「今度こそ枚方で天の川を見てやるからな」
今春の天の川記事で「夏はもっと簡単に見られるかも」って書きました。
そして時が過ぎ、2024年夏。穂谷へリベンジに行ってきた、というのがこの記事です。
夏はね、20時とかから天の川が見られるそうですからね。間違いない。見れる見れる絶対見れるよ。
天の川を見るためには
改めて、枚方で天の川が見られる条件について↓
★光量が少ないところがいい
★新月のタイミングが月明かりがなくていい
★雲がなくて空気が澄んでいる日がいい
あたりです。今回は新月などは守ることができなかったんですが(当日雨降ってた)、まぁ夏ですからね。天体観測の季節ですから、それくらいで見えないわけがないんですよ!!
枚方で光量が少ないエリアといえば穂谷あたり。
光量については光量を表示するマップを見ることで光量が少ない場所がわかるんですが、枚方市内は真っピンク。穂谷あたりだけはギリギリ赤色みたいな感じで、光量が少なめなんですね〜。
7月13日の夜
そんなわけで7月13日の夜に、
「星を見に行こう」と誘うと高確率で来てくれるひらつーアンバサダー・チルミカを連れて穂谷にやってきました。
そうなんです。
雲で星が何一つ見えない。
ついでにいうと「星を仰ぐようなポーズで」とリクエストをしたらUFOを呼ばれたのが上記写真です。昔、同じメンツでUFOを呼んだ記憶が……
仕事のオファーをかけた数時間前は晴れてたんです。雲って動くの早いんですね。
「次いった時の星の写真と合成しとくわ」と告げてチルミカとバイバイ。この日は諦めて帰路につきました。
7月27日の夜
その日、僕はひらつーアンバサダーのひまわりと共に国見山山頂から芦屋の花火を見ていました。
花火を見ている時に思ったんです。
「今日は雲もあんまないし、星見えるんちゃう?」
と。そんなわけでひまわりに残業を申請し、
星を見に来ました。結局雲出てきてるやん!という気持ちになりつつも、星が見えてますね!
でもみなさんコレはですね、
写真加工の賜物です!
さすがにここまで星はキレイではなかったですし、何より前回は加工によって顔を出した天の川さんが全く写らなかったんです。
そこで僕はここで1つの仮説に至りました。
夏は20時から天の川が見えるけど、その時間帯に穂谷だと、まだ明るい枚方市街地からの光量が多すぎて見えないのでは?
結果的に、枚方では夏は天の川は見られない……?
という説です。
8月7日の夜
この数日前に星を見に和歌山に行ってきたんですが、その時に調べて勘違いに気づきました。
「夏は20時ごろに天の川が見られる」というのは合ってはいるんですが、
20時どころか夏は夜中ずっと天の川が見られる!というのが正解のようでした。
つまり枚方の夏でも、もうちょい遅い時間、光量が減る時間なら可能性があるのでは…!?と思い、今度は1人で穂谷に0時ごろに降り立ちました。
結果……
見えた!!
見えたで!!
見えたんやで〜〜〜〜!!!!
といいつつも写真はオーバー表現でして、アプリを使って天の川方面を視認し、目が暗順応していくと、心の目でカスミが見えてきたような……天の川のような……みたいな。つまり、
感動はありません。
現実はこんなもんです。夏でも枚方から天の川はぼんやり……視認できます。心の目を開眼してください。
そんなわけで枚方で天の川を見たいと思っている方の参考になれば幸いです。
おまけの和歌山
前述のとおり、僕は和歌山に星を見にいってきました。正確に言うと、天の川が見たいがために友達を巻き込んで、和歌山最南端の串本町へ行ってきたわけなんです。
条件としては新月以外ほぼ完璧。写真で見るような天の川が、和歌山なら見えるのかな〜って思いまして。
そこで撮った写真がこれ↓
ふぅ〜〜!!!わんだふぉ〜〜〜!!AMANOGAWA〜!ミルキーウェイ〜!
もうね、感動しましたよね。うんうん。
……。
……。
ごめんなさい嘘です。
現実↓
目が暗順応したら、上の写真みたいにうっすら雲みたいなのが見える、くらいでした。
1つ上の写真はゴリゴリの加工です。星を浮かび上がらせるためにいろいろやった写真。合成ではないですよ〜。
だからネットで見る、めっちゃきれいな天の川の写真って、現実はこんなものなのかな〜って思ったんですが、どうなんでしょうか。まだ場所や条件が悪いんでしょうか、教えて有識者さん!
しかしまぁ、思い出補正で写真くらいキレイやった気もしてきて……人間の記憶って怖いな〜と。
今回本当の天の川も見れたっちゃ見れたんで、気持ち的には満足。だから今年の冬は枚方で絶対に天の川を撮ろうとしないんだからね!(フラグ)
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