くずはの道路下を走る巨大地下道の工事現場を見せてもらったらRPGの世界みたいでビックリ

くずは東公園からくずは中央公園までの地下に作っている「楠葉雨水貯留管」の整備工事の見学に行ってきましたので様子をお届けします。

くずは東公園にある出入り口的な

「楠葉雨水貯留管」とは…
名前のとおり、雨水を溜めておくための管。くずは地区の大雨による浸水被害の軽減を図るべく整備されている、全長1km以上にも及ぶ貯留管です。2023年1月に事業完了予定。詳しくは市役所のPDFをどうぞ。



PDFの地図ではこんな感じ↓

樟葉駅からくずは東公園あたりまでつづく、愛称市道くずはアベニューの地下を走るかたちです。

1枚目の防音ハウスの中に入ると、まず目に入るのがこの扇形の外側みたいなパーツが山積みになっていました。これは簡単にいうと、管の側面になるものです。

ここから地下へと、いかにも工事用という無骨なエレベーターで下におりていくと、管の中に入るための出入り口です。

その降りたところから上を見上げた写真。団地の5階くらいの高さがあった印象です。

個人的には全体的に無骨でありながらライトの煌めきもあって、FF7の魔晄炉を歩いているみたいで、テンションがあがりました。

ここからはもうずっと管の中というか、トンネルの中です。

そんなトンネルのスタート地点あたり。急勾配とあるとおり、くずは東公園から樟葉駅方面にいくのと同じで、坂道になっていました。

途中には以前見学に来たという楠葉南小学校の子どもたちによるメッセージ的なものが。

ただこのエリアで僕が一番伝えたかったのは……

爆音がすごいこと。

僕はもうパチンコ店の店内ですらNGなレベルの男なんですが、それが一定間隔で爆音がなるんです。

ビクッ!!!

ってなるほどの、すごいの。

人間、爆音が来るってわかっててもビクッてなっちゃうっていうのは面白い発見でした。

全然伝わらない動画でもどうぞ↓

いやほんと、ケータイはどんだけ音をマシにしてるねんって思う動画なんですが、ゴーン!ってなってるのがその音。僕的には常に雷クラスの轟音がなってました。

後々きいたら、掘った土を空気圧で出口の方へ飛ばしてる音なんだとか。すごい技術〜!

上記写真の右側はマス目状に穴があいていますが、これは交差点「楠葉中央」の下あたり。ここの管の中に府道18号線からも水が入ってくるように、流入管ができるそうでして、それ関係だと思われます。

そして800mくらい歩いたところで、ようやく地面を掘り進めているシールドマシーンのところまでやってきました。(取材は8月下旬で今の進捗はこんな感じ

「これがあの……シールドマシーン……っ!」

となりましたが、パッと見じゃ全然なにしてるかもわからず(笑)
ですがもう凄さと迫力はめっちゃ伝わってきました。「よくわからんけどすごい!」ってやつ。

このシリンダーとかがウィンウィンいって、土を掘り進めてるに違いない…そんな気持ちになりました。どうも回転させて土を削り取っていくっぽいです。

すぐそばにある機械室的なところで、シールドマシーンの操作をしてるようでした。
爆音の中にずっといてすごいな〜とただただ。
僕は1日いたら爆音で発狂する自信があります!(誇らしくない)

しばらくしたらトンネル内の線路を通って、トロッコ的なものがやってきました。

そう、乗っているのは入り口で見たトンネルの壁的なやつです。
これをちょっとずつ設置していって、このトンネルというか管を作っているんだとか。

帰り道はこのトロッコに乗って帰りました……というわけにはいかず、爆音の中徒歩で戻りました。往復1km以上のいい運動に。

以上になります。いやもう、僕の感想としては爆音が〜!になってしまうんですが、くずはの地下に今こんな巨大な施設を作っていて、それがこんな感じというのが伝われば幸いです。

くずはといえば元は湿地だったということもあって、浸水被害がこれまでにもあった地域

この工事が完了したら、今後はこういったことも起こりにくくなるのかもしれませんね!

工事は2023年1月に完了を予定しています。


便利なまとめ記事をどうぞ!



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