今回のお店みせて!は、枚方T-SITEにある
ワインショップ&レストラン
フジマル食堂
さんです!
2016年5月16日に枚方T-SITEにオープンしたお店です。
フジマル食堂
▶営業時間
11:00〜25:00
▶定休日
年中無休(枚方T-SITEに準じる)
▶座席
テーブル席約44席・カウンター席8席・合計52席
▶電話番号
072-808-6622
▶住所
大阪府枚方市岡東町12-2(1階)
▶関連リンク
株式会社パピーユ(公式サイト)
枚方T-SITE(公式サイト)
地図ではここ↓
場所は枚方T-SITE1階。外からもよく見える場所にあります。
向かいには先日ご紹介した「錦一葉かふぇ」、上の写真の突き当たりに「グラウンズベイカー」があります。
樟葉駅構内にも「フジマル醸造所」を出店していて、枚方市内では2店舗目。
店内の家具は全て木が使われていて、とてもあたたかみがあります。
こちらは1人で来たときや、大人数のときに使いたい大きなテーブル。
さらに、キッチンの横にカウンター席もあります。赤いタイルがスタイリッシュでおしゃれですねー!
様々なシチュエーションで利用しやすいように考えられているそうです。
店内奥から撮影。テーブル席約44席・カウンター席8席・合計52席あります。
テラス側は全面ガラスなので、開放感があり自然光がたっぷり入ってくるのでとても明るいです。
↓例えばこの日のメニューは・・・
ランチタイム(11:00〜14:00)
▷パスタセット1,000円(税別)
・しらすと小松菜のフレッシュトマトソース
・ベーコンとズッキー二のパルメザン風味
※パスタは2〜3日で新しいメニューに変わります。
▷セルフオープンサンド900円(税別)
・半熟卵・フルーツトマト・アボカド・チーズ・ツナ・「ル・シュクレクール」のパン
それぞれ、プラス300円ドリンクセットで、
生樽ワイン(60ml)(赤・白)・ウーロン茶・コーヒー・紅茶から選べます。
ランチのドリンクセットでワインを頼めるなんて優雅ですね!しかも他のドリンクと同じ料金とはお得です。
生樽ワインは、大阪市の島之内フジマル醸造所で造られたワインをステンレスタンクに詰め、直送されたもの。白・赤ともにピチピチとした飲み口と軽やかでフレッシュな味わい。
(お店のメニューより引用)
↓ 通常メニュー
・生樽 白(長野県産ナイアガラ×山形県産デラウェア)グラス120ml500円・デキャンタ500ml1800円
・生樽 赤(山形県産マスカットベリーA)グラス120ml500円・デキャンタ500ml1800円
カフェタイム(14:00〜16:30)
バータイム(22:00〜23:00)
▷ワインがすすむ日本の小鉢
・高知産インゲンとササミの胡麻和え500円
・泉州産水茄子の揚げ浸しおくらとろろ600円など
▷素材を楽しむアンティパスト
・真っ赤なトマトの丸ごとマリネ500円
・鰯のマリネソースカンパニョーラ600円など
▷北海道の食肉料理集団エレゾ
・北海道産シャルキュトリー盛り合わせ1,200円
なんとも個性的なネーミング!!どれも気になりますね。
そして、ワインにめっちゃ合いそう〜♪
※なお、メニューは季節に合わせて変更されますので、上でご紹介したお料理はない場合があります。あらかじめご了承ください。
こだわりのお料理は外からも見えるこちらのキッチンでつくられています。伺ったところ、和食・イタリアン・フレンチそれぞれのシェフがいらっしゃるそう。
同じものがたくさん並んでいるではなく、いろんな種類のボトルが並んでいて、見ているだけでも飽きません!
〜ワインがすすむ日本の小鉢〜
前菜の盛り合わせ(1,000円+税)
上:トウガンと干しえび
右:肝とハツの生姜煮
下:夏野菜の和風ピクルス(梅酢使用)
左:菊菜と椎茸の白和え
料理にあうワインがわからなければ選んでもらえますので、スタッフさんに気軽に相談してみてはいかがでしょうか。ちなみに、和食に合うワインはやっぱり日本で造られたワインだそうです!
株式会社パピーユ代表の藤丸さんのお話も伺えたのでご紹介します!
