※この記事は、サッカー大好き外部ライターひろちゃん@交野タイムズによるFCティアモ枚方応援企画記事です。
2021年シーズンはJFL1年生ながらも健闘し、17チーム中8位だったFCティアモ枚方。
2月5日に急遽行われた京都サンガF.C.とのプレシーズンマッチでは、小川監督の思惑通り、新加入選手の活躍と残留選手とのコラボに2022年シーズンの躍進を予感させ、ファン・サポーターをワクワクさせてくれました。
あれから、1ヶ月。
監督就任3年目となる小川佳純監督に2022年シーズンの展望を聞いてみました。
(取材は2022年3月4日zoomにて)
ストレス発散はゴルフとお団子
ー唐突ですが、小川監督の趣味は何ですか?
ゴルフとか映画鑑賞とかですね。
ーこのオフにゴルフはいかれましたか?
シーズンオフには1度いきましたね。スコアは、大体100前後です。
調子が良ければ100を切れて、悪ければ100をこえるぐらいの実力です。
ー自然の中をゆっくり歩きながらするのがストレス発散になりますか?
そうですね。
自然の中で綺麗な空気を吸って非日常の環境がリフレッシュも兼ねてます。
シーズン中はそんなに多く行けるわけではないですが、タイミングが合えば春とか秋にいきたいですね。
ーどこかに小川監督の紹介に好きな食べ物に「和菓子」と書いてあったのですが、和菓子が好きですか?
和菓子は昔から好きで、団子とかおはぎとか饅頭とか、洋菓子より和菓子の方が好きですね。
コンビニでレジの脇に置いてある大福とか団子とか思わず買って帰っちゃうほど和菓子が好きです。餡子系が好きですね。
求められるものに応えられるかというプレッシャー
ーティアモの監督になって3年目ですが、監督業の醍醐味や手応え、難しいなと感じていることを教えてください。
やっぱり3年目となると1年目より2年目、2年目より3年目と求められるのもそうですし、自分の中での基準も高くなっているので、それに応えないといけないというプレッシャーがありますね。
メンバーも入れ替わる中で、求められるものを試合で表現するのは難しいなと感じています。
周りからは『3年目だから』と、去年よりももっと素晴らしいサッカーを期待されると思うので、それに見合うゲームが出来るかどうかのプレッシャーというか難しさを感じています。
ー今年のメンバーは、平均年齢24歳と全体的に若いチームになりましたが、これは小川監督の考える攻撃的なサッカーをするためにこうなったのですか?
編成に関しては監督としての要望もありますが、勿論選手自身の想いもある中で、クラブが最終的には編成を決めていきます。
今年はこのメンバーでいくとクラブから伝えられて、その中で僕が戦術だったりを考えて試合に向かっていくという形なので、与えられた選手、与えられた環境でしっかり結果を出すという姿勢でやっています。
それは、どこのカテゴリー、チームでも同じだと思います。
ー開幕戦はHONDA FCですね。この時期にHONDA FCと当たることはどう考えていますか?
HONDAさんとは去年2戦やって2敗して、JFLでも毎年優勝を争うチームだと改めて実感しました。
JFLでは一番力のあるチームだと僕は思っています。
ですが、開幕はどのチームも100%完成した状態では正直望めないと思うので、つけ入る隙はあると思います。
開幕戦はどのチームのどの選手も硬くなり、シーズン中の試合と違う感覚になっているので、少なからず隙とか上手くいかない部分があると。それは、ティアモにも当てはまるのですが…。
ティアモのそういう部分を減らしてHONDAさんの隙をつければ、勝機はあると思います。
それに、うちはメンバーが大幅に変わっていて情報があまりないと思うので、しっかり準備してやれることをやればいい試合が出来るのではないかと考えています。
ー新しく「クリアソン新宿」が昇格してきましたが、どんな印象ですか?
刈谷さんとのJFLの入替戦を見に行きました。
非常にアグレッシブな闘いで刈谷さんも決して力のない相手ではないですが、4-0という結果でクリアソン新宿が勝利しJFLに上がってきているので、あなどれないですね。
東京出身の僕としては、東京で出来る試合が1試合増えたことで、家族や両親、友人に見に来てもらえるチャンスが増えたので個人的には嬉しいです。
また、東京の人がJFLに興味を持ってもらえるチャンスだと思うのでそういう意味でもいいかなと思います。
ー鈴鹿ポイントゲッターズに入られた三浦知良選手に関してはどう思っていますか?
三浦知良選手が入ってこのカテゴリーが注目され、『JFL』という文字がメディアの中で去年一昨年よりも多く出てきている感覚があります。
人々の目に『JFL』という文字が触れることが多くなったのは、このカテゴリーにとっては非常にいいことです。
僕のいるティアモもそうですが、JFLにはいい選手もいいチームも沢山あるのでもっと注目して欲しいですね。
「ティアモがいいサッカーしてるな」とか「いい選手いるな」と思ってもらえるように見ている人が多くなったことを意識しながらシーズンを闘っていきたいと思います。
ー今年2022年のティアモのどこに注目して欲しいですか?
30歳以上が5人と残りは25歳以下という一見アンバランスな年齢のチーム編成なのですが、若返った分去年とは一味違ったアグレッシブなサッカーをお見せできると思います。
若い選手たちの躍動するプレーとベテランと言われる30オーバーの選手たちの味のあるプレーを楽しんでもらえるように、また、チームとしては去年と同じように攻撃的なサッカーをお見せできるように努力していきたいと思います。
ーありがとうございました。今年もティアモの活躍を楽しみにしています!
意外と和菓子が好きという素顔や2022年シーズンを語ってくれた小川監督。
2022年、ホーム戦の全試合が枚方市立陸上競技場での開催と決まったFCティアモ枚方。
ティアモの魅力的なサッカーを近場で見られるチャンスが増えたのではないでしょうか。
FCティアモの枚方のJFL開幕戦は、3月13日(日)13時からアウェイでHONDA FCとの対戦です。
ホーム開幕戦は、3月21日(月祝)13時キックオフ。
対戦相手は昨年3位のヴェルスパ大分。順位は上ですが、昨年2戦して2勝しています。
場所は、もちろん枚方市立陸上競技場です!お時間がある方はぜひ〜!
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