この奥にキッチンとダイニング、そしてショートステイの利用者さんが寝泊まりする個室が並んでいます。
井村さん:ショートステイ「みっきぃ」の名前もそうなんですが、知的障がいがある方々にとっても覚えやすく馴染みやすく、親しみを持って呼んでいただけるかなと思って、ちょっとニュアンスをお借りしたネーミングになっています(笑)
それと「みっきぃ」には「3つのラッキー」という意味もあるんです。
・みっきぃと出会えてラッキー!
・今日この仲間と出会えてラッキー!
・ここでのご縁が、やがて未来もラッキーなものとなりますように…
井村さん:いきなり一人暮らしやグループホームで暮らしたいわけじゃない。そんな方々にとってのステップとして、あるいは、当たり前の人として、家族以外の仲間とのお泊り会、ときには飲み会のような経験も!
決して預けられる場所になるのではなく、利用者ご本人さんが仲間と楽しんだり、地域の方々とも交流できる場所にしたいという思いが込められているんです。
(利用者さんのご家族の許可をいただき掲載させていただきました。夕食時の様子)
ー飲み会ですか!楽しそうですね!
井村さん:今は感染症対策もあって難しいですが、夜にはここに近所の方にも飲みにきてもらって、時には利用者さんも飲み会に加わったりして楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています。
井村さん:飲んでいなくても、「カラオケ」と称してプロジェクターで動画を見ながらスタッフも利用者さんも一緒に歌ったり踊ったりして過ごす日もあります(笑)
とにかくワクワクな楽しい夜を一緒に過ごしていきたい、というのがここのコンセプトなんです。
ー「ショートステイ みっきぃ」を作ろうと思ったきっかけはどういうことだったんでしょうか?
井村さん:私の娘も重度の知的障がいがあるんですが、枚方には預け先が少なくて…あっても多くのサポートが必要な人ほど預かってもらえなかったり…。
でも時には朝まで寝ないこともあったり、夜中にパニックで暴れることもあるので、家族だけでみていて家庭崩壊してしまう前になんとかしなきゃって思っていたんです。
井村さん:それで、無いなら作ってしまおう!って思って!
まぁ実際に作ろうと思ったらこれまた大変で ショートステイが少ない理由がわかりましたけど(笑)
日中一時支援事業も組み合わせたり、私の趣味で作っているガラスアクセサリー工房も併設して様々な取り組みをしていける場所にしようと思っています。
未経験でもOKってほんま?
井村さん:
今回は生活支援員と、看護師・准看護師の方を募集しています。
生活支援員はシフトの時間帯によって変わりますが、利⽤者さんの送迎、寝室のシーツ変えや、掃除・消毒、料理などの準備をしていただいたり、
利用者さんが来られてからは、夕食を一緒に食べるかサポートしたり、トイレ・お風呂が一人で難しければ介助したり…でも基本的には見守りながら一緒にわいわい過ごしていただくのがお仕事です。
(ショートステイや日中一時支援の利用者さんのスケジュール)
井村さん:
看護師・准看護師の方の勤務は主に、16:00~翌9:00(仮眠3時間)の深夜帯での勤務となりますが、医療的ケアの必要なご利用者様は一日1名程度のご利用となりますので、比較的ゆったりとした時間が多いですね。
ー生活支援員は、経験が無いと難しいんでしょうか?
井村さん:いえいえ、未経験でも大丈夫です!経験はあるに越したことはないですし、その人が得意なことや出来ることを出来る範囲でやってもらっています。
(この日のお料理担当のスタッフさんがご飯の準備をしているところ)
井村さん:お料理が得意ってことなら⾷事の⽤意をしてもらうし、ダンスが得意な方は、利用者さんと一緒に踊っていただきます(笑)
得意なことがお仕事になるような職場です。
ーそうなんですね!どんな時間帯で募集されているんでしょうか?
井村さん:
生活支援員の方は、7:00〜9:30、15:00〜19:00、15:00〜21:00、20:00〜翌9:00、15:00〜翌9:00、と一応分けているんですが、この時間帯を基本に、都合に合わせて相談にのります。
看護師・准看護師の方は、先程お伝えした16:00~翌9:00の時間帯で、月2回くらいからの勤務でも大丈夫なので、ダブルワークにも向いていると思いますよ。
知的障がいの利用者さんと過ごすとみんなが感じる、不思議な効果って?
