画像は枚方寝屋川消防組合より
LINK:救急車呼ぶか迷ったら電話を 「#7119」新たに15市導入 産経関西
救急車を呼ぶ程でもない症状の人が救急車を呼んでしまい、本当に緊急に運ばなければならない人が出ても救急車が使えないということがあるそうです。
—枚方寝屋川消防組合HPより引用—
近年、救急車の出動要請が非常に多くなっています。当消防組合の平成19年中の救急活動状況は出動件数27,457件、搬送人員は、25,408人で、平成18年(27,618件)に比べて出動件数が161件、減少しています。
消防組合全体では、1日平均75.2件で1時間に3.1件の割合で出動したことになります。救急隊1隊あたりの1日の出動は平均して5.4回です。
昨年中に救急車で搬送した方のうち、約70%は医療機関で処置を受けたあと、すぐに帰宅できる軽症者でした。
-------------------------
70%が救急車を使う必要のないケースだったということには驚きですが、いざケガをしたときに本当に救急車が必要かどうか判断するのは難しいと思います。そこで迷った時にかける電話番号「#7119」が4月から枚方市にも導入されたそうです。
この番号を導入することで、救急車の稼働を減らすだけじゃなくて救急病院がパンクしないよう軽症者を診療所へ振り分けたり重症になりそうな人の早期発見に役立つそうです。
ただ「緊急性があると思った時は迷わず119番通報で救急車を呼んで下さい。」との付記も。難しいところですが、どちらにせよ冷静な判断が求められますね。
■関連リンク
・大阪府医療機関情報システム
・枚方寝屋川消防組合