枚方の産業を盛り上げるにはどうすればいいかということを考える「枚方市産業振興対策審議会」というものがあるらしいんですが、そこに対して市長が「何か意見くれ」と聞いてでてきた結果が枚方市役所ホームページに載ってます。
↓こちら
★枚方市産業振興対策審議会 枚方市役所
リンク先には去年制定された「枚方市産業振興基本条例」の内容などいろいろ載ってますがその中から審議会からでた案の部分だけ抜粋。
分野 | 内容 |
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商業 | ・「地産地消」を取り入れた施策の検討 ・短期間(1 か月)の店舗貸し ・商店街での地元農産物の販売 ・学生の就労体験 ・(高齢者の)買い物支援(大学の若者や地域のボランティア) |
工業 | ・住工混在の問題に対する対応策の研究(用途地域に関するアナウンス、経済団体から住民へのアピール) |
農業 | ・商店街での地元農産物の販売・販路の拡大 ・後継者の育成 ・枚方の特産農産物「トマト」を生かしたキャラクターの検討 |
観光 | ・収益を生み出す資源の洗い出し ・吸引力・ネットワークの構築(大阪と京都、奈良の中間に位置している事や市内に 6 つの大学がある事などのポテンシャルを生かす仕組みづくり) ・駅での総合案内拠点、観光の拠点づくり ・まちの魅力の分析と観光施策の創出(バスでの観光コースの設定、「菊」「桜」「かわせみ」など) ・事業者・経済団体・市の連携と、観光情報の発信 |
人材育成・雇用促進 | ・事業継承しやすい制度の研究(税制など) ・若者と地域産業の連携の研究(インターンシップの受け入れ、社会見学など) |
分野間連携 | ・「地産地消」を核とした生産者、販売者、消費者をつなぐ仕組みづくり ・特産品、地元製品などの「枚方ブランド」育成と、イベントや交流研修のようなソフト面のブランド育成(地区・地域の交流、世代間の交流) ・勤労者の福利厚生の向上(市・事業者の役割として) |
「農業」の欄に枚方の特産農産物がトマトって書いてありますが、そうだったんですねー。知りませんでした!
「トマトキャラを検討すべき」とありますが、枚方にはすでにゆるキャラ「くらわんこ」とかいくつかキャラクターがいますよね。これ以上増えると混乱するので、「くらわんこ」のふんどしをトマトの柄にするか、ふんどしの中に常にトマトを仕込んでおくというのはどうでしょう。
この審議会と別に産業振興ワーキンググループというのを作って細部を詰めていくらしく、ちょうどいまそのメンバーを募集中(6月14日まで)みたいなので興味ある方は応募してみてはいかがでしょうか。いちおう今後の枚方市の予算編成にも反映されるということになってるみたいですよ。
どのような内容になるにせよ、個人的にはぜひとも「この部門をこんだけ伸ばす」という数値目標を設定してもらいたいところです。