枚方でイモリが遂にとれちゃいました。
これまで枚方でのイモリを求めて僕すどんとイモリ好きゆうぽんの2人は、
2023年11月にイモリ探索を行い影も形もなく、
6月のはじめに田植えついでに、去年までイモリがいたところを探索するも、NOイモリ。
もう枚方からイモリは旅立ってしまったのでは!と思っていたんですが今回……
イモリがいたんですよ!!(しつこい)
そんなわけで今回は、前回と同じく穂谷にある、枚方高校生物飼育部と「NPO法人ひらかた生物飼育部LABO(ひらラボ)」の『飼育部ふぁーむ』にやってきました。
里山は人の土地なので、許可なく勝手に入ってはいけません。
今回は上記のように特別に入れてもらっています。
前回、赤黒い大地と化していた飼育部ふぁーむの水田はすっかり緑色に。
赤黒い大地の原因となっていた浮き草は、あるタイミングで飼育部ふぁーむを訪れたときに、影も形もなくなっていたんだとか。暑さが原因かな?と話していたんですが、あれだけ苦労していた浮き草も、自然の前では無力という事実が、自然の強さを改めて実感させてくれるものだな〜と。
到着してすぐ、テントの設営などをおこなったあと、何をするんだろうな〜と思っていたら、
水路が壊れていないかの確認と、スーパー草刈りタイムでした。刈ってもすぐ生えてくるんだそうです。
なお水路は、
イノシシに一部壊されていました。
めっちゃ自然。自然って恐ろしいですね!
そしてみんなが草刈りなどをはじめるなか、我々はイモリ捜索を開始。網でガサガサしてイモリを捕まえる作戦です。
枚方高校生物飼育部の三井先生より
アカハライモリは環境省のレッドリスト準絶滅危惧になっていて、全国的にどんどん数を減らしています。それは飼育部ふぁーむのような水田や湿地環境の減少はもちろんですが、個人による販売目的の乱獲も大きな理由です。
野生個体を売らない買わない、採って飼うなら最低限で、という個人のマナーがかわいいアカハライモリを守ることに繋がります!
ゆうぽんは果敢に泥を洗う女になっていましたが、
全くもってイモリを見つけることはできず。
枚方高校生物飼育部の三井先生に聞いてみたところ、去年はこの時期にイモリを見ることがあったそうですが、今年はまだ一度も見ていないんだそう。
見かねた先生が手伝ってくれたら一瞬で……
い……いも……
イモリが!!イモリがぁ〜〜〜!!!!
あれだけ探し求めていたイモリがそこにいました。
ただ捕まえたのは赤ちゃんイモリで、まだ幼体ということでエラがあってウーパールーパーみたいな見た目です。
ゆうぽんがめちゃめちゃ探したイモリが、先生に交代すると一瞬で見つかる。ガサガサの腕の違いがあると思い知りました。やっぱりプロは違う!
そのあとも、再びゆうぽんが探すも見つからない、
見かねた先生が登場して、
あっという間にイモリを捕まえるという流れをもう一度。
そんなわけで赤ちゃんイモリを2匹ゲットしたわけだったんですね!
これで枚方にイモリがいるってことが証明できた!!!
それではイモリさんさようなら〜!
って飼うんじゃなかったんかい!ということなんですが、赤ちゃんイモリはエサの問題等で飼育が難しいと先生からアドバイスをいただきまして、今回はさようならということになりました。
先生的にも、去年は大人イモリもいたのに今年は見つからなかったことを気にしていたようでしたが、飼育部ふぁーむ全般の環境がよくなって、このため池ゾーン以外の場所に散開しているのかなとおっしゃっていました。
赤ちゃんイモリがいるということは、この時は大人イモリは見つからなかったんですが、近くにいたことは間違いありませんし!
ただ途中にも書きましたが、個人での飼育目的ならともかく、販売目的での乱獲はやめましょう。里山も許可がいるので勝手に入るのはNGですよ!
ゆうぽんが最後に言っていました。
「次は大人イモリを捕まえにいかないと」と。
そこでゆうぽんがこの企画に意外と乗り気だったんだと知りました。前回は無能ムーブしすぎて文句をいっぱい言われたので、イヤイヤかとおもっていたのでビックリ。
でも、僕は、
もうちょっと、イモリはいいかな…(笑)
しかし今回、枚方にもイモリがいるということが証明できたのでそれは良かったです!
能勢とかでしか見たことがなかったので、改めて身近にもいるんだな〜イモリ。
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