FCティアモvsFC神楽しまねは1-0で勝利!4月24日からは天皇杯大阪予選

枚方からJリーグを目指すサッカークラブ「FCティアモ枚方」の4月16日に行われたFC神楽しまねの試合結果をお届けします。

この記事は、サッカー好き外部ライター「ひろちゃん」によるFCティアモ枚方応援企画記事です。

第6節はホーム 、枚方市立陸上競技場にて開催されました。

「FC神楽しまね」は、昨年までは『松江シティFC』でした。
昨年2021年は、5位のチームです。今シーズンは1勝3敗(1試合延期)で、現在15位。
昨年のティアモとの対戦成績は、1分1敗。

前節、河内ダービーを引き分けたティアモ。
ホームで勝ち点3をとりたいところ!

試合の詳細は、下記で見ることが出来ます↓

スタメン。

前節出ていた32桧山悠也選手、11バジル選手に変わって、5後藤圭太選手、28井上翔太選手が入っていました。後藤選手は第2節以来、井上選手は今季初スタメンです。

競り合っているのは水戸ホーリーホックから新加入の4今掛航貴選手

前半押し込まれる時間もありましたが、ディフェンス陣がよく耐えて、0-0のまま終了。

後半入ってすぐの47分、フリーキックを得たティアモ。

キッカーの8薬真寺孝弥選手が蹴ったボールが、

そのままゴールに吸い込まれていき、待望の先制点!

1-0としたティアモは、その後追加点を狙いましたが試合終了。
今季2勝目、勝ち点3を取りました!

小川佳純監督

-勝利おめでとうございます!まずは、今日の試合の感想をお願いします。

風が強くて、あまりいいとは言えない環境の中では、自分たちのやりたいことが出来なかったゲームでした。

チャンスの数も相手の方が多かったですが、みんなが体を張って守って、キーパーのビックセーブもありましたし、反省点ばっかりですけど、その中で勝ち点3を取れたのは、チームとしては大きいかなと。

僕としても、もっと違うことが出来たかなと反省点の多いゲームになりました。

この試合、何度もチームを救うビックセーブをしたゴールキーパー1木村壮宏選手
-インタビューをしていて、監督は「もっと」という言葉をつかうことが多いのですが、それは監督が求めているものと現実がかけ離れているということなのですか。

そういう意味ではなく、今いる選手たちは「こんなもんじゃない!」と思っているので。

勝ち負けは結果が出ますけど、今日みたいに勝ったゲームでも、もっと成長してもらいたい。
まだまだこれで満足して欲しくないので、出てしまうのだと思います。
それは、僕自身でも言えることで。

「勝てばいい」というものではないと思うんですよ。

選手は成長して、上のカテゴリーにいくとか、上を目指さないといけない。
チームとしてもそういう意味で「もっともっと」と使っています。
「満足してほしくない」「勝ったから良かったになって欲しくない」という意味で言っています。

-来週の天皇杯大阪予選に向けての意気込みとサポーターへのメッセージをお願いします。

去年FC大阪に負けて、天皇杯本大会の出場を逃しているので、今年はしっかり2回勝って代表での出場を決めたいです。

そのために、まずは負けちゃいけない相手の大学生にしっかり勝って、いい準備をします。(注)

来週は、出場機会の少ない選手を使おうとは思っています。
そうやってチーム力を上げて、いい準備をして、その次の話題性のある鈴鹿戦に望みたいと思います。

(注:天皇杯大阪予選、ティアモは4/24「関西大学体育会サッカー部」と対戦し、勝てば「FC大阪」と「大阪学院体育会サッカー」の勝者と5/7に対戦します)

薬真寺孝弥選手

-まずは、おめでとうございます。今季2得点目ですね。後半入ってすぐの得点でしたが、狙っていましたか。

そうですね。最近の試合は得点しか狙っていません。
今年は点を取ろうというのが、自分の中での目標です。

-前々回のホーム戦、大分戦でも試合開始直ぐの得点でしたよね。

いつチャンスが来るかわからないので。
あれは、来た時に「もらった!」と思いました。
(注:大分戦での1得点目。開始1分でゴールをとる。この試合3-0と勝利したが、薬真寺選手のゴールがチームを波に乗せたのかもしれない)

-今年は何得点狙いますか

10得点以上は取りたいです。

-来週は、天皇杯大阪予選ですね。

出たら頑張ります。

-では、最後にサポーターへメッセージをお願いします。

毎回沢山応援に来ていただいているので、ホームでは絶対負ける姿を見せないように頑張ります。
応援よろしくお願いします。

後藤圭太選手

-お疲れさまでした。最近3試合出ていなくて、久々のスタメン90分フル出場となりましたが、どうでしたか。

勝てて良かったですけど、ディフェンスとして相手の決定機が結構あったので、前向きに反省できるのは凄く嬉しいですが、しっかり反省したいなと思います。

-後藤選手は、今までずっとJリーグで活躍されていたのですが、初めてJFLにこられてどんな感想をもたれましたか。

自分自身3試合やって、感じたのは初戦のHondaFCだけは圧倒的な強さでした。

もちろん、ズミさん(小川監督)が優勝を狙っていくと言っていたのは、間違いなく実現できる目標だと思います。

実現できそうだと思うのですが、どっちにでも振れるというか、乗っていけばいけると思います。
そういうチーム力は凄く感じています。

「いけるな」という手ごたえをこのチームにすごく感じています。

-しばらくお休みして外からチームを見ていて、どの様に感じましたか。

去年「失点が多くて、得点が多い」と聞いていたのですが、チームのメンバーが大幅に変わった中で失点というところは微妙に尾を引いている気がします。

チーム全体の雰囲気が、僕が今までやってきたチームと比べるとちょっとゆるいというか…年齢が自分がいっているということもあるのですが、そこは変化させたいなと考えています。

