「ひらパーグッズは東京にいる関西人の食いつきが半端ない」cruyff in the bedroomのVo.で枚方出身のハタユウスケが語る枚方の思い出

シューゲイザーバンド「cruyff in the bedroom」のボーカルで枚方出身のハタユウスケさんにインタビューしてきました!

cruyff in the bedroom(クライフイン・ザ・ベッドルーム)とは?

香里丘高校出身のハタユウスケさんとヒロナカヒデユキさん、そして秋田県出身のサンノヘシゲカズさんの3人組のシューゲイザーバンド。(→Wikipedia
cruyff in the bedroomはシューゲイザーの中ではキングオブシューゲイザーと称されるほどの、日本を代表するバンドです。

以前取り上げた際にお世話になりまして、音源の発売が近いということでお話を電話で伺ったかたち。では早速インタビューをどうぞ!

ハタユウスケさん インタビュー1
枚方との関係について

クライフイン・ザ・ベッドルーム-1810096
(香里丘高校)

―香里丘高校出身とのことでしたが、枚方市のどの辺りのご出身ですか?

ハタユウスケ(以下ユウスケ):学校のとなり、東中振です。

―となるとさだ東小学校とかですか?

ユウスケそうですそうです。ほんで枚二出身です。

クライフイン・ザ・ベッドルーム-1810097
(さだ東小学校)

―となると香里丘高校出身でしたら作曲家の酒井格さんとかと歳が近かったりしますか?
(※選抜の歌の編曲とかされてる方で香里丘高校出身)

ユウスケそんな方がいらっしゃるんですね。僕より前の先輩っていえば、1期が劇団☆新感線の橋本さんですよね。(※ひらつーだと橋本さとしさんは枚方をスヌーピーの形って言ってたと記事にしています

―え!橋本さんも!

ユウスケそれで3つぐらい上に昔RAZZ MA TAZZっていうバンドがいたんですけど、そのバンドのドラムの三村くんも香里丘高校出身で、香里丘高校は7期までで音楽とか芸能系に行ったんが3組おったんですよね。やたら多かったんですよ。

―そのようなことを香里丘高校出身の映画監督の方もおっしゃってました。
(※映画「話す犬を、放す」の監督である熊谷まどかさんで香里丘高校出身)

ユウスケあ、やっぱりいはるんですね〜。

―香里丘高校はバンドやってる方が多かったので、大阪芸大に行く人が多かったって言ってはりました。

ユウスケそうですね、芸大多いですね。

―チャンピオンで連載されてる囚人リクっていう漫画を描かれてる漫画家さんも香里丘高校出身で近めの年齢だったような。
(※漫画家の瀬口忍さんのこと。以前インタビューしました

ユウスケ先輩になるんですね。香里丘高校出身の有名人めっちゃいますね。

ハタユウスケさん インタビュー2
稲中卓球部のエンディングテーマを担当した
THE ZIP GUNS時代から

クライフイン・ザ・ベッドルーム-1810091
(かつてこのビルの9階にライブハウス「ブロウダウン」がありました)

―香里丘高校卒業してからはどんな経緯でデビューされたんですか?

ユウスケ結局そのまま進学もせず、それこそブロウダウンでやって、ブロウダウンがそこそこいい感じになったらブロウダウンのスタッフから市内に出してもらって。
そこからはいろんな出会いがあって、22歳か23歳の時に東京に出たんですよ。
そこからはもう東京に出っぱなしですね。

―それで24歳でデビューしたかたちですか?

ユウスケそうです。1年ぐらい準備期間があったから。
当時メールとかなかったでしょ。
だから業界の人から声かかっても電話のやり取りになるんで進まないんですよ。
それもアホらしいから全然デビューできひんやんみたいな感じになって、もう東京行った方が早いわって行ったらもう一瞬。最初のバンドでデビューした時は1995年の時でした。

―THE ZIP GUNSとしてデビュー、しかもあの稲中のエンディングテーマを担当されたんですよね?(※「行け!稲中卓球部」というヤングマガジンに連載していたギャグ漫画)

ユウスケそうなんですよ。笑えるでしょ(笑)

―曲を聴いてみたんですけどジャンルが全然違う感じやったんでびっくりしました(笑)

ユウスケその時に一緒にやってたメンバーもう帰りましたよ。交野に住んでます(笑)
ドラムの子はこっちにおるんですけど。
ベースはまだいまだに一緒にバンドやってるから。
東京にいる3人はたまに会ったりしてますよ。

ハタユウスケさん インタビュー3
枚方の思い出とひらパーグッズのウケ

―ブロウダウンの思い出とかありますか?