(公式HPに藤丸さんが経験されたワインにまつわる素敵なエピソードが載っていましたので、ぜひ読んでみてください。)
− 東京と大阪市内にお店を出店されていますが、その中で枚方を選ばれたのはなぜですか?
当店はベースがワインショップなので、ワインがまだあまり知られていないところに行きたかったからです。東京や大阪の中心部はすでにワインを知っている人が多いので、まだワインを知らない人に知ってもらって、家で飲む人を増やしたいと思っています。
− 枚方では樟葉での出店に続いて2店舗目ですが、それはなぜですか?
(樟葉駅に惣菜店「咲菜(さかな)」とワインショップ&ワイン食堂「フジマル醸造所」と「麺処 あしかり」がオープンしてる より)
樟葉駅の「フジマル醸造所」ではカジュアルなワインバーということで自分たちがやりたいことをやったのと、地域の人ともっと交流できるようなイベントもやりたかったので、どこか他の場所にも出店したいと思っていました。そんなときに、CCCさんから枚方T-SITEに出店しないかとオファーをいただいたので出店を決めました。
− お店の名前に「ワイン」を入れなかったのはなぜですか?
枚方T-SITEという開かれた場所ということで、特定のワインが好きな人だけではなくみんなに使ってもらえるようなお店にしたかった。なので、「食堂」としました。「ワイン」と店名に入れなかったのは、それだけで避けられてしまう人もいらっしゃると思ったからです。
− 料理へのこだわりを教えてください。
まず素材は、出来るだけ大阪近郊で採れた新鮮な野菜やお肉、お米を使っています。このあたりにないものもできるだけ近くのものを使っています。(例えばチーズは北海道産を使用するなど)実家で野菜やお米をつくっているので店舗ではそれを使っていて、お米もその都度、脱穀していますよ。
ワインは、バイヤーが選んで購入してきたものももちろん多いですが、大阪の柏原市や山梨の甲府市の自社農園で育てたブドウを使って、自分たちでワインの製造もしています。日本で「ワインにまつわるすべて」をやっているのは当店だけだと思います。(詳しくは公式HPをご覧ください。熱意や想いがこもったとても素敵なサイトでした!)
和食は毎日食べられますよね。そしてパスタも。そしてレストランとして、特別な日のために手の込んだ凝った料理もご用意しています。
1回でおしまいではなく何回も使っていただけるように、こちらの店舗には3人の和食・フレンチ・イタリアンのシェフがいてそれぞれがメニューをつくっています。料理は毎日使っても飽きないように、旬の食材を使い、濃い味ではなく薄味であっさりしたものを出すように心がけています。
− 手の込んだ凝った料理というのは例えばどんなものですか?
「フォアグラのパイ包み ポートワインのソース」などですね。
少し逸れますが、枚方出身の料理人の米田肇さんって知ってますか?昔枚方にあった「ピノキオ」っていう洋食屋で初めて食べたトリュフがおいしくて「自分もそんなお店がしたい」と奮起して、ミシュラン史上世界最短で三ツ星を獲得し、今や世界70位のレストランになっている、大阪の「HAJIME」というレストランがあります。それってすごいですよね?
当店も子ども達に「生まれて初めて食べた」と言ってもらえるように、この枚方でトリュフ・フォアグラを食べられるお店にしたい、そしてそれをフジマルで食べたと言うことを覚えておいてほしいと思います。
− ということは、子どもさんの利用は大丈夫ですなんですね!?
もちろん、子どもさんもOKですよ!高級なワインレストランなどは子どもが入れないことも多いですが、当店はむしろウェルカムです。
日本人って平均すると1年で4本しかワインを飲まないんです。それってたくさん飲む人もいるけどほとんど飲まない人が多いからですよね。
はじめの話に戻りますが、ワインが日常にあって家でも飲んでもらえるようになるには、親がよく飲んでいて子どももそれが当たり前の風景になっていれば、その子どもも大人になったときに日常的に飲むようになりますよね。
ということで、ワインを日常の風景になるようにして行きたいので、自分たちからまちに、人に、近づいて行くことにしたんです。
駅前で便利な場所ですので、オープンな場所にして行きたいと思っています。いろんなシチュエーションで気楽に使っていただけたらと思います。気負うことなく、気軽に楽しんでいただきたいです。