100年前に枚方で初めて菊人形展が開催されたときのチラシがヤフオクに。ついでに「エロエロ草紙」

枚方にまつわる古いチラシがYahoo!オークションに出品されています。

↓こちら

大正元年に枚方で初めて菊人形展が開催されたときの引き札(チラシ)だそうです。

大正元年は西暦1912年。ちょうど100年前ですよ100年前。明治天皇が崩御して乃木希典が自決したり孫文が中華民国を立ち上げたりタイタニック号が沈没したりアジアにはまだオスマン帝国があったり、そんな時代です。すごいですねー。

当時はまだ「ひらかたパーク」という名称ではなく「枚方遊園地」です。これが枚方では初めての開催でしたが菊人形展としては3回目。最初は香里園で開かれていました。

リンク先でチラシの細部が見れますが、菊人形のテーマは「楠公一代記(なんこういちだいき)」などと書かれています。「楠公」とは楠木正成のことですがこの「楠公一代記」の原書を国立国会図書館のホームページで見ることができます。

楠公一代記
楠公一代記 近代デジタルライブラリー

リンク先は国立国会図書館が古い資料をデジタル化して誰でも閲覧できるようにしているサイトです。アクセスランキングを見てみると「エロエロ草紙」という昭和5年に発行されたエロ本が10位に入ってました(笑)。

エロエロ草紙
エロエロ草紙 近代デジタルライブラリー

当然カズマ@ひらつーもエロエロ草紙をクリックせずにはいられなかったわけですが中身を見てみると今ではエロとも言えないような絵がほとんど。ただおもしろいなと思ったのが「先端ガール解説」というコーナーで、今でいう「ギャル系」とか「森ガール」みたいに当時の女性の流行を分類して解説してます。「モダン・ガール」「マネキン・ガール」「マニキューワ・ガール」などは名前から何となくわかりますが、中には「エンゲルス・ガール」というものまであって、説明を見ると『さもプロレタリアらしい洋装をしてマルクス主義に関する書物をもって散歩する』のだそうな(笑)。ちなみに男性の場合は「マルクス・ボーイ」。なんとも時代を表すネーミングです。

枚方に話を戻しまして…

上と同じ人の出品で他にも枚方の古いチラシがありました。

こちらは大正13年のもの。「枚方霧嶋人形」とあるんですが、霧嶋人形って何なんでしょうか。

ついでに。

鍵屋資料館引札展パート5

7月2日まで枚方宿鍵屋資料館で引札展やってますよ。

◇関連リンク
ひらかた大菊人形 Wikipedia

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