ユウスケデビューしてから全然売れんかったんで、昔パチパチっていう雑誌があってその雑誌の取材で枚方を巡るっていう企画やりましたよ。
地元に帰るみたいなそういう見出しのページを作ってもらって、で、ブロウダウンに顔出して。
でも相変わらずでした、その時も。

ブロウダウンには僕高1から出てるんですよ。
先輩のバンドに入ったから、みんなより早めに出られたんですよね。
そこからはもうずーっと。節目節目ではブロウダウンでやりましたし。
大晦日とかも毎年出てたし。
でも初めてワンマンやったんは…難波でした(笑)違いますね(笑)

―では枚方の思い出とか香里丘高校の思い出は?

ユウスケ高校の時はバンドばっかりでしたね。勉強できひんかったから(笑)
今は香里丘高校がどういうポジションなのかまったくわからないんですけど。
当時は僕でも入れたんで(笑)

ユウスケ信じられないですね(笑)
山の上やしどの駅からも遠いし。
東香里らへんから来る子らは急な坂下りてまた入っていかなあかんからめんどくさいと思うんですよ。
校門までのストロークもすごい長いからあそこでまためんどくさいですもんね。

―そう考えたら東中振あたりのハタさんは家からめちゃめちゃ近いですね(笑)

ユウスケ家めっちゃとなりでしたもん(笑)創価小のとなりのマンションだったんで。
学校サボってると先生来るんですよね(笑)
今一緒にバンドやってるベースの子も僕と反対側で、グリーンヒルってあるじゃないですか。
グリーンヒルなんですよ、あいつ。
(※ベースのヒロナカヒデユキさんも枚方出身)

クライフイン・ザ・ベッドルーム-1810092
(創価小となりのマンション、つまりは香里丘高校の目の前)

―それは近いですね(笑)

ユウスケそうなんですよ。だからどっちかの家にいるんで。
グリーンヒルには友達いっぱいおったから。
あの辺のどこかに行くとチェックが入りましたね(笑)

クライフイン・ザ・ベッドルーム-1810095
(グリーンヒル)

―おもしろいですね(笑)そういえば、つい最近枚方に帰ってきたっておっしゃってましたよね?

ユウスケそうなんですよ。正月めっっちゃ久々に帰ったんですよ。

―何年ぶりぐらいに?

ユウスケバンドで大阪に行かなくなってて、3年か4年ぐらいですかね。こんな機会めずらしいです。
いつも年に何回かはライブしに行ってたんですけど、なんか全然帰れなかったんですね。
で、まぁせっかくやし親の顔も見てないから帰りました。でひらパーへ行きました(笑)

ひらパー-1810091
(ひらかたパーク)

―ひらパーは変わってましたか?

ユウスケ全然違うもんになってましたよ。でっかい観覧車があるぐらいで、あとは全部変わってました。

―それはひらパーにサル山とかがある時代のことですかね?

ユウスケそうですそうです!さすがですね(笑)
サル山の下とかイノシシとかいましたもん。臭かったですもん。

ひらパー猿山
平成の最初の方のひらかたパークの猿山などの写真よりサル山前)

ー臭いのは僕もちょっと記憶あります(笑)

ユウスケそれこそ菊人形があって東映まんがまつりがあって、の時代です。

―それからだとだいぶ変わってますよね。

ユウスケもうびっくりしました。あまりにきれいになってて(笑)
あとちょっとだけひらパーの前に大きい道あるじゃないですか。

―屋台とか出てる?

