1941年(昭和16年3月)の殿山第二尋常高等小学校の卒業アルバムをヤフオクで購入しましたので、詳細をお届けしますー!
右半分をズーム↓
二宮金次郎スタイルの立体加工と、「西渓寫眞舘製」との文字
寫眞の読み方は“しゃしん”なので、西渓という名前の写真館によるモノ、という意味だと思うんですがいかがでしょうか。
つづいて左半分↓
「昭和16年3月 卒業記念寫眞帖 大阪府枚方町殿山第二尋常高等小學校」との文字。
ちなみに尋常高等小学校は尋常小学校と高等小学校が合わさったもので、今でいうと小中一貫校的な立ち位置です。
市役所のページに殿山第二小学校の学校の沿革が記載されていまして、「殿山第二尋常高等小学校」という名前になったのが1935年。
そして今回の卒アルが発行された1941年3月の1ヶ月後の4月には「殿山第二国民学校」と改称されたそうなので、このアルバムは殿山第二尋常高等小学校としては最後の年のアルバムになったものだと思われます。
表紙をめくると出てくるのが殿山第二小学校とペンで書かれた、学校の外観。
今の外観からはまったく想像がつきません。
ついでにAIによる自動着色サービスを利用してみるとこんな感じの色になりました↓
あんまり色がのりませんでしたが、あくまでAIによるものなので現実とは違う色合いだと思われます。
そしてここから先はほぼ集合写真となりまして、1枚ずつ紹介していきます↓
おそらく先生方だと思われます。
後ろのガラス窓っぽいところは割れてるんでしょうか。
背景は同じところで、おそらく男子学生たち。みんな丸坊主で、制服らしき同じ洋服を着用しています。
つづいてはおそらく女子学生たち。
こちらは服に統一感がないので私服でしょうか。
ですがほとんどの方が艶のあるおかっぱ頭に。天然パーマの方はどうしていたのか気になります。
最後はこちらの神殿っぽい、近代建築っぽい建物の前で撮影された女子学生の写真。
高等小学校を卒業する年齢は当時は14歳とのことで、この写真に写っている方は計算するとおそらく現在は91歳あたりということになります。
もしかしたら読者さんの父母・祖父母・曾祖父母の方が写っている可能性もあるかもしれませんね!
そして余談ですが、こちらのHPに殿山第二小学校校区の歴史が詳しく掲載されていて面白かったので、興味がある方はどうぞ↓
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