ビッグコミックオリジナルで連載をしている漫画「卑弥呼-真説・邪馬台国伝-」に『比羅哿駄(ひらかた)』というセリフがありました。
「卑弥呼-真説・邪馬台国伝-」(作 リチャード・ウーさん、画 中村真理子さん)とは…
日本に関する最古の中国側文献、『魏志倭人伝』にその姿を現すも、多くが謎に包まれたままの邪馬台国。
最新の学説に基づきながら、大胆な解釈を加えた新・卑弥呼史観を見逃すな!!
上記サイトより引用
一言でいうと卑弥呼、邪馬台国を中心に描いた漫画。
また、4月30日には第6集が販売されます。
そんな「卑弥呼-真説・邪馬台国伝-」に『比羅哿駄(ひらかた)』というセリフが!
ひらかたというセリフが出てきたのは「ビッグコミックオリジナル 2021 5.5」。
実際に読んでみると、「日下(ヒノモト)」という国は『比羅哿駄(ひらかた)』にあったよ!(すごくざっくり)みたいなシーンが。
この比羅哿駄(ひらかた)という表記、実は「ひらかた」について初めて記載された歴史書『日本書紀』で書かれた漢字。
「日本書紀」では『比羅哿駄 (ひらかた) ゆ 笛吹のぼる 近江のや 毛野の稚子い 笛吹のぼる』と、毛野という人物の妻が亡き夫に会い、嘆き悲しんで詠んだ歌にでてきます。
上記については以前クイズに↓
「ひらかた」という地名は、漢字は違えど(江戸時代には「牧方」と書いて『ひらかた』と読んでたらしいので)、昔から使われていたようですね〜。ちなみにくずはも同様に古い由来がある地名です。
卑弥呼ももしかしたら「あれ、ひらかたじゃね?」ってなんかの際に言ってたかも(どんな機会だ)。
あ、でも枚方市は邪馬台国の一部ではなかったとのことです。
理由としては弥生土器の特徴が、邪馬台国があったとされる場所のものと違ったからなど。
ので卑弥呼は枚方についてはあまり知らなかったかも。
そんな歴史ロマンあふれる登場をした「比羅哿駄」が載っている『ビッグコミックオリジナル2021 5.5』は4月20日販売なのでまだ書店に置かれているかと思われますし、コンビニや書店等で手にとってみてはいかがでしょうか!
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