ユウスケそうですそうです!その屋台とか出てる横のアパートに一時期住んでたんですよ。
21歳か22歳の時に1年か2年ぐらいなんですけど。
その時もまだ僕が知ってる古いひらパーだったんで。

クライフイン・ザ・ベッドルーム-1810098
(該当の通り)

―たしか1995年ぐらいに広告代理店がなんか変わって、そこからひらパーも変わってったみたいな。

ユウスケあーーなるほど!もう全然きれいでしたね。衝撃でしたよ。なんやこれ思て。

―ひらパー以外にはどこか行かれましたか?

ユウスケ伏見稲荷ぐらいですね。
さだ神社には行ってないです。あまりに近場すぎて。
せっかく帰ったから京都でも行こかなって。

枚方って位置が微妙じゃないですか、大阪と京都で。
すごい中途半端なポジションにいるのがいつも僕の売りになってます(笑)
どっちにも行けるって(笑)

―昔枚方でよく行ってた場所とかありますか?

ユウスケやっぱブロウダウンでしたね。あとリハスタとか。バンドばっかりやったんで。
結局活動し始めると大阪市内に行くから、それこそ大昔やったら城天とかもやってたし。
シャ乱Qとかあの辺の時代ですね。

―バンド始める前の小中学校の時はどの辺によく行かれてたんですか?

ユウスケ僕小学5年まで寝屋川なんですよ。香里園なんですよ。
香里園から小6で引っ越したんで。

あ、そういえばこないだひらパー行った時ひらパートート買ったんですよ。黒いやつ。
それもみんなめっちゃ反応しますよ。

―東京でそんなひらパーが人気なんですか?(笑)

ユウスケいや誰も知らないですけど、僕仲良くしてる人で関西の人いっぱいおるんで。

―なるほど、関西の人は食いつきますね(笑)

ユウスケなんやそれ?!!って(笑)
お土産で買ってったら良かったっていうぐらいひらパーの食いつきがハンパない
若干バカにされるじゃないですか。
その感じがやっぱ愛されてるんやろな〜ってすごい思いましたし、どうでもいいですけどひらパーグッズこんなに喜ばれるんや思いましたよ。それもあげたんですけど、他のみんなも欲しがってました。

デザイン的にも衝撃のカッコ悪さなんで。僕はその外しの感じが好きなんですよ。
だから関西人はみんな笑いますよ。東京の人は何それって言いますよ。
「遊園地限定」って書いてあるんですよ。
何を限定やねん思て(笑)
何を言うてんねんっていう感じのやつなんですけど(笑)
それいいですよ。もうおすすめですね。

―じゃあ僕も今度寄ったら見てみます。

ユウスケ見てみてください。入ったとこに立派な物販コーナーあるじゃないですか。
あそこにありました。あと超ひらパー兄さん園長のイスで写真撮ってFacebookの今年のご挨拶にしました(笑)

食いつきすごかったですけどね(笑)
次のひらパー兄さんなるしかない、みたいな(笑)
どうやったらなれんねやろーって(笑)
枚方のポジションがかなりいいですよ。

ハタユウスケさん インタビュー4
ハタさんの最近のお仕事〜ニトロプラスとアイドル〜

―ハタさんが最近ニトロプラスさんのお仕事をされてるって聞いて、すごいびっくりしました。
僕もそこまで詳しいわけじゃないんですけど、ニトロプラスのシュタインズゲートってゲームとアニメが好きやったんで、おーー!ってなりました。

ユウスケ僕も全然知らんくて、パソコンがそもそもMacやからWindowsのゲームができないんで。ゲームってまったく知らんくて。

―ニトロプラスさんって結構著名なブランドというか。

ユウスケ大手らしいです。

―あの虚淵玄さんの会社ですよね。魔法少女まどか☆マギカとか、最近やったらアニメのゴジラの脚本書いてた人なんですけど。

ユウスケあ!ありましたありました!ニトロプラスの事務所行った時ゴジラのやってました。
ゴジラのなんでやってんねやろ?って不思議やったんですけど。

―そのニトロプラスの曲を担当されてはるっていうのですごいびっくりしました。

ユウスケまぁ僕がやってるのはエロゲの曲なんですけど(笑)
(※2018年7月に発売されたニトロプラスの「みにくいモジカの子」というエロゲ。リンク先R18注意)

