関西医科大学が遺伝子の戦いをマウスの脳内で実現することに成功したそうです。
遺伝子の戦いを脳内で実現することに成功|関西医科大学プレスリリース
関西医科大学プレスリリースによりますと、今回の研究で用いられた遺伝子組み換え酵素(遺伝子の一種)である「Cre リコンビナーゼ」や「FLP リコンビナーゼ」は標的遺伝子を欠失させることで機能を調べる手法『遺伝子ノックアウト技術(2007 年ノーベル生理学・医学賞受賞)』において広く用いられてきた反面、これまでにお互いを戦わせた実験はなかったそうです。
今回、関西医科大学がいろんな機関と共同研究を重ねた結果、CreとFLPをマウスの脳内で戦わせることに成功したそう。その関連新技術を開発し「BATTLE」と命名。かっこいい。
かなり噛み砕いて説明すると、アルツハイマー病やパーキンソン病などの多くの精神疾患はシナプス(→脳科学辞典)に異常が発生していることが分かっているらしく、今回開発した「BATTLE」を発展させた技術を使えば、将来的には、精神疾患のメカニズム解明や創薬研究の進展の期待がされるというもの、で、あっているでしょうか!
(関西医科大学)
なんだか難しい話のように感じますが、将来この技術が自分の身近で使われるようになるかもしれませんね!
詳細が知りたい方は、上記プレスリリースをご覧になってみては。
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