枚方市役所のホームページに「平成22年度全国学力・学習状況調査」の結果が掲載されていました。
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この調査は小学校6年生と中学校3年生に対して行うもので、国語・算数・数学の学力と、「朝食を食べているか」「読書は好きか」などの学習状況を調べて今後の教育に役立てようというものだそうです。
その結果を見てて全国と大きく違ってたのが「読書は好きだ」という項目。
まずこちらは小学生。青っぽい色が「好きだ」です。
こちらは年々「好きだ」の割り合いが増えてますね。まだ少し全国平均に負けてますけどほぼ追いついてきてます。
そして大きく違うのは中学生。
「どちらかといえば当てはまらない」と「当てはまらない」を合わせた割合が、全国では30.9%なのに、枚方では47.4%。5割増以上です。
中学生のH22年のグラフと小学生のH19年のグラフは同じ生徒達ですが、この二つを比較しても減っちゃってますね。まぁ中学生になると読書好きが減るというのは全国的にも同じ傾向があるかもしれないのでこのグラフでは何ともいえないですが。
でも中学生の読書好きが年々減っていってるのはどういうことなんでしょうね?小学生のほうで増えていってるので今後中学生のほうも増えていくんでしょうけど、今中学3年生の子たちがうけてきた教育が読書を好きになるような内容じゃなかったということでしょうか。
国語や算数・数学の学力調査の総括でも「小学校で学力の向上が見られるが、中学校に課題が見られる」といった内容になってました。むー。
他の項目でひっかかったのは全国平均に比べて朝食を食べない傾向があるとかですかね。
気になる方は枚方市役所HPに詳しい結果が載ってるので見てみてください。
■平成22年度全国学力・学習状況調査の公表について 枚方市役所