―ニトロプラスはもともとエロゲベースの会社やったみたいな話ですよね。

ユウスケそれこそ大阪住んでる頃に東京までライブしに行ってたんですけど、今でもある老舗の新宿ロフトでバイトしてた方がプロミュージシャンになってまして。

その方といまだにすごい仲良くて、その方からなんか新しいゲームを作るっていう話があって。
バイオさん(原作者)がシューゲイザーでやりたいって言ってはるって呼んでもらったんですよ。
びっくりしましたけど。17曲てどないやねん思て(笑)

―17曲となるとアルバム作るより大変そうな(笑)

ユウスケまぁでも納期的にすごい余裕あったんで。
早いとこ作ります!って言うてどんどん作っていったら、最終的にちゃんと形になったんで。
いやでもあれはうれしかったですね。久々にでかい感じの仕事やったんで。

―僕も驚きました。

ユウスケあとアイドルもやってますよ。

―そうなんですか?

ユウスケアイドルものの曲もやったりしてます。
ドッツトーキョーっていう、今結構すごい人気出てて。
点が9個でドッツトーキョーって読むんですけど。

めっちゃおもろいのが、この子らってシューゲイザーアイドルって名乗ってるんですよ。
さらにメンバー5人おるんですけど全員目隠してるんですよ。

―シュールな感じですねそれ(笑)

ユウスケ赤坂ブリッツでワンマンしたりとかしてます。今度渋谷のWWW X、でかい方でワンマンありますね。

―検索したら出てきました。文字を見て思い出しましたけど今回出される新譜の2曲目の方ですよね、アルバムの。

ユウスケそうですそうです!僕が書いた曲なんですよ。で演奏は担当して。
ゲームの方は個人で受けた仕事なんで、演奏は僕がやったりとか違う人に頼んだりしてるんですけど、ドッツトーキョーの方はバンドでやりました。

―コンセプトとか、すごい尖ってますね(笑)

ユウスケめったに来ないんですよ、こんな仕事。
でも急に一気に来たからまじか?!思て。
これ続いてないのが問題なんですよ(笑)

―問題(笑)でもすごいですね。

ユウスケ楽しいですね、アイドルものやるの。なんか一緒によーやってます。
シューゲイザーって言ってるから。

高円寺Highっていうライブハウスがあるんですけど、そこでイベントを毎月やってて、シューゲイザーのバンドばっかり6バンド集めてライブするっていうのを毎月やってるんです。

―Total Feedbackってイベントですか?

ユウスケそうそう!それのコンピレーションアルバムなんですよ。
10周年なったんでコンピ出してってことで、そのイベントにもドッツトーキョーはよー出てくれてます。

―ドッツトーキョーの今写真見てるんですけどすごいなーと思って(笑)シュールな感じが(笑)

Twitterより写真↓

ユウスケみんないい子ですよ。界隈では相当有名ですね。

―曲は思いっきりシューゲイザーなんですか?それともちょっとアイドルに寄せてる感じなんですか?

ユウスケこれは裏話なんですけど、ゲームの仕事が先に来たんですよ。
ほんで主題歌からとか先に入るじゃないですか。ほんで主題歌作ったらかっこよすぎるって言われて。もうちょっと歌もんにしてくれって言われて(笑)

まじで?!と思って、その直後にアイドルの仕事が来たから、もうそのモードやったんで歌もんで作ったらかわいすぎるって言われて(笑)もうちょっとかっこよくしてくれって(笑)
完全に俺の目論見逆やったって(笑)

―それを交換したみたいな感じになるんですか?(笑)

ユウスケいやいや(笑)曲自体はちょっとずつアレンジし直して。

で、ドッツに関してはもっとメロウやったんですけど、あ、その(アルバム)2曲目のやつなんですけど。もっとメロウやったんですけどそれをちょっと整理してかっこいい方に寄せて。

モジカ(エロゲ)の方はめっちゃポップに寄せて。

―この裏話は書いても大丈夫ですか?

ユウスケ全然大丈夫です。酒の席でもよー言うてます(笑)

―ありがとうございます(笑)

ハタユウスケさん インタビュー5
リンゴ・デススターが友達。元19 岩瀬敬吾の曲も新譜に入ってる

―今回のアルバムについてこだわったところとかあれば教えていただけますか?

