金、銀、銅、鉄、青銅などの金属製の下地の上に釉薬(ゆうやく)を乗せたものを摂氏800度前後の高温で焼成することによって、融けた釉薬によるガラス様あるいはエナメル様の美しい彩色を施すもの。(Wikipediaより引用)
そんな七宝焼きを気軽に体験出来る施設があると聞いておじゃましたのは、招提平野町にある特定非営利活動法人 ひまわり七宝。
ひまわり七宝
住所
枚方市招提平野町8-48(→地図)
電話(FAX同じ)
072-867-0251(※体験は要予約)
営業日
毎週 火〜金
営業時間
10時〜12時/13時〜15時
1982年の創立以来、障害者の福祉作業所として七宝焼技法の習得・講習・七宝製品の制作・販売等の活動をしてきたというこちらの施設。
2011年の春から特定非営利活動法人として新たに生まれ変わり、障害者のみにとどまらず、七宝焼きを通して広く一般の方々に創作活動の場・地域活動の場を提供することで、共生の街づくりと伝統工芸継承の一助となれば…そんな思いで活動をされています。
せっかくなのでカトゥー@ひらつーが体験させてもらってきました。
銅板の加工から…となると時間がかかるので、今回はあらかじめ下地まで準備してもらったものに、自分で釉薬を置いていく工程を体験させてもらいました。
開けると温度が下がるので、また800度まで上がるのを待ちます。
出てきた瞬間の姿がコチラ。オレンジっぽいですが、温度が下がると色も落ち着いてきます。焼き上がりまで5分もかかりません。
溶けきらなかった部分は削ってもらいました。で、出来上がったものが…
先ほどご紹介した真四角の銅板から作ってもいいですし、あらかじめ加工してある銅板を選んで作ることもできます。(材料代は1000円前後のものが多いそう)
こんなブローチなんかも作れるそうです。(販売もされています)
ここからは、ひまわり七宝 理事長の宮川さんにお話をうかがいました。
― 手軽に体験できてビックリしました。
今日は初心者向けのものを体験してもらいましたが、だんだん凝ったものを作りたくなってきますよ(笑)
― こちらは元々は障害を持った方の福祉作業所だったんですね?
はい。今は特定非営利活動法人として、障害を持った人も、お年寄りも、若い人も色んな人に来てもらって創作を楽しんでもらえる交流の場所になっています。
― 交流の場所として歩み出した理由はなんでしょう?
障害を持った人だって、色んな人の中で生きていくでしょ?
ここには知的障害を持った人や精神障害を持った人も来られますが、創作を楽しむ中で自然に交流できればと思っています。
― 読者の皆さんにひとことお願いします。
七宝焼きはとても魅力的な伝統工芸なので、ぜひ気軽に体験しに来ていただければと思います。難しいことは考えずに、創作を一緒に楽しみましょう!
いかがでしたでしょうか?
興味を持った方は難しく考えずに、気軽に楽しめる雰囲気ですので、この記事をキッカケにぜひ体験していただければと思います。
七宝焼き体験は要予約なので、お電話でご予約のうえご体験くださいねー!
ひまわり七宝
住所
枚方市招提平野町8-48(→地図)
電話(FAX同じ)
072-867-0251(※体験は要予約)
営業日
毎週 火〜金
営業時間
10時〜12時/13時〜15時