シューゲイザーバンド「cruyff in the bedroom」のボーカルで枚方出身のハタユウスケさんにインタビューしてきました!
香里丘高校出身のハタユウスケさんとヒロナカヒデユキさん、そして秋田県出身のサンノヘシゲカズさんの3人組のシューゲイザーバンド。(→Wikipedia)
cruyff in the bedroomはシューゲイザーの中ではキングオブシューゲイザーと称されるほどの、日本を代表するバンドです。
以前取り上げた際にお世話になりまして、音源の発売が近いということでお話を電話で伺ったかたち。では早速インタビューをどうぞ!
枚方との関係について
(※映画「話す犬を、放す」の監督である熊谷まどかさんで香里丘高校出身)
(※漫画家の瀬口忍さんのこと。以前インタビューしました)
稲中卓球部のエンディングテーマを担当したTHE ZIP GUNS時代から
(かつてこのビルの9階にライブハウス「ブロウダウン」がありました)
そこからはいろんな出会いがあって、22歳か23歳の時に東京に出たんですよ。
そこからはもう東京に出っぱなしですね。
当時メールとかなかったでしょ。
だから業界の人から声かかっても電話のやり取りになるんで進まないんですよ。
それもアホらしいから全然デビューできひんやんみたいな感じになって、もう東京行った方が早いわって行ったらもう一瞬。最初のバンドでデビューした時は1995年の時でした。
ドラムの子はこっちにおるんですけど。
ベースはまだいまだに一緒にバンドやってるから。
東京にいる3人はたまに会ったりしてますよ。
枚方の思い出とひらパーグッズのウケ
地元に帰るみたいなそういう見出しのページを作ってもらって、で、ブロウダウンに顔出して。
でも相変わらずでした、その時も。
ブロウダウンには僕高1から出てるんですよ。
先輩のバンドに入ったから、みんなより早めに出られたんですよね。
そこからはもうずーっと。節目節目ではブロウダウンでやりましたし。
大晦日とかも毎年出てたし。
でも初めてワンマンやったんは…難波でした(笑)違いますね(笑)
今は香里丘高校がどういうポジションなのかまったくわからないんですけど。
当時は僕でも入れたんで(笑)
山の上やしどの駅からも遠いし。
東香里らへんから来る子らは急な坂下りてまた入っていかなあかんからめんどくさいと思うんですよ。
校門までのストロークもすごい長いからあそこでまためんどくさいですもんね。
学校サボってると先生来るんですよね(笑)
今一緒にバンドやってるベースの子も僕と反対側で、グリーンヒルってあるじゃないですか。
グリーンヒルなんですよ、あいつ。
(※ベースのヒロナカヒデユキさんも枚方出身)
グリーンヒルには友達いっぱいおったから。
あの辺のどこかに行くとチェックが入りましたね(笑)
いつも年に何回かはライブしに行ってたんですけど、なんか全然帰れなかったんですね。
で、まぁせっかくやし親の顔も見てないから帰りました。でひらパーへ行きました(笑)
あとちょっとだけひらパーの前に大きい道あるじゃないですか。
21歳か22歳の時に1年か2年ぐらいなんですけど。
その時もまだ僕が知ってる古いひらパーだったんで。
さだ神社には行ってないです。あまりに近場すぎて。
せっかく帰ったから京都でも行こかなって。
枚方って位置が微妙じゃないですか、大阪と京都で。
すごい中途半端なポジションにいるのがいつも僕の売りになってます(笑)
どっちにも行けるって(笑)
香里園から小6で引っ越したんで。
あ、そういえばこないだひらパー行った時ひらパートート買ったんですよ。黒いやつ。
それもみんなめっちゃ反応しますよ。
お土産で買ってったら良かったっていうぐらいひらパーの食いつきがハンパない。
若干バカにされるじゃないですか。