ユウスケさっき言ってましたイベントが10周年で、ちょうど10年前にコンピ1枚出したんですけど、その時はマイブラが復活したところで日本にもシューゲイザームーブメント的なものが寄ってきてたんです。波が来てて。

その流れでコロムビア、メジャーが僕らのとこに声をかけてくれて、クライフでCDを出してくれへんかって言われたんですけど、ちょうどアルバム出したばっかりやったんですよ。

で、そんなん最低2年はかかるから無理って言って、でもせっかくやからなんかやろうってなってコンピの話をこっちから振ったんです。ちょうどイベント始めたばっかりやったんで。

その時ってシューゲイザーが盛り上がってて渋谷のTSUTAYAのレンタルのコーナー1個を俺にくれたんですよ。


―コーナーごと(笑)

ユウスケ一棚くれて1年ぐらいやってたんかなー。シューゲイザーの棚作ってくれて。
それ作ったりとか、雑誌の取材もすごい多かったりとか、ちょうど10年前はシューゲ盛り上がってて。
それならそのタイミングでコンピ出そう言うて。

で、そこから10年間地道にやってたんですけど「あ、10年経つやん!」っていう感じなって。
「これなんかせなあかんで」っていうムードになって。

それやったらコンピ出すのが、10年経ったら絶対シーンも変わってるからなんかやった方がいいなと思っていろんなバンド、アジアのバンドとかにも声かけて新しいアルバムができました。

―アジアのバンドも入ってるんですね(笑)そういえば台湾ツアーをやられるみたいな……

ユウスケあ!そうなんですよ!
友達の横浜のバンド「broken little sister」がアジアのシーンとかなり深く繋がってまして、こっちでももちろん頑張ってるんですけど、そこの子らが最初に台湾行かへん?って誘ってくれて、ほんで1回目行ったらめっちゃ人入ったんですよ。

まぁ渋谷のクアトロぐらいやからキャパ的に600とかそれぐらいやったと思うんですけど、そこ満タンなって。びっくりして。でも2年後行ったら全然100人ぐらいしか入らんかったんですけど(笑)

―それはブーム来てたんですかね(笑)

ユウスケどうなんですかね(笑)
それ2015年やったんですけど、まぁそこから台湾のシーンとも仲良くなって、やっぱり似たような音楽好きな子いっぱいおるんで。

シューゲイザーってジャンルは特殊で、やっぱりニッチな分だけ横のつながりすごいあるんですよ。

今アジアの話してますけど、アメリカとかロシアとか全然仲いいバンドいっぱいいますし。
だから日本来ると一緒にやったりとか。
僕らはさすがにアジア以上には飛んでいけてないんですけど。
逆に人気あるバンドがこっち来てくれたら僕のイベント出てくれたり、僕らと対バンしたりとかよーしてます。

―すごいですね、横のつながり。

ユウスケあとスマパンっているじゃないですか。スマッシング・パンプキンズ

―すみません、知らないです。洋楽弱くて。

ユウスケニルヴァーナとかあの世代で、神様みたいなバンドなんですけど、友達のリンゴ・デススターっていうテキサスのバンドがそのスマパンのツアーについていったりとか。ワールドツアーみたいなんに行ったりして。
リンゴ・デススターが日本に来る時とかはよく一緒にやったりとか、オフの日とかは遊んだりとかしてて。

―めちゃめちゃ仲いいじゃないですか(笑)

ユウスケそうなんですよ。めっちゃ仲良くて。
で、14周年の時、6年前に僕らはトリビュートアルバムを出したんですよ。
メンツは日本人ばっかりで、友達バージョンとシューゲイザーバンドバージョンで2枚出したんですけど……
そのうちFeedback Noiseってタイトルの方はシューゲイザーのバンドばっかりのアルバムで、Sensitive Melodyってタイトルの方は基本的にはシューゲじゃない友達のバンドばっかり。

―友達のバンドの方はJロック好きな僕でもわかるのが3つありました。GOING UNDER GROUNDさんとFREENOTEさんと、あと石田ショーキチさんってスピッツの編曲されてた方ですよね?