実際に勤務されていた、元スタッフの濱中(はまなか)さんにもお話を伺いました!
ー濱中さんはどんなお仕事をされていたんですか?
濱中さん:私は必要なら利用者さんの送迎に行ったり、掃除洗濯などのお部屋の準備、利用者さんが来られてからはお食事やお風呂のサポートをしていました。基本的には一緒にわいわい楽しんでいましたよ(笑)
ーこのお仕事を選んで良かったな〜と思うのはどういうときですか?
濱中さん:私は実は以前も知的障がいのある方の施設で働いていたんです。
そのときから思っているのは障がいのある方たちに接すると、仕事をしていてもストレスを感じないってことなんです!
濱中さん:利用者さんのその日の様子によって、まぁ体力的に大変って思う日もまったく無いわけじゃないんですけど、精神的なストレスは無いですね。むしろここで過ごすことで日々の心のモヤモヤが消えて心がふわーっと軽くなるぐらい!
普通どんなお仕事でも「この人は何を考えているのかな」って構えて過ごすところはあると思うんですけど、ここの利用者さんは裏表がなくて、一緒に過ごしていると不思議と心が軽くなるんです。
ーそうなんですね!逆にこういうところが大変だった、と思うことはありますか?
濱中さん:前に働いていたところは人数も多かったので、一度に何人も利用者さんを見なくてはいけなくて大変なこともありましたが、ここは定員も少なくてひとりひとりとじっくり関わることができるので安心ですね。
あと、働きはじめてすぐはやっぱり「知的障がいのある方と、どうやって関わったらいいんだろう」っていう漠然とした不安はありました。
濱中さん:資格とか勉強したわけでもないし、私で大丈夫かなって…。
でも、今思うと逆にそのほうが先入観を持たずに仲良くなりやすいのかもって思います!
言葉より態度のほうが伝わるので、変に構えずそのまま接していればいいから、逆に気持ちがラクですね。
利用者さんによっては慣れるまで時間のかかることもあるけど、慣れてくれば自然と気持ちも通じるようになってきます。
濱中さん:だから「私で務まるのかな」って迷っている方がいたら、ぜひ一度来てもらいたいですね!
ちっちゃなことでも自分の出来ることが人の助けになって、仕事なのに行くとストレスも解消されるんですから!
井村さん:美味しいごはんまで食べられるしね(笑)
利用者さんにも栄養のある美味しいものを食べてほしくてご飯にもこだわっているので、免疫力もアップしそうやし、いいことだらけですよ〜
ーほんまに素敵な環境!笑顔も絶えなくて楽しそうな職場ですね!
資格や経験よりも「得意を仕事に」
スタッフの有信(ありのぶ)さんにもお話を伺いました!
ー有信さんは普段どのようなお仕事内容なんですか?
有信さん:今は夕方の送迎は私がメインでしていますね。
そのあと送迎してきた利用者さんとも一緒に過ごしています。
ー車椅子の方を乗せたり、特別な免許が必要だったりするんでしょうか?
有信さん:いや、今はまだ対応していないんです。
ですので、今回ご応募いただく方が送迎を担当してもらうことになっても運転免許さえ持っていれば大丈夫です。
いずれは車椅子対応の車も用意したいと思っているんですが、今は利用者さんを誘導して車に乗せてシートベルトをして、安全運転してくれればそれで大丈夫です。
ーどんな方にご応募いただきたいですか?
有信さん:特別なことは出来なくても、ここでは自分の出来ることが誰かの助けになります。
あとは、やっぱり親御さんの入院等でここに来ることになったとか、慣れない環境にきて不安な利用者さんもいるので、明るい方のほうがいいですね。
利用者さんとお友達になって、みんなでわいわい楽しめるといいなと思います。
井村さん:私は出来れば「腕っぷしの強い女性」に来てもらえたら嬉しいなぁ(笑)
娘が暴れたときに一緒に止めてもらえたら心強い!
(有償ボランティアのスタッフさん達)
井村さん:もちろん、そうでなくても大歓迎です!
