京阪電車が回数券の販売と利用を終了するようです。
プレスリリースによりますと、交通系ICカードの利用増のため、京阪線・鋼索線における回数券の発売と利用を終了する模様。
回数券の販売は12月30日まで。利用は2021年の3月31日までとなるようです。
廃止対象券種は普通回数券、時差回数券、土・休日割引回数券の3種類で、身体障がい者・知的障がい者割引普通回数券と通学割引回数券はこれまでどおり発売される模様。
回数券が廃止されるとなると、回数券を利用していたと思われる、2015年ごろに京阪の駅ちかくにたくさんできた安売切符の自動販売機がどうなるのかが気になるところですね。
代わりというわけではありませんが、12月1日より京阪電車ではICOCAによる新サービス「京阪電車ポイント還元サービス」をはじめる模様。
概要についてプレスリリースより引用↓
本ポイントサービスに登録したICOCAで、対象路線の同一運賃区間を1カ月間(1日~末日)に11回以上乗車されたお客さまに対して、11回目以降の利用に乗車運賃合算額の10%分をポイント(1ポイント単位の端数は切り捨て)として付与いたします。
貯まったポイントは翌月15日以降に当社の自動券売機、チャージ機でポイントをチャージすることで、1ポイント1円として電車のご利用やお買い物にご使用いただけます。
なお、ポイントは、利用月から起算して3カ月後の末日までにチャージしなかった場合、失効となります。
とのこと。
サービスを利用するためには登録が必要とのことですが、10枚の回数券を購入で11枚ついてくるサービスと、10%還元と考えたら割引率的には近いものと考えてもいいんじゃないでしょうか。
ポイントは電車の利用や買い物に使用できるとありますが、おけいはんポイントと同じポイントなのか、それとも違うポイントなのかもe-kenetカードユーザーとしては気になるところです。
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