ユウスケそうですそうです。スピッツのプロデューサーやられてる方で。みんな仲良くしてくれてて。

―メンバー見てすごいなーって。

ユウスケ19の岩瀬敬吾くんとか。

―あ!そうなんですか!懐かしい(笑)ちょうど世代ぐらいです。

ユウスケけいごちゃんは19やめてから1人でやってるんですけど、ツアーに今から出るところで、そこのバンドのギターにうちのバンドのギターが参加してます。

―また横のつながりが(笑)

ユウスケ仲いいんですよ。昔一緒にフットサルやったりしてて。
あとそのリンゴ・デススターもアルバムに参加してくれてるんですよ。
そういう横のつながりはシューゲバンドはありますね。

すごいのが僕らのファンやとか言ってくれるんですよ。
一緒にやりたかった〜!とか言って(笑)そういう横のつながりがあるんですよね。

チリのバンドとかもそうやし。結構いっぱいいますね、仲良くしてもらってるの。

―グローバルですね(笑)

ユウスケいや、僕ら海外にそんなに出てないですけどね(笑)アジアしか行ってないですけど(笑)

―でも海外から来てくださってるってことですよね。

ユウスケそうですね。やっぱりインターネットとかなんでしょうね。YouTubeとか。
だから「この曲やって」とかリクエストされるんですよ。ほんでやったりとかしますけど。

そういう意味でいわゆるJ-ROCKと違うのは、世界の人らと薄くともつながってはいますね。
それがシューゲイザーっていうジャンルの強みかなという気がします。
アジアなんかほんまそうですからね。上海とかでもシューゲのイベントやってるし。

―現状アジアでシューゲブームが来てたりするんですか?

ユウスケいやたぶんブームっていうか緩やかな波は、その10年前にあったような波はあるんです。
ちょっと人がよーさん入る年があってあかん年があって、みたいなのはあるんですけど。
なんかようやくニッチの中でも認知されてる感じはしないでもないです。

―結構浸透してきてるっていう感じですか?

ユウスケJUNGLE LIFEってフリーペーパーあるじゃないですか。
JUNGLE LIFEの対談でシューゲの対談をやったんですけど、それをドッツトーキョーの子らと一緒にやったんです。そこでもシューゲの話とかしてて、印象はシューゲが緩やかに認知されてきてる気はするよねーみたいな話で。みんなで楽しい感じでした。

―すみません、最後に特にこだわった部分を……

ユウスケあ、忘れてました(笑)
こだわりっていうか、10年ぶりにシーンっていうのがあればいいなと思って出したシューゲイザーのみのコンピです。 


以上になります!

インタビュー中に出てきたとおり、cruyff in the bedroomさんによるコンピレーションアルバム「Total Feedback」が本日10月10日に発売されます!

ダイジェスト動画↓

いただいた告知文↓

東京高円寺HIGHにて毎月最終日曜日に開催されてるシューゲイザー特化イベント[Total Feedback]。
パーティーコンパイルアルバム二作目となる今作は10周年を記念したアジアン・シューゲイザー・コンピ決定盤!
(日本、台湾、中国、全12組収録)

[Total Feedback 2018]
1,cruyff in the bedroom /SAYONARA SUICIDE
2.••••••••• /いくつかの夜、いくつかのさよなら
3.cattle/Kaleidoscope
4.plant cell/PINOT NOIR
5.DoZzz/羊水
6.Doodle/I can’t even
7.broken little sister/Falling Down
8.SPOOL/No, thank you
9.Al Van She’s Coming/風花
10.U.TA屋塔/Mist
11.RUBUR/LOGOS
12.LUCY’S DRIVE/This Sound Is To You
JCSS14-19 ¥1,500(税抜価格)+税

¥1,000 (DLのみ)
Only Feedback Record/PCI MUSIC

☆レコ発イベント
10/14(sun)
[Total Feedback 2018 Taipei Round]
TAIPEI PIPE
17:00/17:30
NT$600/800

10/27(sat)&10/28(sun)
[Total Feedback 2018 Tokyo Round]
KOENJI HIGH
17:00/17:30
3,000/3,500(両日共)

枚方出身のバンドによるコンピレーションアルバム!興味がある方はぜひ手にとってみてはいかがでしょうか!

便利なまとめ記事をどうぞ!



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