子ども食堂若者版『一汁一飯食堂』に来られる方が、ご飯を食べに来る⇒ちょっとしたお手伝いをする⇒無償ボランティアをする⇒有償ボランティア(夜勤のボランティア)をする⇒アルバイトをする⇒ガッツリ福祉従事者に、という風になったら嬉しいなぁ~と妄想をしていたら、オープンして半年で夜勤のボランティアに来てくれることになったんです!
(看護師でおじいちゃんおばあちゃんの芸能事務所運営などもしているスタッフさん(左)と利用者さん)
井村さん:障がいがあるから専門家がついていないといけないということじゃなくって、お互い出来ることを提供し合うことが大切だと思っていて
自分の出来ることが誰かの助けになって嬉しくなる、障がいのある人の周りにいる人が優しい気持ちになれる、障がいのある人もない人も出来ることを提供し合ってみんな幸せになるといいなと思っています。
ー最後に応募される方へのメッセージをお願いします!
井村さん:初めてだと特に「どうしたらいいかわからない、私にできる?」って感じると思うんですが、理解したい、やってみたい、とさえ思ってくれたらOK!
◇募集概要
会社名 | 特定非営利活動法人たゆらぎ ショートステイ みっきぃ・重度訪問介護事業 みにぃ |
雇用形態 | 1)夜勤パート・アルバイト
2)運転手 3)日勤パート・アルバイト |
仕事内容 | 1)3)共に
短期入所施設(6名定員)にて、主に知的障害のあるご利用者様に対する生活全般のサポート。ご利用者6名に対して、夜勤スタッフは2~4名体制なので、安心してお仕事していただけます。 2)は、送迎運転手。利用者さんのサポートもお願いします。 4)は、みっきいフリースペースやシェアハウスにて、ご利用者様の食事介助やトイレ介助、見守りをしていただきます。(複数名でのサポートなので、初めてでも安心です) |
資格・経験 | 1)無資格・未経験歓迎。
普通自動車運転免許あれば、優遇。 2) 普通自動車運転免許。 3) 無資格・未経験歓迎。 |
給与 |
1)〈時給〉1,110円(無資格)~1,350円 別途夜勤手当(4,000円~5,000円) 交通費支給(上限アリ) 2)〈時給〉1,110円(無資格)~1,250円 別途送迎手当(一回100円~200円) 交通費支給(上限アリ) 3)〈時給〉1,110円~1,350円 交通費支給 (上限アリ) |
勤務地 | 大阪府枚方市上之町11-29 |
ご応募 電話番号 |
072-808-8035(15時〜21時 木・日曜日は休み) |
勤務時間 | 1)16:00~翌9:00(仮眠4時間程度) 月に2回以上で、出勤時間等、相談に応じます。 2)a)8:00-10:30 b)15:00~17:30 3)a)16:00-22:00 b)7:00~9:00 4)16:00~翌朝9:00で、時間は、月に2回、2時間より相談に応じます。 |
休日 | 1)2)3)共にシフト通り。
※勤務日時、勤務回数(月2回以上)、相談に応じます。 ※事業所としての休日は主に木曜日と日曜日。 (朝の送迎は、木曜日や日曜日もあります) |
待遇 | ・試用期間あり。
・有給休暇、雇用保険は法定通り。 ・社会保険(健康保険、厚生年金保険)、労働保険(雇用保険、労災保険) ・夜勤手当は、深夜割増分を含みます。 ・マイカー、自転車、バイク通勤可(駐車場無料) ・深夜は2〜6名の利用者に対して、スタッフ2~4名体制で安心です。 ・夕方は5名程のスタッフ配置。 ・一汁一飯食堂の開催や飲み会など、地域の方との交流を大切にしています。 ・福祉っぽくない自由な発想で、面白いことを一緒に企画してくださる方も歓迎です。 |
募集人数 | 若干数 |
募集期間 | 決まり次第終了 |
選考プロセス | フォームから応募 ↓ 面接(履歴書持参) ↓ 採用(試用期間3ヶ月) ※取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。 |
※お問い合わせは会社に直接お願いします。
※こちらの情報は、2024年10月時点の情報です。最新の情報は、上記連絡先までお問い合わせくださいませ。
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