杉にある山口農園と枚方市役所と摂南大学農学部の学生たちが力を合わせて作ったジュース「すももちゃんサイダー」をいただきました。
このすももちゃんサイダーについては以前にもちらっとだけ触れていますが、枚方市としては、すももを枚方の特産品として今後はもっと推していきたい気持ちがあるそうです。
枚方は上記クイズにもあるように、昔はすもも団地があったくらい、すももを生産していたんだとか。
ですが現在は、すももを生産してちゃんと利益を得ているのは、今回コラボした杉にある山口農園さんくらいなんだそうです。
そこで市長が摂南大学の学長と会った際に、摂南大学に農学部ができたということで、すももについて打診したところ、すごいスピード感で話がまとまっていき、今回の山口農園×枚方市役所×摂南大学のすももサイダー制作となったそうです。
開発には主に摂南大学の学生が携わっていて、収穫から味決め、ラベルデザイン(全部ではない)やキャラクターデザインまで学生が。
食品栄養学科の山田教授によると、すももの天然の果汁が入っているサイダーは今回の「すももちゃんサイダー」以外だと日本では2種類しかなく、それは着色したものなんだそう。
今回制作した日本で3種類目となる枚方の「すももちゃんサイダー」は色をつけていない、日本唯一のすももそのままの色を使ったドリンクなんだそう!(すももの天然の果汁が入っているサイダー、というのがポイントです!)
なんでも、果物には色を悪くする酵素が入っているため、電子レンジでその酵素を失活させて色が出るようにしているんだとか。農学部っぽい!
現状では枚方市内での販売は未定ですが、摂南大学と同じグループの「常翔ウェルフェア」に小売を委託するそうで、いずれはどこかで買えるようになるんじゃないでしょうか!
「常翔ウェルフェア」といえば常翔学園の食堂はもちろん、枚方高校の食堂をやっていたりする会社。枚方高校で…とかはどうでしょう!
今現在は枚方市のふるさと納税の返礼品として取り扱うように調整中。つまり枚方市民以外なら買えるようになりそうです!(ふるさと納税は自分の市の返礼品はもらえない)
そんなわけで事務所にいてたひらつーメンバーで飲んだんですが、果実がけっこう浮いていて、すももかおるジュースで、中でもみんなはキレがあることを褒めてました。後味スッキリって結構大事ですよね。
今後はすももを使ったリキュールやチューハイ、ジャムをつくるなど全国に知られる枚方名物を、と摂南大学の萩田学長。
時折すもも自体も市役所前で販売していたりしますし、見かけた際は枚方名物!と思ってみては!そしてすももちゃんサイダーがどこかで発売された暁には、ちょっと財布の紐をゆるめてみても……いいんじゃないでしょうか!
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