平成26年度全国学力・学習状況調査の枚方の結果が公開されてます。
小学6年、中学3年を対象に、全国で学力テストをするだけでなく学習状況も一緒に調査されています。
学力調査の結果を見てみると、算数A・B以外は全国平均を下回るというあんまりよくない結果になってます。
で、学習状況のほうは質問項目がたくさんあるんですが、大きく変化してるところを探してみると…
中学生に対する「1日どれぐらいゲームするか」という質問で、平成24年から26年にかけて、「3時間以上(紫・水色)」がほぼ倍になっていて、「全くしない(茶)」がほぼ半分になってます。スマホの普及による変化だというのは容易に想像がつきますが、2年間ですごい変化ですね。
つい「けしからん!」と言いたくなりますが大人で調べても似たような結果が出そうです。
さらにこちら
ゲームを除いて携帯・スマホをいじってる時間のグラフ(中学校)です。
上記を踏まえて、ここで一旦枚方市の資料からは離れまして…
全国版の調査結果を見てみると…
携帯・スマホをいじってる時間が長いほど正答率が低いという関係が出てます。こんなにキレイに出るもんなんですね。
ただ、もしかすると「スマホをいじってるから勉強しない」のではなくて「勉強しないからスマホをいじってる」だけかもしれないので、スマホを取り上げてもどっか遊びに行くだけかもしれませんし、単に強制的にスマホをいじる時間を短くさせればいいというわけでもない気もします。
違う言い方をすれば「スマホをいじってる時間が短いから勉強するようになる」のか、「勉強してるからスマホをいじってる時間が短い」のかはわからないという。どうなんでしょうね。
リンク先の資料には他にも「こういう学習状況の児童生徒は正答率が高い傾向にある」という調査結果が載ってておもしろいです。
そして再び枚方の資料に戻りまして、もうひとつ「へぇ〜」と思ったのは…
自分の考えを発表したり、話し合う機会を多く設けられてるという調査結果。全国平均には及ばないものの、こういうのはコミュニケーション能力も上がりそうなのでいい傾向なんじゃないでしょうか。
などなど、項目がたくさんあって見てておもしろいので詳しくはリンク先をみてください。
広報ひらかたでも要点が見やすく紹介されてます。
なんか学校のことばかり考えてたら班形式でご飯が食べたくなってきました。