各自ライター色が記事ごとに出ていますので、お楽しみに!
※ちなみにお金をもらっているわけではなく、自主的な記事です。ひらパー最高!
どうも、こんにちは。
割と写真が好きなおさや@ひらつーです。
今日の【ひらつーHowTo】では・・・
ひらかたパークのROSE GARDEN(公式サイト)で、普段とはちょっと違うバラ写真を撮る方法を5つお伝えしてみたいと思います
バラは春バラ(5〜6月が見頃)・秋バラ(11月が見頃)と、年に2回見頃があります。
ひらパーのROSE GARDENでは、なんと600種4,000株のバラが育てられています今年で60周年だそうです!
記事にするのが遅くなってしまい秋バラももう見頃を終えてしまいそうなのですが、今回の写真は11月6日時点のバラです。もし、もう見頃が終わってしまっていたらごめんなさい!
その場合は…半年後の春バラでぜひチャレンジしてみて下さい!もしくは撮り方についてはバラに限ったことではないので、ぜひ違うお花で撮るときに参考にしてみてください
▼ひらつーメンバーが普段仕事で使っているカメラです。
▼レンズは50mmのF1.8の単焦点レンズのみを使いました。
※写真は好きですが完全に独学なのであんまり細かいことはうまく説明できません。あらかじめご了承ください!
【1】縦写真と横写真
【2】いろんな構図
【3】背景や周辺にも気をつけてみる
【4】あえて逆光で撮る
【5】手前ボケ・玉ボケにチャレンジ
では早速撮って行きましょ〜
今回は花の撮影に重点を置いています。
どっちかと言うと、写真を撮るとき、横向きの写真を撮る人が多いのではないでしょうか?
【横写真】
こんな感じで横に広がってる花だと横写真で撮った方がいいと思いますが「あぁ、また同じような写真!」と飽きてきたりしますよね。
そう言うときは、思い切ってカメラの向きを90度変えて、縦にして撮ってみましょう!
【縦写真】
些細なことですが、縦で撮ってみると、横よりも少し近寄って大きく撮れたりします。
横写真に飽きてきたら、縦で撮ってみるといつもと違う切り取り方が出来て楽しさが広がります
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、構図を少し変えるだけで一気にいつもより写真がよくなったりします。どの構図がいいとか悪いとか言う訳ではないので、どうしたらいいか迷ったときにやってみるぐらいでいいかな!と思います。
【日の丸構図】
日本の国旗みたいに、撮りたいものをど真ん中に持ってくる構図です。基本の構図ではありますがこればっかり撮ってると正直、飽きてきます。
〜横写真〜
〜縦写真〜
【二分割構図】
縦か横に線1本を入れると思いながら、撮りたいものを半分に寄せる構図です。
左半分に花を持ってきて、右半分は玉ボケするような構図にしてみました。(玉ボケについては後ほどご紹介します)
ポイントは半分で分けるように持ってくる、ただそれだけです!
こっちは上下で半分の構図。
背景のレンガがある部分をだいたい半分のところに持ってきた構図。(だいたいね!笑)
【三分割構図】
縦・横に等間隔で線2本を入れると思いながら、だいたいそれぞれの線が交差するところに撮りたいものを持ってくる構図です。単純なものもこのように撮るとそれっぽくなるので不思議!
〜横写真〜
ついつい撮りたい花を真ん中に持ってきたくなりますが、あえてずらします。すると空けた部分にスペースが出来て、抜け感・ゆとり・広がりがある写真が撮れます。
具体的なやり方は、まず花を真ん中に持ってきてシャッターを半押ししてピントを合わせて、そのまま撮りたい構図の位置までカメラを動かしてずらして、シャッターを切ります。
ポイントは半押ししてピントを合わせたままカメラをずらすこと。慣れればすぐ出来ます!ので、ぜひお試しください
他にもいろんな構図があるのですが、今回は初回なのでとりあえずこんなもんで!
料理の写真にしても建物の写真にしても、ついつい撮りたいものだけに目がいって、端っこにごみが写ってたり、変に切れたりしてしまうものです。撮りたいもの以外の背景や周辺にも気を配れたら、だいぶ写真と仲良しの友達になってきてると思います
例えばこちらの写真。
赤いバラを撮りたかったらついついそれだけを撮ってしまいますが、左上にゴブリンのようなほおづえをついたおもしろい置物があるので、これも一緒に撮って見よう!ポイントはその意識だけです!
上の2枚は、背景にローズトレインのオシャレな建物があるので、それも一緒に撮ろう!その意識だけ!