-それは全体的に年齢層が若いということが影響していますか。

そうだと思います。
後は、メンバーが変わってもそのチームの空気はそんな大きな変化はないと思っているので。

例えば、鹿島アントラーズだったら、メンバーが入れ替わってもずっと強い、そういうDNAみたいのはずっと続くと考えています。
そこをもうちょっと上げていければなと。

厳しさがもうちょっと欲しいと、離れて見ていた時に感じました。

サッカーにしてもチームの雰囲気にしても、どっちも引き上げられるようにしたいですね。

-そういえば、小川監督とライセンス講習が同じだったと聞きました。もちろん、お互いに存在はご存知だったと思いますが。

はい、名古屋グランパス時代から小川さんのことは知っていて、J2でも小川さんがアルビレックス新潟の時に僕はファジアーノ岡山だったので、対戦したことがあります。

ぐっと距離が近づいたのは、そのB級ライセンス講習のときですね。
その時は、もうティアモに入ると決まっていたので、今度の監督ということで緊張しましたね。
小川さんの方が2歳上なだけなのですが、僕は監督と選手ときっちり分けるタイプなので。

-来週は、天皇杯予選です。天皇杯については、どんな思い出がありますか。

鹿島アントラーズ時代に優勝しましたが、僕は絡んでいないので、それよりも1回戦2回戦で悔しい思いをした記憶の方が多いですね。
だから、トーナメントで上にいった時の緊張感とかはないです。

ただ、若い選手が多いので試合数を増やしたいという思いはあります。
勝てば勝つほど上のチームと当たれる、それが天皇杯ならではで、リーグ戦にはないのでね。

ー今回はJリーグ時代から考えるとずっと下から勝っていかないといけないですが、沢山上のチームと対戦できるといいですね。楽しみにしています。

現在の順位

1 FCマルヤス岡崎(15)
2 Honda FC(11)
3 FC大阪(11)
4 ヴィアティン三重(10)
5 東京武蔵野ユナイテッドFC(10)
6 奈良クラブ(9)
7 高知ユナイテッド(9)
8 FCティアモ枚方(8)
9 鈴鹿ポイントゲッターズ(7)
10 ラインメール青森(
7
11 ヴェルスパ大分(7)
12 ソニー仙台FC(7)
13 ホンダロックSC(5)
14 MIOびわこ滋賀(3)
15 FC神楽しまね(3)
16 クリアソン新宿(0)

※()内の数字は勝ち点
参照:JFL公式HP 順位表・戦積表

この試合の結果、ティアモは8位になりました。

久々の勝利!
ですので、「大阪王将」の揚げ餃子に、4月は「枚方名物 鳥重弁当の店『車屋』」のお弁当倍増企画がありますよ~!
詳細は下記の記事で↓

次週は、天皇杯大阪予選が4/24(日)14:00~J-GREEN堺にて行われます。
対戦対手は関西大学体育会サッカー部。

JFLリーグの次節は、5/1アウェイにて鈴鹿ポイントゲッターズと対戦です。
鈴鹿ポイントゲッターズといえば、「キングカズ」ですね。

◆サッカーってよくわかんない…という方へのサッカー解説

初めて見るサッカー。
点も入らないし面白くないという声もよく聞きます。実は私もその中の1人でした。
そんな私も実際に試合を観戦し、疑問に思ったことを聞きまくり、調べてみて今に至ります。

サッカーは面白い!

と言ってもらえるようにルールや豆知識などを不定期で紹介していきます。

今年の天皇杯大阪予選の会場は、J-GREEN堺

《天皇杯》

天皇杯は、サッカーだけでなくバスケなどもあるのですが、サッカーは第102回になります。
よくお正月に天皇杯決勝戦がNHKで放送されています。昨年は浦和レッズが優勝しました。

その天皇杯の本大会は、Jリーグのチーム(J1・J2)と47都道府県代表とシードチームのトーナメント形式でおこなわれます。

トーナメント形式は、ノックアウト方式とも言われ『負けたら終わり』ですが、この大会の面白いところは、カテゴリーの違うチームと対戦出来ること。

昨年は、2020年までティアモも所属していた関西リーグの「おこしやす京都」が京都府代表として本大会に出場し、J1の「サンフレッチェ広島」に5-1で勝利して話題になりました。

まず大阪代表を決めるための予選からです。2回勝てば大阪府の代表。
ティアモは、2020年に初めて大阪代表になりましたが、昨年2021年はFC大阪でした。

トーナメント形式は勝敗が必ず決められるので、引分はありません。
90分試合をして決まらなければ、延長戦。
それでも決着がつかなかったらPK戦になります。

この大会も熱いですよ~。

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