新元号が“枚方”に決まったことによって各地で混乱が起こる中、厨房で枚方に対して「まいかた」と読み仮名をつけて投げつける動画がYouTudeにアップされ炎上しています。
この動画の撮影者と投げつけているスタッフは日頃からこういった動画を撮影していて、「大垣内町」には「おおかきうちまち(※正しくは『おおがいとちょう』)」と読み方をつけてゴミ箱からお皿に戻した動画もアップロード。こちらも同じく炎上しています。
事態に対しフランチャイズ本部は「既に当事者への聞き取りを終え対処済で、現在は『牧方』の漢字1万字文を書き写しさせるなどの法的な措置も検討している」とのことを、テキストじゃなくPDFの画像貼り付けで発表。
これに対しネットでは「牧方」じゃなくて『枚方』であると二重に炎上するといったさらなる事態に。
ネット炎上に詳しい有識者の枚方大学 御殿山教授に話を伺ってみると、
「目立ちたいあまり、地名に無茶な読み方をつけてSNSにアップするといった行動が若者の中で常態化しつつあります。
今回の事例で言いますと、枚方に『まいかた』と読み仮名をつけて冷蔵庫にそのまま丸ごと入れた様子を撮影した写真や、回転寿司で皿にのって回っていた『ひらかた』を『まいかた』に入れ替えてレーンに戻す写真などもネットでは確認されますし、ネットでの情報の取扱には十分に注意したいですね。最近の若者は、ネットもいいですがヨーロッパの素晴らしさを知らない人が多いのがむかつきます」
と御殿山教授。
日頃から地名の読み方に十分に気をつけて暮らしていれば防ぐことができた今回の炎上事件。
今、我々一般市民のネットリテラシーと地名の詳しさが試されている時代が到来した、といっても過言ではないのではないでしょうか。