摂南大学薬学部の北谷和之講師らが卵巣がんに関する新たなメカニズムを見つけたようです。
今回、治療後の経過あるいはその見通しが良くないと言われている「卵巣がん」における、がん転移の新たなメカニズムとして、脂質の1種であるセラミドを生成するセラミド合成酵素2(CerS2)ががん細胞の運動能、転移を産む能力のあるがん細胞を抑制することが新たに見い出されました。
このことを明らかにしたのは摂南大学薬学部の北谷和之講師・東北大学大学院医学系研究科の八重樫伸生教授・金沢医科大学総合医学研究所生命科学研究領域の谷口真講師らの国際共同研究グループ。
(摂南大学 枚方キャンパス)
「卵巣がん」が婦人科悪性腫瘍の中で最も予後不良ながんと言われる原因である「がん転移」のメカニズムが解明されたとなると、卵巣がんだけでなくさまざまながんに対する新しい治療薬の開発に大きく貢献できることが期待されるようです。
「卵巣がん」だけにとどまらず、全てのがんと戦う人を助けられるきっかけとなりそうなこの研究。
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