その感じがやっぱ愛されてるんやろな〜ってすごい思いましたし、どうでもいいですけどひらパーグッズこんなに喜ばれるんや思いましたよ。それもあげたんですけど、他のみんなも欲しがってました。
デザイン的にも衝撃のカッコ悪さなんで。僕はその外しの感じが好きなんですよ。
だから関西人はみんな笑いますよ。東京の人は何それって言いますよ。
「遊園地限定」って書いてあるんですよ。
何を限定やねん思て(笑)
何を言うてんねんっていう感じのやつなんですけど(笑)
それいいですよ。もうおすすめですね。
あそこにありました。あと超ひらパー兄さん園長のイスで写真撮ってFacebookの今年のご挨拶にしました(笑)
食いつきすごかったですけどね(笑)
次のひらパー兄さんなるしかない、みたいな(笑)
どうやったらなれんねやろーって(笑)
枚方のポジションがかなりいいですよ。
ハタさんの最近のお仕事〜ニトロプラスとアイドル〜
僕もそこまで詳しいわけじゃないんですけど、ニトロプラスのシュタインズゲートってゲームとアニメが好きやったんで、おーー!ってなりました。
ゴジラのなんでやってんねやろ?って不思議やったんですけど。
その方といまだにすごい仲良くて、その方からなんか新しいゲームを作るっていう話があって。
バイオさん(原作者)がシューゲイザーでやりたいって言ってはるって呼んでもらったんですよ。
びっくりしましたけど。17曲てどないやねん思て(笑)
早いとこ作ります!って言うてどんどん作っていったら、最終的にちゃんと形になったんで。
いやでもあれはうれしかったですね。久々にでかい感じの仕事やったんで。
ドッツトーキョーっていう、今結構すごい人気出てて。
点が9個でドッツトーキョーって読むんですけど。
めっちゃおもろいのが、この子らってシューゲイザーアイドルって名乗ってるんですよ。
さらにメンバー5人おるんですけど全員目隠してるんですよ。
ゲームの方は個人で受けた仕事なんで、演奏は僕がやったりとか違う人に頼んだりしてるんですけど、ドッツトーキョーの方はバンドでやりました。
でも急に一気に来たからまじか?!思て。
これ続いてないのが問題なんですよ(笑)
シューゲイザーって言ってるから。
高円寺Highっていうライブハウスがあるんですけど、そこでイベントを毎月やってて、シューゲイザーのバンドばっかり6バンド集めてライブするっていうのを毎月やってるんです。
Twitterより写真↓
11/24(土・夜)
Rave on Vol. Final
会場:DESEO mini with VILLAGE VANGUARD
時間:OP/ST 1700/1735
料金:前/当 2500/3000+1D
共演:
代代代
nuance
HAMIDASYSTEM
OA:毒島大蛇
チケット:Livepocket(※運営予約不可)https://t.co/Zg6aj93INX
※10/13(土)12:00より発売開始
入場順:整理番号順 pic.twitter.com/GaNfV047SW— ・・・・・・・・・運営 (@tokyo_tsukurou) 2018年10月8日
ほんで主題歌からとか先に入るじゃないですか。ほんで主題歌作ったらかっこよすぎるって言われて。もうちょっと歌もんにしてくれって言われて(笑)
まじで?!と思って、その直後にアイドルの仕事が来たから、もうそのモードやったんで歌もんで作ったらかわいすぎるって言われて(笑)もうちょっとかっこよくしてくれって(笑)
完全に俺の目論見逆やったって(笑)
で、ドッツに関してはもっとメロウやったんですけど、あ、その(アルバム)2曲目のやつなんですけど。もっとメロウやったんですけどそれをちょっと整理してかっこいい方に寄せて。
モジカ(エロゲ)の方はめっちゃポップに寄せて。
リンゴ・デススターが友達。元19 岩瀬敬吾の曲も新譜に入ってる
―今回のアルバムについてこだわったところとかあれば教えていただけますか?
