いつの間にか涼しくなりましたね。
ただ今年はなんだかあんまり暑さを感じない間に涼しくなったような気がしませんか?ここ数年と比べてどうだったのかなと思って、気象庁の数字を元にグラフにしてみました。
2010年〜2014年と平年(1981年〜2010年)のグラフです。平均気温、最高気温で2つ作ってみました。
これを見ると、2014年は平年を下回った日が多く、上回ったとしてもあまり大きくは上回っていないことがわかります。一方で2013年を見ると、お盆前後にずっと平年を大きく上回った期間があります(2013年は19日連続で猛暑日になって記録を塗り替えましたね)。
つまり2013年が特に暑い日が多く、2014年が特に暑い日が少なかったので、そのギャップで余計に「あまり暑くなかった」と感じたのかもしれません。
つづいて8月の降水量も作ってみました。
2014年8月の枚方の降水量(月合計)は408mmで、8月の値としては観測史上2位。それより前に400mmを越えた8月は1982年(471mm)まで遡ります。さらに日照時間も123.6時間と8月の値としては観測史上2番めに短かったようです。
→枚方の観測史上1~10位の値( 8月としての値) 気象庁
今年は雨が多かったこともあり気温が上がらなかったみたいですね。8月の降水量の平年値(1981〜2010年)は118.0mmなので、ここ3年はずっと平年以上です。これを合わせて考えると、今年よりも去年の8月は暑い日も多いし雨もけっこう多いという最悪の月だったんですね(笑)
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(カズマ@ひらつー)