翔太さん。
関西外大の4回生。
先日ひらつーでも紹介した「TEDxKGU」のファウンダーという立場で、いわば「言い出しっぺ」です。
TEDは有名なイベントですし、たぶん何か友達と会話で盛り上がって勢いでTEDxを開催することになったんだろうなと勝手に想像していたんですが(失礼)、質問してみると想像していたよりかなり立派な理由がありました。
翔太さんはカナダに留学して英語がそれなりに話せるようになって、帰国後まわりの友達に教えてあげたりもして、本人いわく「いい気になっていた」そうです。しかしその後参加したインターンシップで、他大学の学生から英語で「あなたの専攻は?」と聞かれたときにちゃんと答えられず、ショックを受けて我に返ったのだとか。
そんな時にTEDxのスピーカーで関西外大教授のガー・レイノルズさんから、様々なスゴイ人の話が聞けるイベントであるTEDxのことを知ります。
英語ができるからスゴイのではなく、そこからさらにしっかりと自分の専門を持たなければならない。また新しいアイデアや何かが生まれるときは別々の分野のことが混ざった時で、多様性が大事なのだということを他の外大生にももっと感じて欲しいと思って、TEDxを開催しようと思ったのだとか。そこから彼がアメリカのTED本部とやり取りしてライセンスなどを取得しました。