その流れでコロムビア、メジャーが僕らのとこに声をかけてくれて、クライフでCDを出してくれへんかって言われたんですけど、ちょうどアルバム出したばっかりやったんですよ。
で、そんなん最低2年はかかるから無理って言って、でもせっかくやからなんかやろうってなってコンピの話をこっちから振ったんです。ちょうどイベント始めたばっかりやったんで。
その時ってシューゲイザーが盛り上がってて渋谷のTSUTAYAのレンタルのコーナー1個を俺にくれたんですよ。
それ作ったりとか、雑誌の取材もすごい多かったりとか、ちょうど10年前はシューゲ盛り上がってて。
それならそのタイミングでコンピ出そう言うて。
で、そこから10年間地道にやってたんですけど「あ、10年経つやん!」っていう感じなって。
「これなんかせなあかんで」っていうムードになって。
それやったらコンピ出すのが、10年経ったら絶対シーンも変わってるからなんかやった方がいいなと思っていろんなバンド、アジアのバンドとかにも声かけて新しいアルバムができました。
友達の横浜のバンド「broken little sister」がアジアのシーンとかなり深く繋がってまして、こっちでももちろん頑張ってるんですけど、そこの子らが最初に台湾行かへん?って誘ってくれて、ほんで1回目行ったらめっちゃ人入ったんですよ。
まぁ渋谷のクアトロぐらいやからキャパ的に600とかそれぐらいやったと思うんですけど、そこ満タンなって。びっくりして。でも2年後行ったら全然100人ぐらいしか入らんかったんですけど(笑)
それ2015年やったんですけど、まぁそこから台湾のシーンとも仲良くなって、やっぱり似たような音楽好きな子いっぱいおるんで。
今アジアの話してますけど、アメリカとかロシアとか全然仲いいバンドいっぱいいますし。
だから日本来ると一緒にやったりとか。
僕らはさすがにアジア以上には飛んでいけてないんですけど。
逆に人気あるバンドがこっち来てくれたら僕のイベント出てくれたり、僕らと対バンしたりとかよーしてます。
で、14周年の時、6年前に僕らはトリビュートアルバムを出したんですよ。
メンツは日本人ばっかりで、友達バージョンとシューゲイザーバンドバージョンで2枚出したんですけど……
あとそのリンゴ・デススターもアルバムに参加してくれてるんですよ。
そういう横のつながりはシューゲバンドはありますね。
チリのバンドとかもそうやし。結構いっぱいいますね、仲良くしてもらってるの。
だから「この曲やって」とかリクエストされるんですよ。ほんでやったりとかしますけど。
そういう意味でいわゆるJ-ROCKと違うのは、世界の人らと薄くともつながってはいますね。
それがシューゲイザーっていうジャンルの強みかなという気がします。
アジアなんかほんまそうですからね。上海とかでもシューゲのイベントやってるし。
ちょっと人がよーさん入る年があってあかん年があって、みたいなのはあるんですけど。
なんかようやくニッチの中でも認知されてる感じはしないでもないです。
JUNGLE LIFEの対談でシューゲの対談をやったんですけど、それをドッツトーキョーの子らと一緒にやったんです。そこでもシューゲの話とかしてて、印象はシューゲが緩やかに認知されてきてる気はするよねーみたいな話で。みんなで楽しい感じでした。
ユウスケ:あ、忘れてました(笑)
こだわりっていうか、10年ぶりにシーンっていうのがあればいいなと思って出したシューゲイザーのみのコンピです。
以上になります!
インタビュー中に出てきたとおり、cruyff in the bedroomさんによるコンピレーションアルバム「Total Feedback」が本日10月10日に発売されます!
ダイジェスト動画↓
いただいた告知文↓
パーティーコンパイルアルバム二作目となる今作は10周年を記念したアジアン・シューゲイザー・コンピ決定盤!
(日本、台湾、中国、全12組収録)
[Total Feedback 2018]
1,cruyff in the bedroom /SAYONARA SUICIDE
2.••••••••• /いくつかの夜、いくつかのさよなら
3.cattle/Kaleidoscope
4.plant cell/PINOT NOIR
5.DoZzz/羊水
6.Doodle/I can’t even
7.broken little sister/Falling Down
8.SPOOL/No, thank you
9.Al Van She’s Coming/風花
10.U.TA屋塔/Mist
11.RUBUR/LOGOS
12.LUCY’S DRIVE/This Sound Is To You
JCSS14-19 ¥1,500(税抜価格)+税
¥1,000 (DLのみ)
Only Feedback Record/PCI MUSIC
☆レコ発イベント
10/14(sun)
[Total Feedback 2018 Taipei Round]
TAIPEI PIPE
17:00/17:30
NT$600/800
10/27(sat)&10/28(sun)
[Total Feedback 2018 Tokyo Round]
KOENJI HIGH
17:00/17:30
3,000/3,500(両日共)
枚方出身のバンドによるコンピレーションアルバム!興味がある方はぜひ手にとってみてはいかがでしょうか!
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