地面に散った花びらが落ちてた、これも一緒に撮ろう!これもその意識だけ!
意識しなかったら変な感じで切り取ってしまって、何か惜しい!写真になってしまいます。ちょっとした心配りでなんだかちょっといい感じに撮れたりします。
続いて、背景の色も写真の雰囲気をごろっと変えたりします。
下の2枚は全くおんなじ菊を角度を変えて撮ってるだけなんですが・・・
↓横から撮ると背景の色が黄緑になって、ふわっと優しい印象の写真になります。
↓上から撮ると背景の色が濃い緑になって、パキっと花が映える写真になります。
ただそれだけのことなんですが、同じものでもいろんな写真が撮れたりします
いや〜、楽しいですね〜♪(笑)
写真は順光(太陽や電気など光源を背中にして撮る)で撮るものだと一般的に言われています。理由は、逆光(太陽や電気など光源に向かって撮る)で撮ると撮りたいものが黒くつぶれてしまうからです。
でも、個人的には、あえて逆光で撮ることが大好物です。なぜならドラマチックに写るから!!ただそれだけですなんだか心にぐっと来るような、しみ込んでくるような、優しい印象の写真が撮れるから好きです。
ファインダーを直接のぞくと目を痛めたりしますが、液晶画面だとそうでもないので、昔よりも撮りやすくなったと思います。好きな人には、かなりおすすめの撮り方です。
上の2枚の写真は、端っこに青い楕円のものが写っていますが、これは心霊写真ではないんですが、「ゴースト」って言って、光に向かって写真を撮るときなどにレンズの反射の具合で出来てしまう現象です。
まぁ、私はこういうのもありだと思うのであえて入れたりもします。入れたくない人はうまくカメラの角度を調整したり、レンズにがっつりしたフードをかぶせると写らなくなります。話すと長くなるので気になる人はGoogle先生か、専門家に聞いてみて下さい
よかったら試してみて下さいね♪
「手前ボケ」っていうのは、下の写真がまさにそれなんですが、手前にわざと何かを持ってきて、奥にあるものにピントをあわせて撮ります。
すると手前にあるものがぼやっとボケて奥行きが出て、何かいつもと違う印象の写真になります。
これも個人的に結構好きです。
結構好みが分かれると思うので好きではない人はやらなくていいですが、細かいものを前に持ってくると細かい水玉模様みたいでかわいい感じになります。
大きなものを前に持ってくると遠近感が出て、じっと眺めていたくなると言うか深みがある写真に思えてきます。
近いものと遠いものがずらっと重なっているところでやってみても面白いです。どこにピントを合わせるかがセンスが問われますね〜何となくですけど。
一つ注意するとしたら、花だとそれほど思わないですが、人物写真でこれをやると、盗撮写真みたいになるので気をつけて下さいね(笑)
たまに私も取材撮影でやってるので探してみて下さい。ぱっとどれって思い出せないけど。
いよいよ最後の項目です!
「玉ボケ」というのは、まさにこれです↓
丸いふんわりしたやつが背景にいっぱい写ってるやつ!
イルミネーションや木漏れ日の撮影などでよく使います。
玉ボケ写真はそんなに難しいものではないんですが、いつでもどこでも出来る訳ではないです。条件があります。
・上のような写真を撮るには、晴れの日の夕方で逆光がおすすめ
・レンズは単焦点か、望遠レンズでうんと望遠にする
・F値をできるだけ小さくする(F1.8とか2とか)
・うんと遠くに小さな光源、うんと手前に撮りたいものを配置してピントを合わせる
自己流ですが、こんな感じでしょうか〜?
初心者の方は何のこっちゃ!と思うかもしれないですが、理屈がわかって慣れればそのうちすぐに出来るようになります!
一眼レフじゃないとできない!というわけでもなく、普通のデジカメでもマクロモードや、めっちゃズームするなどでも対応できますので、ぜひぜひチャレンジしてみてください!
わからなかったらいつでも教えますので聞きにきて下さい(笑)
ローズガーデンで「ベルサイユのバラ」シリーズのバラがそろえられていました!
ベルバラ世代ではないので何が何かは全然わからないんですが「こんなんあるんや!!」って面白かったです。
記事化するのが遅くなってしまい、バラのシーズン的に申し訳なかったですが、参考にしていただけましたら幸いです
ここまで頑張って読んでくれたみなさんありがとうございます
■関連ページ
・ひらかたパーク(公式サイト)
・ROSE GARDEN(公式サイト)